親から子に伝わっていく価値観

はじめましての方、ふたたびの方、
お立ち寄りいただきありがとうございます♪
親とはどうあるべきか、親としてどう在りたいか
子とはどうあるべきか、子としてどう在りたいか
おやこのみちを考える「親子道」を提唱しています。

私達は先人からの伝言ゲームの世界に住んでいます。
今、ネットの世界には、「生まれる前からの記憶を持っている。使命等全てを記憶している」という方の投稿が溢れていて、伝言ゲームに乗らずにすんでいる人も見受けられますが、おそらく多くの人は人間に与えられた「忘れる」という特性のおかげで使命とか生まれる前のこととか忘れて育ってきていると思います。
そうすると、私達は日々の生活の中で両親、知人、先生、家族、新聞、テレビ、ネット、本…
から見たり聞いたりしたことの中から、正解を探しながら価値観をつちかっていると思うのです。

より多くの人が言ってるから、親がこう言っていたから、自分だったらこう感じるから、私の言ったことで相手がこういう状況になったから…などなど沢山の些細な経験の積み重ねと同じ数だけ価値観が蓄積されて行きます。その判断の多くは出逢った人や情報に影響を受けます。

人の価値観の基礎(物事の善し悪しの判断基準など)は9歳までに作られるという説があります。とすると、両親、祖父母、先生、友達の影響は特に大きいと思います。幼ければ幼いほど家族からの影響が大きくなると思うのです。

人間は「思い違いをする」という特性も持っています。だから、自分の価値観は全てが正しいわけではなくて、一定数の思い違いが含まれているのだと思うのです。相手も同じです。
最近ようやくそのことに気がついて、少しだけ深く広く視野を広げて考える。そういう謙虚さを取り入れるようにしてみました。

長く語り継がれている価値観。その伝言の根底には家族や大切に思う人への愛があると思うのです。守りたい気持ちや愛が伝わってくる価値観を大切に語り継いでいきたいと思う今日この事です。

最後までお読みいただいたすべての人に感謝いたします。幸あれ。

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