あおきち@お笑い芸人

納棺師(おくりびと)のお葬式の日々ですが松竹芸能でお笑い芸人もさせて頂いております。お葬式に限らず自分の体験談を中心に投稿しますのでどうぞお付き合い下さい。

あおきち@お笑い芸人

納棺師(おくりびと)のお葬式の日々ですが松竹芸能でお笑い芸人もさせて頂いております。お葬式に限らず自分の体験談を中心に投稿しますのでどうぞお付き合い下さい。

最近の記事

『片想い中の女性の前でスベリ倒したら結婚したくなった話』

(ネタを披露) 「コント!死亡フラグ!」 (1人の男が空家に逃げ込んでくるシーン) 「やっとゾンビの群れから逃れられた…。ここに空家があって良かった」 (男の子が隠れている) 「ん!?あんなところに子供が!?君、大丈夫かい?」 「うん、おじさんは?」 「ちょうどこの家に逃げて来たところなんだよ。君は?」 「僕はパパとママとはぐれちゃってここに1人で隠れていたんだ(泣」 「そうだったのか…。それなら俺がパパとママのところに連れて行ってやるよ!」 「え!?だって外にはゾンビが…」

    • 『一番怖いのは幽霊でも人でも無い!腹痛だ!』

      友人に好きな人が出来たらしい。 相手のことを考えてしまうと仕事も手につかないとのことだった。 学生の思春期のような淡い恋心で20年越しに青春が今きたのかと思うほどだ。 しかし、何とか実って欲しいものだ。 そして、そんな私もあることを考えてしまうと仕事も手につかないことがある。 頭の中はその事でいっぱいなので話しかけられても気付かないほど夢中なのだ。 手汗握る緊張感…、 それが腹痛だ。 全人類が選ぶNo.1苦痛生理現象ではないだろうか。 あいつは外出している時に限って起きやす

      • 『メイドという萌えと癒しと闇と』

        みなさんの初体験はいつだろうか? 私は23の夏に友人から誘われて。 友人曰く、以前から気になっていてなかなか行動に移せずにいたのだが今回は勇気を振り絞ったそうだ。 私も確かに多少興味はあった。 2人とも何も知識が無かったが何事も経験だと思い勢いでその扉を開けてきた…、 そう、コンセプトカフェに! コンカフェというのは様々な形態があるようなのだが今回は女の子がメイドとして給仕をするいわゆるメイドカフェに行ってきた。 初勤務・初対面・初デート…そして、初メイド。 初めてという

        • 『遺族のおばあちゃんの優しさが時には牙を向くときがある』

          お葬式が終わり片付けをしていると遺族のおばあちゃんから、 「元気になるドリンク用意しておくからね」 と優しい気遣いがあった。 おばあちゃんの元気になるドリンクといえばオロナミンCやリポビタンDだろうか。 いやいや、もしかしたら今に合わせたモンスターやレッドブルなどのエナジードリンクかもしれない。 夏場の仕事でちょうど疲れていたのでありがたく頂戴することに。 「お待たせしたね。はい、どうぞ!」 と、目の前にグラスいっぱいに注がれた真っ黒な飲み物が出てきた。 …。 思っていたのと

          『ホワイトデーのお返しを悩む前にバレンタインが存在していなかった過去』

          何を返したらいいか3月14日の日に悩んでいた人もいると思うが、そもそもそのスタートラインにすら立っていない人の存在を忘れてはならない。 私が学生の頃のバレンタインといえば、毎年女子からチョコレートを5個くらい貰っていた…男子生徒を遠目に羨ましそうに見ているだけの日々だった。 2月14日になる度に貰えないのは分かっていながらもソワソワしながらその日を過ごしていたのを今でも覚えている。 「チョコレート?貰える訳ないじゃん!」 と友人と話しておきながら、いやいや俺にならワンチャン

          『ホワイトデーのお返しを悩む前にバレンタインが存在していなかった過去』