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創作資料集〜平安時代の着物などの資料集〜漫画・小説かきたい人向け


衣装まとめとか作ろうかとおもったんだけど挫折しました
素晴らしい情報源のサイトと本を紹介してるので詳しくはそちらで!

とりあえずメモがてら

①②③が宮中での仕事着、④狩衣は普段着、⑤⑥は庶民の服
あと肩に裂け目と袖括りの紐を入れていいのは④⑤のみ、冠かぶってるときに肩の裂け目は禁物です
帝はいつも正装で烏帽子はNG(上皇になってからはOK)など最低限のルールさえおさえておけばいいのかなと思うけど、人によって「最低限のルール」の目安もぜんぜん違うのでしょうね
(私などすごくいい加減で適当なほうだと思います)
余談ですが平安ファッションの話をしてると言いましても、貴族だけのことで、貴族というのは当時の日本人の人口の0.003パーセント以下、200人程度という説もありまして…
とんでもない格差社会で、その限定的な格上の世界でのみ文化や歴史が紡がれていて、大部分の人間が存在さえしないかのように扱われている……歴史というのは偏ったものだなと改めて思いましたわ

ざっくりの年表

前期
794年 長岡京から平安京へ遷都 なくよウグイス平安京
794年 漫画「阿・吽」のあたり 
797年 坂上田村麻呂さんが征夷大将軍
825年 在原業平さん、小野小町さん誕生(諸説あり)
860年 漫画「応天の門」のあたり
804年 空海さんと最澄さんが遣唐使船で出航
838年 最後の遣唐使
864年(貞観6年)富士山が噴火、青木ヶ原樹海ができる
866年 応天門の変
中期
905年 古今和歌集
960年 夢枕獏さんの「陰陽師」この頃
980年 安倍晴明さん60歳くらい活躍中
996年 あの藤原道長さん、左大臣に!
996年 清少納言さん「枕草子」〜
1000年 彰子さん一条天皇の皇后に
1001年 紫式部さん「源氏物語」〜
後期
1156年 保元の乱
1159年 平治の乱
1160年 源頼朝さんが伊豆へ流される
1185年(いいはこ作ろう鎌倉幕府)
1192年(いいくに作ろう鎌倉幕府)

情報サイトの紹介

まずはこのサイトが有能すぎてすごいっていうサイト紹介!
最初の情報収集に最適です

刀剣ワールドさんの歴史情報網羅サイト

イラストなのもよい。源氏物語の解説ページなどもあってめちゃめちゃ有用なサイトですやん

奈良時代から明治時代まで広く網羅してます
貴族の衣装だけでなく、庶民の服、時代ごとの鎧なども見れる!

こちらは喉から手が出るほど(?)行きたい、風俗博物館(京都)の姉妹サイト、飛鳥時代から室町までの服飾をひたすらストイックに紹介してくれています
商売っけがなくて、無料でこんなに見せてくださるの?いいの??って気持ちになります

写真すごいよね!人形ほしい くるくるまわして全方向みたい!!!

本家。風俗博物館のサイト
まじで行きたい。あと源氏物語ミュージアムも行きたい。京都いいなぁ。

↑こちらも風俗博物館のサイト。
新しいバージョンの片隅にひっそり存在していて、もしかすると昔のHPを残してくださってるのかもしれない
貴族のお住まいの様子、年中行事、服飾についてもことこまかに紹介してくれていて、過去バージョンのHPが残されているだけだとしても内容がすばらしいので永久的に残してほしいと思う

ここをざっくり見るだけで平安博士になれそうな充実ぶりなんすよ

↑は平安時代の詳細な着物のルールについて詳しいサイトです
平安ファッション事情って、「この役職の人はこの柄の着物を着ましょうね〜」「この色にはこの色を合わせましょう」みたいなルールが異常にややこしいのです
時代考証や当時の決まりをきちんと再現するには、そういったことも調べてチェックしないといけない・・・らしい

(小声)私は基本的にルールや時代考証はすっとばして、それっぽい画面が作れたらOKというおそろしくゆるいスタンスでやっています!
だって別に気にならないんだもん、昔の服が間違った造形で描かれてても、私はまったく気にしないもん・・・
平安時代に詳しくなりすぎたら、そういうことが気になってしまうのかもしれないですね
そういえば絵に厳しい漫画家さんが、「他人の漫画のデッサン狂いやパースの違和感が気になって純粋に漫画が楽しめない」と嘆いていたけど、、、、
秀でた知識人ならではの悩みだなぁと思いました
いや性格の問題かしら?どれだけ正しい人体構造の知識があっても、天才絵師でも、他人の漫画のデッサン狂いが気にならない人も多いと思うし
こだわるのは素晴らしいことですが、その執着が手枷足枷にならなければいいなぁとは思います

平安っぽい絵の描き方講座

あとでちゃんと見て勉強&練習しようと思った!

https://oekakiart.net/kouza/oebwaza11/
投稿イラスト講座vol.11『着物の構造と描き方2』


書籍の紹介

絵、漫画の資料集

絵を描くときにすごくすごく役立ってる本
(まだ持ってないので欲しい本も入ってます!)

あと柄トーンが必要すぎてこのあたり使ってます

もうみんなずーーーと同じ着物きてたらいいと思ってますけどね
柄なんて同じでもいいやん
着回しコーディネイトしていいじゃん・・・
ファッションセンスゼロ人間なので時代物に限らず、現代物でも、ファッションを論じる漫画でもない限り、このキャラはずっとTシャツ、この人はスーツ、この人はパーカー、みたいなのでいいと思ってて
うん、まぁもう少しは衣装に頓着するように心がけようと思いまする

ノンフィクション本(資料・勉強用)

この著者さんが好き。このシリーズは1日の暮らしぶりが目にうかぶように作られてて、こういう本がみたかった!と思いました

現代日本にもテロリストもいればまじめなリーマンもいるように、いつの時代もいろいろな人がいるのねってことでいいのかしら

キャッチーなタイトルだが内容はシンプルな平安時代の人物図鑑

平安時代を舞台にした漫画、小説

平安時代がよくわかりそうなおすすめ漫画など
源氏物語と陰陽師ものはまた後日紹介します!

まずこのシリーズ
小説も漫画もめっちゃ面白い。ヒロインが強い!
90年代くらい、平成初期くらいの作品ということなので時代を象徴しているのかしら、女性パワーみたいなものをすごく感じる
令和のブームって「イケメンを推すヒロイン」「溺愛されるヒロイン」「虐げられていたヒロインがヒーローによって幸せになる」というのが多いのかな?と感じていたときに一気読みしたので、なんともいえない爽快感を感じた!好き!
当然やけど、作品というものは執筆された時代のムーブメントに強い影響を受けるのでしょうね、知らず知らずのうちに…
(こういうのは、あくまで個人の感覚ですし、私がみてる漫画が偏ってるのもあると思いますが)

いわゆる学習漫画で、なんと600ページ以上もある
1首ごとに丁寧に解説と美麗なフルカラー漫画がついていて、色々な作風が見れるのもうれしい 解説コラムもよい(子供向けの学習漫画を愛読する大人ですみません😅)

これも百人一首。アニメもよかった なんか色気あっていいよね

菅原道真と在原業平の凸凹バディもの

いまどきのキラキラJKが平安時代にタイムスリップする、ガチ少女漫画でガチ平安!

好みそうなバディものだなと思ったらドンピシャでした!

登場人物の言葉遣いが古語なのにすらすら読める不思議な作風
時代考証力が凄まじい・・・

腐女子必読の書↑平安時代のリアルBLを史実に基づいて、萌えころがりながら教えてくれる

その他いろいろ

↑平安時代のお着物を売ってる本物の和服屋さんのサイト
コスプレ用じゃないので、お値段がとってもかわいくないですが写真を見てるだけで楽しい

受験勉強用サイト?めっちゃわかりやすくまとめてくれてます

京阪電鉄のサイト 京都愛があふれてて好き
リンクは「第百七十七回 京の有職文様(ゆうそくもんよう)」

こういう動画がたくさんあってありがたい時代だなと・・


映像作品など

↑こちらはイベントはもう終わってるんだけどリンク集としてよいので

見たいもの、見ねばならないもの、気になるもの、仰山ありすぎて、大変ですね
ところで、お気づきでしょうか
このページ、「平安時代」の話をしながら「源氏物語」と「陰陽師」にいっさい触れていません
なぜかというと、それぞれに関するものが多すぎて、このページの倍くらいになってしまいそうだったので別のページにまとめることにしたからです

というわけで、「源氏物語」と「陰陽師」のページをまとめるのも時間かかりそうです
そもそも、まとめる必要あるのかしら・・・?
必要も需要もない気がしますけど、まぁそのうちやりたいです
よかったらまた見てくださいね!


※コメントは気づかないことが多いのでご用がありましたらXのほうへご連絡くださいませ
ふつうの漫画や情報発信、日常のボヤキなどいろいろ書いてます

https://twitter.com/AokiOrca


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