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練習"道"最終日

"道"はChim↑Pom展『ハッピースプリング』に出品されていてあたかも公道のようにコンクリートをしきつめてそこに空間を作る。
今日はそこでやる最後のパフォーマンスをしに行った。
今日の回は申し訳ないけどこれまで協力をお願いしていた人にも頼まず、自分1人で動き出す、自分の動機から。そして一個のパフォーマンスを持っていくというのをやった。"Draw Road"というタイトルをその日思いついた。
このパフォーマンスは身の回りにあるものを使って"線をひこうとしていく"というのがコンセプトにあり、その上でずれてしまったり他の要素も入ったりしながらどこか線を意識するということが大事。
このパフォーマンスの中で絵を描いた紙をちぎりながら落としていくということがあり、これはドローイング、軌跡にもなるし振付の痕跡や根拠を一つずつ増やしていくような側面もあるかもと思いました。
パフォーマンスの中で声を"あー"と出すところがあって、1人で出しているというのは気持ち良さ(同時に抑圧的でもあるかも)もあることを少し気にしながらも引き続き体による音の変形、あるいは音から体の変形を感じるワークが思ったよりダンスかも。たまたま出会ったその身体と引き出された動きにまた改めて出会いなおそうと思うのだった。途中、人だかりなんて出来ていなかったのにいつの間にか出来ていて、その待たれているかのような"間"を錯覚してすっとばして動き出そうとしちゃったのが反省。でもそれに、人に、引っ張られながらもパフォーマンスをしていく。みんなの(みんなの、って大きく出たw)顔、一つ一つのコンタクトをとれるようなやさしさを感じて、自分は今人と一緒にいれているとか思って。それでダンスをさらに展開していく。
裸足で今日はやっていて、まっくろ。
終わったあとに話しかけてくれる人がいたりして。
高校生がビビりながらも話しかけてきた、それで一緒にジャンプでもしておこう、と思ってジャンプをした。高校生はドキドキするのかもしれない、自分もきっとそうだったと思う。世界に緊張していたはず。
明日も生きようと思った、と言われた。時期が時期なだけにどきっとした。あれ、こんなこと前書いていなかったっけ?
生きることが楽しい、というより作ることが面白い、からぜひ作ってみて、とかいうようなことを言った。
そのあとも何かしては人と話したり視線を交わした。美術館はそういう視線とは逆のそれぞれで何かを作品からえていく場所であった。
今回の道では、少し人への信頼を取り戻すような時間にたくさん出会った。みんな考えている。それをやりとり出来る、そう思った。
ありがとう、ダンス。
他に知り合いもたくさんいたのだけど、後があったので自分のことだけやって退散した。
少し寂しい。色んな時間を過ごした。こんな森美術館あるだろうか。
まったく勝手にやらせてもらっちゃった。Chim↑Pom from Smappa!Group。ありがとうございました。
またどこかで!


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