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データ分析が仕事に人が経済学・金融に手を出す
市況予測が必要で経済学・金融を少し学んだ。データ分析の本については【データ分析の必読10冊+差をつける10冊+100冊超】データサイエンス、データ分析、機械学習関連の本 に書いているが、経済学・金融についてこちらに。理論の勉強というよりも市況予測は需要予測のために経済・金融指標をどう扱うかという視点にて。
計量経済学
中級『計量経済学 (y21)』浅野哲、中村二朗著 有斐閣
計量経済学の中級書の定番。理論を追求する場合の入門。重回帰、経済データの取り扱いなどが参考になると思う。
経済指標
初級『「名目GDPって何?」という人のための経済指標の教科書 (PHPビジネス新書)』小宮一慶著
経済指標を扱う必要が出てきた時にまず読むとよい。GDPは知ってるよという方もあらためて知ることが多いと思う。
同著者の経営指標の本も参考となる
初級・中級『ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール』上野泰也監訳
定番指標とはちょっとずらした玄人好みの指標の解説。
初級・中級『予測の達人が教える 経済指標の読み方』
日本の指標を中心として、指標にはどういった癖、性質があるか、どのように扱ったらよいかの参考となる。
中級『第7版 投資家のための 金融マーケット予測ハンドブック』三井住友信託銀行マーケット事業部編
私が読んだのは第5版だが第7版が出ている。経済金融指標が網羅されており、手元に置いておきたい。
中級『中国経済講義』
中国経済の構造的問題、経済指標の限界などを冷静に分析している。
市況予測などの場合中国経済の影響を強く受けると思われる。ただ、中国の経済指標は疑問符がつくと言われている(日本のほうがやばいのかもしらんけど)。本書を読んだだけで分析が進むものではないがお客様との雑談などで話題に出たときに対処できるのではないか。
感情的に煽る本が多くて実際のところが分からないのだが本書1冊読むと読まないとでは土台が違ってくると思う。