2020抱負など

 こんにちは。蒼木遥かと申します。noteには初投稿です。

 簡単に自己紹介をさせていただくと、主にオンラインでの一次創作を行っています。が、代表的な長編連載等はなく、冊子やウェブでのアンソロや創作企画に参加しながら、twitterへの短編・掌編の #twnovel の投稿を行っています。(といいつつ、最近は沈没気味……)

 今回は、1月も終わりが近づいているところではありますが、note初投稿&note書き初めとして、年末年始に開催された #創作2019_20 へ参加するため、また、今後、自分の参考とするため、2019年の振り返りと2020年の抱負・やりたいことなどをまとめて(大遅刻で)投稿したいと思います。

※構成もよく考えずに、思いつくままにだらだらと下書きに保存しながら書いたら、とても長くなりました。

2019年の振り返り

 ツイートを遡ってみると2019年は、ほぼ「アンソロ光」でした。綿津見(@unclear_09)さま主催の「光」をテーマとした一次創作アンソロジー企画です。綿津見さまの企画には「空アンソロ」に続いて2回目の参加となりました。

 2019年11月24日に開催されたコミティア130にて初頒布されました。イラストと小説で冊子が分かれていて、どちらも素敵な冊子です! (無事、当日に入手できました!)

 あおきは小説に寄稿させていただきました。

 「災い」「絶望」「希望」の3つがキーワードの「『災害の記録』より「人々の記憶」」というお話です。かっこが多い。

 キーワード、タイトルのとおり災害の話を書きました。「光」というテーマで何を書こうかなぁと考えに考えて書いたお話です。

 私は東日本大震災を経験していないので、正直なところ、災害の話を書くことに迷いがありました。が、どうしても「光」について考えたとき、「絶望のなかの希望」というイメージが消えなかったのです。

 くどいかとも思ったのですが、災害の話を読みたくない方に避けていただくため、「これは災害を扱った話です」とわかるよう、キーワードにもタイトルにも「災い」「災害」という言葉を入れました。

 幸いにも、自分は被災の経験がないのですが、どうやってストーリーを組み立てるか、というのはとても悩みました。結果として、様々な立場の人々に入れ替わり立ち替わり登場してもらい、一つの災害を様々な立場から見つめる、という形をとったのですが、様々な立場の人を登場させると「災害が発生したときに、その立場の人は何をするのだろうか」ということがよくわからず、着手が遅かったので締め切りも差し迫るなか、必死に災害に関する資料・記録を読み漁りました。

 様々な災害の経験の結果だと思いますが、各自治体、各組織で災害発生時の対応を記録し、ホームページなどで公表していることを興味深く思うとともに、図書館等に赴かずともこれらの資料・記録が参照できとても有り難かったです。

 今回、私が参照した記録をいくつかご紹介したいと思います。

「平成28年熊本地震 熊本市女性職員50の証言」

「平成28年熊本地震 熊本市震災記録誌 ~復旧・復興に向けて~ 発災からの1年間の記録」 

「平成30年北海道胆振東部地震対応検証報告書」

「気象庁震度階級関連解説表」

 特に「平成28年熊本地震 熊本市女性職員50の証言」はとても興味深かったです。発災時の簡単な時系列にそって、その時々の役所の対応が書かれていて、かつその記録が女性職員の目線のみで書かれているということが、自分も一応女性ということで、とても自分事として読み進めることができました。創作用の資料としてのみでなく、存在を知ることができてよかったと思います。あとは個人的に、熊本市は上級の幹部(という言い方が正しいか自信がありませんが)をされている女性がいるのだということがとても心に残りました。(弊社はそこまで昇進する前に退職する女性職員が多いので)(もちろん昇進することがすべてではありませんが)

 上記の資料からご推察いただけると思いますが、おもに熊本地震と北海道胆振地震を参考にしつつ、表現の一部には、平成26年8月の豪雨による広島市の土砂災害の状況を意識したものがあります。

 2019年は特に台風による被害が大きな年となりました。私自身、地震にばかり意識が向いていたのですが、あらゆることを想定し常に備えるようにしていきたいと思います。

 上記資料以外にも細かい内容の確認のため、例えば「あれ? 緊急地震速報ってどんな音だっけ?」と音源を探したり「よくヘリコプターで救助してるところがテレビで流れているけど、あれってどうなってるの?」とYoutubeを散策したりしました。インターネットさまさまです。(前述の「空アンソロ」参加時は図書館に参考図書を借りに行きました。本は本でとても貴重な資料ですが、多くは音が出ないので……)

 そんなアンソロ光の寄稿作ですが、頒布直前にはカードメーカーでサンプルを出力し、4回にわけてTwitterで投稿するなどしています。

画像はこちらの4枚を使用しました。

画像1

画像2

side佑介

画像4

 アンソロ光は、2月9日開催のコミティア131でも頒布予定とのことです。少しでも気になった方は是非!

(スペース等の詳細は、はじめのほうに貼ったTwitterのリンクから企画アカウントさま(@ant_hikari)を確認いただければと思います)

 あとは、2018年からの企画ですが「のんねんかい」という、参加者の方々と万年筆で交換ノートをするという、山城よる(@ik_cir)さま主催の企画に参加させていただいていました。ノートの1ページ目の日付は2018年6月。参加者さまのもとを2周まわって手元に自分のノートが帰ってきたのが2019年秋なので(その間はほかの方のノートがまわってくる)、長い間楽しませていただいきました。

 2018年はオフラインが落ち着かず発送が大幅に遅れたり、連絡も遅れたりと、とても迷惑をかけてしまったので、本当に反省するとともに、2019年は異動により、健康で文化的な最低限度の生活を確保できていたなとしみじみしています。(もうあそこには異動したくない)

 「のんねんかい」に参加したのを機に、出先ではポストカードを探すようになり、文房具やさんでは、万年筆を眺め、インクに惚れ惚れし、ノートをぱらぱらめくり、気がつけば一筆箋やレターセットを手にレジに並んでいるという、とても充実した日々を送っています! 幸せ!

 イベントには、コミティア129(8月の)とコミティア130(11月の)へ一般参加しました。オリンピックの関係で開催場所が以前と違い、迷子になりかけましたが、たくさんの本と出会えて楽しかったです。

 が、その本たちが積ん読になりつつあるので、少しずつでも読んで感想など(せめて「読みました」だけでも)ツイートしたいです。

2020年の抱負・やりたいこと

 2020年は「蒼木遥か」として活動を初めてから3年目の年です。(2017年2月Twitterアカウント作成)

 もう3年も経つのかぁ、と感慨深く思いつつ、もう3年も経つので(実は去年も言っていましたが)何らかの「形」として自分の作品たちを残したいです。

 そして、できれば、イベントで頒布、したい、です。

 まずは、あちこちにちらばった作品たちをひとつのフォルダにまとめるところから始めます。

 *

 もう終了しましたが、1月上旬にTwitterの140字小説の企画 #わたしはあなたをあざむきたい に参加しました。

 七(@tumori_nana)さま主催の企画で、3つのお題「わたし」「ゆるし」「しるし」で140字小説を書き、匿名で発表された作品の作者をあてる、というものです。

 もう回答(作者名)まで発表されているのですが、うまく欺かれまして、なかなか難しかったです。

 素敵な140字小説がたくさんありますので、読み比べてみてはいかがでしょうか。以下のツイートのリプに作品群がつながっています。回答は貼りませんので、#わたしはあなたをあざむきたい をTwitterで検索してみてください。

 これからの参加予定の企画として

・茨城短歌アンソロジー「あおなじみ2」(5月文学フリマ東京にて頒布予定)主催:鈴木智子(@cfun820_ts)さま

・約束されしハッピーエンドアンソロジー「Anthologia」(2020年秋発行予定)主催:清久 志信(@LAZYxOWL)さま

があります。

 まだ手つかずですが、がんばります。

 あとは個人的な抱負として、

・運動する ・知見を広げる ・本を読む ・旅にでる ・勉強をする ・歴史を学ぶ ・寺社仏閣をめぐる(その由緒を知る) ・短編連作もしくは長編を書く

を意識して生きていきたいと思います。

 4月に転勤なければいいなぁ。ないと思うけれども。

 長くなりましたが、2020年もよろしくお願いいたします。

 noteの書き方って、こんな感じでいいのでしょうか……?

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