日記 136円
年下の友達と遊んだ。 彼はモテるし、女好きなのでスケベな店に行った。ピンクサロン、所謂ピンサロというところだ。 彼がそのお店にいってるときに私は一人、底辺らしく日高屋で酒を飲んでいた。行かなかった理由としてはその店が人手不足だからなのか、終電の時間が無かったのか‥後で説明するがまぁそんな所さ。ふ。
後日、彼が来店した
「先輩、いつも日記を見てます!」で、私が
「どうだった‥ぴ」
と、言うと口を塞がれ、小声で
「しー!先輩‥近くにいるおばさん、うちの近所っす!」
なので、紙で
『ピンサロ』と書くと、紙もくしゃくしゃにされ
「筆談もだめっす。」
と、言われた。この状態では言えない、書けないとサリバン先生に出会わなかったヘレンケラーみたいなになってしまった。 言えない、書けない、捨ててしまおう と書くとB'zの曲みたいだ。
「さ、お釣りを下され。」と言われたので、レジをみると
『136』とレジに表示してあった。
1はピンとも読めるので
「お客様、おつりの『136(ぴんさろ)』でございます。お客様だけ楽しんだ136円でございます。」
と答えた。
最近のレジは空気を読めるのか。
こんな使い手の心を読んでくれる何て、ダイの大冒険の武器みたいだ。
彼は
「こんな奇跡あります?」
と言っていた。これなら567とかのがマシだったかもしれない。
しかし、136というのは麻雀牌の数でもあるのでひょっとしたら麻雀を作った古代中国の偉人達は未来に託したメッセージなのかもしれない、と過ぎ去りし時代に思いを馳せる私であった。