人類みな兄弟は本当?
親はいつから親になるのだろう。
命はどこから来るのだろう。
親とはどのような存在なのか、
子供とはどのような存在なのか。
親とはどうあるべきなのか、
子とはどうあるべきなのか。
親としてどう在りたいのか、
混沌とした世界でおやこのみちを考える親子道を提唱しています。
はじめましての方もふたたびの方も
お立ち寄りいただきありがとうございます♪
年末に、遠い親戚を探すテレビ番組がありました。私、好きでして…。楽しみに見させていただいています。1人の子供にもれなく2人のご両親という存在。そのご両親そのまたご両親と数えていくと…
5代前(およそ100年前)でおよそ32人のご先祖様。更に5代(およそ200年前)でおよそ1024人のご先祖様。更に10代(およそ400年前)で1048576人のご先祖様。更に10代(およそ600年前)1073741824人…日本の歴史はわかっている所で2682年との説が。
そこまで遡ると一体何人のご両親の数になることか…。当然海外からの渡来人もいるわけで、と考えていくと。
昔のテレビコマーシャルのセリフ。「人類みな兄弟」を思い出さずにはいられません。世界中の人々全てが、遠い遠い遠い遠い親戚だということに…。
また一節によると、母親から受け継ぐと言われているミトコンドリアDNAを辿っていくと、たった1人の女性に行き着くとか…。
それは聖書に出てくるアダムとイブの話にたどり着いたかのような気になります。
古事記や日本書紀で語られる、万世一系で神話から現代に続いている天皇家。途切れることなく命を繋いで今があるということは、私達日本人も同じこと。そしておそらくすべての日本人が皆遠い遠い遠い遠い遠い…親戚さん同士なのかもしれない。
そう思うと、なんだかちょっと不思議な感覚を覚えます。まちゆく子供たちが親戚の子供に見えてくる…。
不思議ですね。現状は何も変わることはないのに、親の親の…と遡っていき、子供の子供の…とたどり、「あー。みんなどこかで繋がっているんだろうな。」って考えただけなのに。急に親近感や親しみを覚えしまう。
ちょっとだけ視点を変えるだけで、見える世界が変わることはよくあることなのかもしれません。
もちろん良くもなれば逆もある。どうせなら、自分の心が温かい気持ちになれる方を選んで欲しいと願います。
すべての子供たちや、かつて子供だった人たちが、どうか心温まる選択肢を選んでいけますように…。
最後までお読みいただきましたことを感謝いたします。ありがとうございましたm(_ _)m。お読みいただいた皆様に幸あれ。