破滅願望に駆られて奇行に走る
雪に裸で飛び込んだりね。
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生物には生存本能が備わっている。
死につながる行動は自然と避けるようにできている。
孤独が嫌なのは大昔は群れから外れると死ぬからだ。
寒い時は凍死をしないように服を着込み、
餓死しないようにお腹が空き、
火事になったら死ぬから念入りにガス栓を確認する。
こういうのは「本能」とはまた違う気がするが、
ようは「死なないように」行動するのが基本原理であろう。
でも、たまにそのブレーキが外れる。
実はあなたにもあるのではないか。
そういう本能から脱却して、
ハイになって危険なことをしたい欲求が。
私にはある。
真冬に服を着ないで(法律、条例は守った上で)走り回る。
熱いと分かっていても焚き火に手を突っ込む。
何日も断食をして体をフラフラさせる。
毎日トレーニングやランニングで疲労で動けなくする。
やばいと分かっていても金を使い込む。
いずれも「危険なこと」なのは承知の上でやっている。
死にたいわけではないが、「ブレーキ」をぶっ壊して、破滅に向かうのにはどこか快感がある。
ただ、ここには自分なりのルールがあって、
それは、他人を巻き込まないことである。
電車に飛び込んだり、暴走運転をしたり、犯罪やその類のことは絶対にしない。それは似ているようで全然違う。
そもそも気持ち良くない。
自分に対して100%苦痛を向けたい。
痛みが欲しいなら裸足で真夏のアスファルトを走ろう。
真冬に水風呂に飛び込もう。
来月の生活費がなくなるくらい酒を飲もう。
狂って狂って破滅に向かおう。
快感だ。
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