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結婚式とお葬式

金原ひとみさんの初期の短編集「マリアージュ・マリアージュ」を読んだ。彼氏の親戚の法事に行くお話が1番面白く、ああそうだ、私はこういう親戚が集まるお話が好きだったと思い出した。

ルシア・ベルリンの「すべての月、すべての日」収録の「虎にかまれて」も好きだ。

お葬式と結婚式が出てくるお話や映画も大好きで、赤毛のアンシリーズの番外編「アンをめぐる人々」に収録されている「入り江の結婚式」、映画だと「はじまりへの旅」、「アフターウェディング」なんかがぱっと浮かぶ。

結婚式とお葬式は、ドラマの宝庫だと思う。
というわけで、両方が出てくる短編を書いた。今月発売の小説すばる2月号に掲載された「通り雨」。
今、小説すばるに「女同士の一筋縄ではいかない関係×旅」というテーマで不定期に短編を載せていて、今回で2作目になる。

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3,855字
すべて未発表、noteのみのエッセイです。

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