賞なんて飾りです
僕が関わっている「デザイン」ってお仕事ジャンルは、なんかフワフワしてて、すごく客観的な評価がしづらいお仕事だと思うんです。
だから、評価のために確かな「お墨付き」が求められて。
受賞したんだから、良いデザインなんだ。
いっぱい受賞してるデザイナーは、良いデザイナーなんだ。
そんな風に評価されがちです。
でも、実は僕は、その評価軸にはすごく疑いを持っています。
僕にとって最も大切にしたいのは
・お金を出して買って、長く使って、本当に満足しているか
・一時の話題性ではなく、長期的に必要とされるものか
という部分だから
とか言いつつ
受賞のたびに喜んではいた。
なんか複雑な気持ちで。
単に「デザイン賞を受賞しました!」っていうのは「オレのデザインすごいだろ!お上が認めたぞ!」って言ってるのと同じ。
ユーザーのことを考えず、自慢ばっかりしてるみたいな。なんなら、ちょっと恥ずかしいことだと、思ってました。
でも最近、少し考え方が変わったんです。
きっかけは、有賀さんのこのツイート。
「ユーザーとして誇らしい」
そうか、僕にはそんな観点は全くなかった。
でも確かに、昔から好きで聴いているミュージシャンがグラミー賞とか獲ったら、ちょっと嬉しい。
そうか、そういうものなんですね!
ということで、前フリが長くなりましたが、ユーザーの皆さんと共に、この喜びをわかちあえると嬉しいです!
フライパンジュウが
ドイツのデザイン賞を「ダブル受賞」しました!
1つは、Red Dot Design Award
そしてもう1つは、iF Design Award です。
さらにそれだけに止まらず、
SAND IT もiF Design Award を受賞しました!
ケンケン本当によくがんばりました!
フライパンジュウも、SAND ITも。
すでに本当に沢山の方にご愛用いただけていて。
長く使って満足していただけている製品で。
「使ってます!」と声がけいただける機会も非常に多い。
賞なんて、飾り。ではあるけれども、愛用してくれている方にとっても誇らしい飾りになり得るのなら…
こんなに嬉しことはないっ!
フライパンジュウの開発秘話はこちら
SAND IT の開発秘話はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?