言い訳はただ重いだけの毛布みたいなもんだった。
やらない。
ただそれだけでいいのかもしれないのに「やらない」ことですら少しオシャレに見せようとする。
欲深いですね、人間って。
というか、俺って。
2023年。
今年がはじまってもう1ヶ月が経とうとしています。
今のところ自己評価をつけるならば2点。
言葉で表すなら「廃人」です。
いやぁ~。ひどい。
なんかもう、ひどい。
一応歌ってみた動画に関しては、昨年に続きちょこちょこTikTokに投稿してはいるけど、流れ作業に近い気がする。ココロココニアラズ。
勝海舟の言葉のように。(これもネットで見かけたから、本当かどうか定かでないあいまいなもの。)
「人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんなときには何もやらぬが一番いい。ところが小心者に限って何かをやらかして失敗する。」
=で考えるとつまり、なーんにもやる気にならんときはジタバタせず、胸を張ってダラダラしてることが大胆者豪胆者である。
ならばと。
「このダラダラこそが大物の貫禄。大器の証明。やらないというのはオシャレだろう?そう。これこそが成功の秘訣なのさ。ふっ。」
みたいな言い訳を毛布のように身にまとい、ただただ重くなった布団のなかで
「あ、ちょっと毛布かけすぎて動けないのでもうこのまま寝ますわ。」と小声で本音を吐き出し
「本当にこれでいいの?何もしてないじゃん。生きてる意味って?」などという心の声をハエたたきで追い払いながら
「もう、ダメポ。」とみっともない寝言とともに寝続けた1ヶ月でありました。
終わってみれば、なんてことない。
小心者の自分が毛布の中で震えてるという、とてつもなくカッコ悪い日々だったと言えるでしょう。
騙された!くっそー!勝海舟め!
オシャレかと思ったらぼろ布ばっかり押し付けてからに!
なーんて知りもしないし、その人が本当に言ったかもわからない言葉に八つ当たりする始末。
2点でも甘い採点くらいですよね。笑
残ったのはただただ重いだけの毛布の山。
これは捨てるだけでも案外大変。(習慣になってしまったものを手放すことはとても大変なのだ。)
さて、断捨離の時間だけど、どこから始めようか。
で、今。noteを書いています。
今日は大切な仕事が入っていたのですが、元請け様から電話がくるまで完全に忘れていたので、仕事もキャンセルです。
で、今。noteを書いています。
懺悔に近いかもしれませんね。
ってゆーか、この状態で「はぁ~。仕事もなくなったしもう一眠りすっか☆」なんて言ってたら
そろそろ廃人じゃなくて、本物の「灰」になりかねない。
で、今、noteを書いています。
だからといって、何が変わるわけでもないのだけど
「何か」を「した」ことが重要で。
それほどまでに堕落した生活だったのです。
言い訳って、一枚羽織るくらいならまぁいいのかもしれないけど
重ねれば重ねるほど、重くなって余計に動けなくなって
捨てれなくなって、自分をダメにするなぁと感じますね。
だから言いたい。
灰の時だってジタバタして風をおこせたら
後は自分が動かなくたって広い世界に飛んでいける可能性があるんだって。
むしろ灰の方が遠くまで飛べるじゃんかって。
小心者でもいいから、やっぱりジタバタ生きていたいなぁって。
1ヶ月も無駄にしてようやく気づきました。
て、ことで。
今この瞬間から、無駄と思っていた1ヶ月が無駄ではなくなったことをお知らせいたします。笑
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