漫画感想:『ハロー、イノセント』34話 / 酒井まゆ
『ハロー、イノセント』34話 / 酒井まゆ
りぼん2023年4月号
前半パートは結以と名桜と遙夏の3人でバレンタインのお菓子作りというほのぼの(?)パートだったのに……。
ついにラスボス結以の父親が雪灯の前に登場。
一見人の良さそうなこの父親、結以の周囲を調べたり、つまり雪灯の前には偶然を装おって登場したりとキモイ以外の感想が出てこない。
尋常じゃないプレゼントの量とか結以の髪にふれるしぐさとかが親子じゃなくて恋人にするそれなんよ……。
ああ思い出しただけで寒気がする。生理的に受け付けない。
おそらくはこの父親、結以目当てで結以の母親と結婚したんでしょう。そしておそらく結以の母親は助けてくれなかった。それどころか結以に夫を取られたと思っているとしたら──。そりゃ家出もするわ。元カレ隆生の所に居た方がまだマシだって思うわ。
雪灯早く結以の父親の本性に気づいてー!と思うけれど、雪灯は結以の父親のこと良い人だと思ってそうだし、両親はいなくても家族とそれなりにうまくやっている雪灯に、結以のように家族はいても家庭内に居場所がない人がいることまで思慮がおよぶかどうか……。
またゆきゆいこじれそうだなあ……。