誰かと何かを「比較」することに疲れてしまった人への処方箋 | 世界に一つだけの花
こんにちは。
あなたの価値観と世界を一緒に覗き込み
よりご機嫌な「あなた」を作りだす仕事をしている
Takeです。
人生の向かう先に迷ったら時はいつでも相談してください。
僕も迷うことばかりでしたが、今はご機嫌に生きています。
【初めましての方はこちらもどうぞ】
今日のテーマは「人や何かと比較をすること」です。
コーチングをしていても、
誰かと比較して焦ったり
何かを比べて劣等感に苛まれたり
「理想とされるもの」とのギャップに苦しんだり
意識的・無意識的を問わず
「比較」によって苦しみ
もがいている人は多いなと感じます。
大事なことなので先に言っておくと
他人との比較は簡単には治りません。
というか
そもそも
別に治す必要がないです。
なぜか・・・?
今日はその理由について話したいと思います。
あなたの存在はオンリーワン
誰かと
何かと
比べるまでもなく、存在するだけで全てOK
そんな風に言われて過ごせるのは
「一般的」にせいぜい小学校に入るくらいまでだろうか
比較と、
それに連なる競争は静かに始まり
気づけば僕たち私たちの生活の中に
当たり前のように入り込んでいる。
「差異性が利潤の源泉」という資本主義の論理において
比較なくして差異を見つけることはできない。
その比較は、会社や商品だけでなく
今や個人のレベルにもしみ込んでいる
仮にアルバイトの仕事でも
年齢が高い人より若い人
外国人より日本人
未経験者より経験者
仕事をして、飯をくって、生きていく上で
避けて通ることは至難の業
という不可能に近い。
人はなぜ、人と比べてしまうのか?
Chat GPTに聞いてみると、いくつか理由を挙げてくれた。
曰く、比較を通じ自分を良く理解し、自己評価を確立するため
曰く、比較を通じ自分の強み/弱みを知り、自己成長を促進するため
曰く、比較を通じ自身の優劣を知り、行動を調整し繁殖機会を増やすため
つまり、比較は決して悪い行いでもネガティブな行為でもなく
むしろ生き残るため、成長のために必須な行為ともいえる。
ちなみに付け加えると
人は人との比較において自分が平均以上だと思うことが研究でも明らかになっている。
心理学ではレイク・ウォビコン効果と呼ばれていて、
人は何かにつけて「自分を平均以上だ」と思いたがるそうだ。
比較は生きるために必要な術、プロセス、行為であり
比較において、僕らは普通より良いと思えることが一般的である
にもかかわらず
どうして「比較」は僕らを苦しめるのか?
人を妬み、嫉み
自分を責め、否定し、受け入れず
「なんで俺の給料はあいつより低いんだ」
「なぜ私の見た目は彼女より悪いの」
「給料は負けているけど、俺には家族がいる」
「容姿は負けているけど、私には会社での地位がある」
意味のない比較と理由作りに勤しみ
なんとか自分を保とうとする
自分の形を支えようとするのか
理由はいくつかあるだろうけど、僕が一番大きいと思うのは
「他人の芝生が見えすぎること」
上を見れば星の数
下を見れば砂の数
ネットを開けばこれでもかというほど
自分より
優れているように「見える」人
劣っているように「見える」人で溢れている。
比べたがりの人間は
つい自分はどこだろうとポジションを探してしまう
劣った人を見ては安心し
優れた人を見ては自己を否定し自信を失う
比べる必要性や意味を問うこともなく
ただただ他人の芝生を眺める
いやというほど見せつけられる。
だからあたなの庭は、
時にみすぼらしく
時に誇らしく見えたりする
あなたが自分のために拵えた庭は
絶対的な美しさや愛情を伴うことなく
相対性の中を漂い続け
あたなたを悩ませ、苦しめる。
さてお待ちかね。
ここらで種明かしといきましょう。
話してきた通り
人と比べることは捨てられない。
比較はもはや性でもあり
現代社会のサバイバルスキルでもある
でも、比較に伴う苦しみを柔らげることはできる。
処方箋は、
「自分に植えられる種を見つけ、育てること」
つまり
自分にとって本当に「大切なこと」
自分にとって心から「幸せなこと」に気づき
目を向け、育てること
です。
他人や社会という余計な「フィルター」を通したものじゃなく
まじで
あなたが
心から
がちで
まじで
これだ!
そう思える種を見つけ、植えること。
水をやり、育ててあげること。
なぜ種が、比較による苦しみを和らげるのか?
なぜなら、大切なことや幸せなことが、
あなたを守ってくれるから。
例え目の前に何がきても
僕には、私には、
「これ」がある。
そう言えるだけで。思えるだけで。
比べることが怖くなくなる。
逆に、
自分にとって何が大切で、何が幸せかが
分からなければ
今の社会は、きっと相当生きづらい
ちなみに僕がもっている種の一つは、子どもの寝顔
寝顔を見ていると、自分の幸せはここにある
大切なものはこれなんだ
そう感じることができる。
人よりうまくいかなくても
できないことがあっても
飲み込まれずに生きていける
別に大それたものじゃなくていい。
種は大きさなんでもよくって
大切なのはあなたがどう感じるか。
自分にはそんなものないと言う人
既に見つけているのに
育っているのに
見落としているだけかもしれない
忘れているだけかもしれない
僕とそうだったように。
うまく見つかりそうにないな
という人は
いつでも相談してください。
プロコーチとして、Co-Activeコーチという誇りをもって
ありのままのあなたを信じ、種探しを手伝います。
作詞・作曲を担当した槇原敬之さんは、名曲に込めた思いとして以下のように語っています。
「自分に植えられている種を真剣に見つめて、きちんと水をやろう。そうす
れば相手にもその種があることに気づくはず。競う相手は他人ではなくて自分自身だ」
忘れちゃいけない。
人は誰しも
「もともと特別な Only one」であることを
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