夫は家の中でカニ歩きをしています12ー私の16性格と夫
私の人生の中で大切な価値観は、相手が何を欲しているかを全身でとらえて、人に喜んでもらうこと。自分のことが少し後回しになっても、人のことを優先するのが当たり前だし、そうして喜んでもらえることに価値を感じるんです。
結婚当初、その私の長所ともいえる大切な価値観が原因で、夫と暮らしていると心がズタズタになるように感じることが多かったんです。
というわけで、今回は私についてもう少し詳しくお伝えしていこうと思います。
<このシリーズでは、強迫性障害のリアルを一人でも多くの方に知ってもらうべく、夫との日々について語っています。過去記事をお読みでない方は連載スタートの記事から読んでいただけるととっても嬉しいです。>
私を16Personalitiesで見るとISFJの擁護者タイプ。
私の性格を客観的に言うにはどうしたらいいかな、と考えた結果、ちょっと古いかもですが、16Personalitiesを使ってみようと思います。私はISFJ-Tという擁護者タイプ。以下引用は、16Personalitiesの擁護者ページより。翻訳はdeepl.comです。
まず、私のいいところはこんなトコ。
”心から他人を優先し、親切な人には必要以上に親切な心で接し、正しいと思う作業には情熱的に取り組み、信じる人々には広い心で接します。”
”Supportive – Defenders are the universal helpers, sharing their knowledge, experience, time and energy with anyone who needs it, and all the more so with friends and family. People with this personality type strive for win-win situations, choosing empathy over judgment whenever possible."
サポート型 - ディフェンダーは、自分の知識、経験、時間、エネルギーを必要とする人に分け与える、普遍的なヘルパーであり、友人や家族には特にそうである。このタイプの人は、可能な限り判断よりも共感を選び、Win-Winの状況を目指します。
"Imaginative and Observant – Defenders are very imaginative, and use this quality as an accessory to empathy, observing others’ emotional states and seeing things from their perspective. With their feet firmly planted on the ground, it is a very practical imagination, though they do find things quite fascinating and inspiring."
想像力と観察力 - ディフェンダーは非常に想像力に富んでおり、この性質を共感の付属品として使い、他人の感情状態を観察し、彼らの視点から物事を見る。地面にしっかりと足をつけているので、非常に現実的な想像力を持っていますが、物事を非常に魅力的で刺激的なものと感じています。
で、マイナス面がこちら。
"Take Things Too Personally – Defenders have trouble separating personal and impersonal situations – any situation is still an interaction between two people, after all – and any negativity from conflict or criticism can carry over from their professional to their personal lives, and back again."
物事を個人的に捉えすぎる - ディフェンダータイプの人は、個人的な状況とそうでない状況を区別するのが苦手です。どんな状況であっても、結局は2人の間の相互作用ですから、対立や批判によるネガティブな感情は、仕事からプライベートへ、またその逆へと持ち越されてしまいます。
"Repress Their Feelings – People with the Defender personality type are private and very sensitive, internalizing their feelings a great deal. Much in the way that Defenders protect others’ feelings, they must protect their own, and this lack of healthy emotional expression can lead to a lot of stress and frustration."
感情を抑え込む - ディフェンダータイプの人は、内向的で非常に繊細であり、自分の感情をかなり内包しています。ディフェンダーが他人の気持ちを守るように、自分の気持ちも守らなければならず、健全な感情表現ができないことで、多くのストレスやフラストレーションを抱えてしまいます。
自分のことが気になる方はぜひ16Personalitiesで検索!日本語の結果は最初のイントロダクションのところしか見れないけど、deepl.comとかを使えば残りの英語も十分に理解できると思います。
【ちなみに、夫は私の真逆でENTPなんですよね(笑)ある意味本当に私のother halfです。ちなみに全人口の3%しかいない珍しい型らしい。しかも私の型と基本的に相性が悪い(笑)】
他にも、私は生まれながらにHSP (Highly Sensitive Person、近頃は「人一倍繊細な人」とも呼ばれている様子) なので、相手の必要を機敏に感じ取る能力を持っているんです。私のHSPについてはまた別の機会に詳しく触れようと思います。
で、結局何が言いたかったかというと。
つまり、私は相手のことを理解しようと最大限の努力を払い、相手のためになることなら何でも自己犠牲的に行おうとしてしまうんですよ。
でも、夫の強迫性障害を改善しながら一緒に生きていくためには、夫の要求に気づかないよう、気にしないのがベストです。
夫の要求通りにするのは簡単です。私も夫と同じように家の中で何にも触れないよう、カニ歩きをして、毎回毎回手を洗って、一日中同じ場所で他の”汚物”に触れないように生きていけばよいのです。
しかし、それでは夫の強迫性障害は改善されません。夫と一緒にいるときに気を付けないといけないのは、「"普通"に過ごす」「夫の基準で動かない」ことです。
これがすっごくストレスなんです。
それらに気を付けて行動すると、夫は私が不潔行為をしたとギャーギャー騒ぐことになります。結果、私が相手のためにしている行動が拒否されているにも関わらず、私はまるで私本人が拒絶されたように感じてしまい、ふさぎこむ。
負のスパイラルです。
ちょっと抽象的ですが、今回はここまでにして、次回具体的にお伝えしていこう思います。