パパへ「育児をゲーム化しよう!」産後クエストのご紹介
今から10数年前、若かりし日の私の夫は
一番上の子の両親学級に参加したときに
「子育て頑張るぞ!」
とやる気満々で挑んだのだが、担当講師の
「ママが~」「ママは~」
という、ママにしか発信していない《パパはあくまでも添え物》という講義の進め方に非常に心が折れたという。
・・・・・・
昨年、ひょんなことから私は《両親学級プランナー》の資格を取ることになりました。
その試験でもある、オリジナルの両親学級講座(両親学級講座の内容は実は自由に作っていいらしい)の資料を作成し、夫に
「こんな感じで進めようと思うんだけどどう?」
と見せたところ
「悪いけど、はじめの1ページから聞く気がしない」
と辛辣な意見をもらい、冒頭の話を聞いたのです。
私は夫の意外な一面を知ったと同時に、そんな風にやる気をぼっきり折られた他のパパさんもたくさんいるのだろうな…と思いました。
そして
「じゃあどんな両親学級だったら聞いてみたい?」
と聞き、夫にヒアリングをしながらこの産後クエストは誕生しました。
今はずいぶん男性の育児参加(参加という言葉もやめようという声が上がっているらしい)も増え、パパが育児をしている姿も長女が生まれた15年前に比べたら激増しました。
イクメンという言葉は令和に似つかわしくない今
若かりし頃の新米パパだった夫に向けて作ったこの産後クエストは
ゲーム用語が出てくるので少々わかりづらかったり
「ここまで言わないとパパは理解しないのか」
と落胆されることもあるかもしれません。
しかし男性(特にTHE九州男児思考で育った夫)の気持ちはやはり女性である私にはわからないのです。
なので、正解はわからないけれど夫がこの資料を見て喜んでくれたので、もしかしたら少しでもどなたかのお役に立てるかもしれないと思いシェアします。
資料をそのまま見せても、画像だけ抜き出して見せてもいいですし
夫婦で書き込むワークもあるので、妊娠中に2人で価値観のすり合わせなども出来ると非常に良いかと思います。
私も夫と産後に喧嘩したことが何度もありますが
「君がそんな状態とは知らなかった」
というのが度々あり、やはり自分の状態を知ってもらう、相手の状態も知るということが産後(でもそれ以外でも)必要なのだと強く感じました。
「見ればわかるでしょ」
「察してよ」
では伝わらないなら、何度も何度も伝える。
関係を作り続けていくうちに、良い時も悪い時も全て2人の軌跡が長くつながっていく。私は夫とそんな月日を歩んでいきたいと思っています。
なお、姉妹品として
産後の夫婦用『家事・しんどさ共有シート』
お互いの愛情表現を知ることができる
愛情の5つの言語チェックシート
もありますので、ぜひ使っていただけたら嬉しいです。