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『うあーパフォーマンスフェスティバルvol.4 ・東京』レポート /見定 菜月

7/14(日)うあーパフォーマンスフェスティバルvol.4が
秋田・東京・大阪各地の企画により開催されました。
https://note.com/aokidnoatokitota/n/n688fbfb1859c

「うあーの朝ごはん」に参加された見定 菜月さんによるレポートです。

うあーの主催を頼まれた時、無名の私がうあーを開催してうあーのブランドを下げてしまわないか懸念したが、開催1日前に頼まれたということは、自分が思っていたよりうあーは雑に始めてしまっても良いものなのかもと思い承諾した。ごはんを同時に炊くという秋田のノリをご提案いただき、ご飯を炊く行為をパフォーマンス作品に昇華しなければと考えていたが、パフォーマンスをするなら時間や方法などルールを定めて参加者と共有する必要があると思った。今回のうあーの宣伝は前日の夜になったため、誰が参加するかもわからず、先述したパフォーマンス作品に昇華するための術が閉ざされていると思った。こんな状態でうあーを開催して良かったのか、うあー終了後も悩んでいた。うあー当日は、最後まで私といとうさんだけしかzoomにおらず、パフォーマンスしようと思えばできたかもしれないが、宣伝の内容からしても途中で参加者が増える可能性もあった。二人でパフォーマンスを始めても、参加者に随時ルールを共有する方法も思いつかなかったため、オンラインでいとうさんとパフォーマンスや秋田の話をしながらご飯を作って食べる時間になった。会話の内容は、自分のいる美大と学生のお金の関係についてや、秋田のパフォーマンス事情、お米についてや、お互いの生活についてなど、主に自己紹介とうあー関連という感じだった。感想会にて、ご飯を炊く行為をパフォーマンスにしようとしていたことを初めていとうさんに伝えると、とても反省されていた。クリエイションとの距離の違いを感じた。また、うあーへの解釈の違いもあったと思う。うあーパフォーマンスフェスティバルへの私の解釈は、いつ何時誰にでもクリエイションの場が開かれていて、自然とみんながパフォーマンスの可能性を広げてしまっている時間だ。それを踏まえて、今回の東京うあーがうあーとして良い時間だったのか否か、わからない。開かれた場所にはできなかったように思う。

見定 菜月 けんじょう なつき
https://www.instagram.com/gohan_kenjo222
ものづくり、ごはん、身体を使って遊ぶことが好きです
見定 菜月さんの"うあーを感じる物" /渋谷

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