麻雀 ロックマン。
※フィクション。
無料給水施設(場末雀荘)にいくと、清らかな若者がいて
「あの子は新規かね?」
と水(いけてる炭酸水)を飲みながら店員に聞くと
「ああ『ロックマン』のこと?」
「なに?右手に大砲ついてるの?それともずーーーーっと6-9万なの?」
「いきなり6万負けたから。」
と、私の想像の斜め上をいく最悪のあだ名だった。
で、炭酸水を飲みながら東ラスでラス目のメンバーがいたので
「どれ‥おじさんが入って見ようか。」
と『ストリートファイター』の乱入するときの効果音を自分で言いながら卓にはいり、あっという間にトップになる。
その後もあがり続けると若者が
「これで終わりにします‥。」
「昨日から何も食べてないです。」
と言ってきたので
「ああ、じゃあラーメンでも食べる?おごるよ。」
といい
ラーメンをおごり
「まぁ、麻雀やってたら刺さるときはあるよ。」
といった。
前にも言ったがラスベガスではディーラーと同じぐらい大切な職業があるのだがそれは
『負けてる客を慰める人』
という人がいるのだ。
私も若い頃は散々奢られた。
なので、今度はこの子に奢ることにした
まぁこういうことをすると麻雀もツクだろうと後日また雀荘にいったら
私が六万刺さり、
ロックマンXというあだ名になった。