佐々木 あおい

画家、音楽家。北海道の四季や日々の出来事から触発されて作曲をするピアニスト。 いのちと…

佐々木 あおい

画家、音楽家。北海道の四季や日々の出来事から触発されて作曲をするピアニスト。 いのちという祝福を自分なりに描くことを目指しています。 統合失調症と折り合いをつけながら札幌を中心に活動中。

マガジン

  • Music for Peace

    ウクライナの子供達の支援のために音楽を作りました。サックス奏者烏一匹とピアニスト佐々木あおいによる音楽ダウンロード販売マガジンです。2022/5/1より販売開始です。 収益はウクライナの子供達のために全額募金します。 みなさまのご協力をどうかよろしくお願いいたします。

最近の記事

「天の河」配信開始、そして「いのちという祝福を描くために」。

先日札幌芸術の森でリハビリのためにレコーディングした「天の河」という曲を配信します。 一定の形式はありますが、即興的に演奏したものをエンジニアをしてくださった敬愛する音楽家福田基さんがレコーディング、ミックスしてくださった音源です。 もともとこの曲の原型は6、7年程前に作曲したもの。二風谷で統合失調症状が再発して幻聴に苛まされていた冬のある夜、身も心も疲れ果て小屋の外に出ると、空一面の満天の星空と大きな天の河が目の前に広がり、凍るような寒さの中、凶暴なほど美しい星たちの光の海

    • 明日から茶廊法邑の展示が始まります。

      無事搬入を終えることができました。 明日2024年6月12日から茶廊法邑での展示が始まります。 統合失調症と診断されて22年。 自分には確かに聴こえるのに、自分の感覚を信じることができないという自己否定せざるを得なかった苦しい日々の中、 自分の心というものを、生きているという感覚を問いかけるように絵を描き、音楽を作る道のりの中で、 わたしは徐々にもう一度、自分の直観を信頼することを取り戻してゆくことができました。 なにを信頼するのか?というと、 やはり愛というものであり自

      • 佐々木あおい「ひかる雨」原画展、残すは茶廊法邑(6/12から6/19)

        3月に完成したピアノソロミニアルバム、ひかる雨全6曲それぞれの曲について原画を中心とした個展を 2024/4/3から4/13にmusica hall cafeで、 2024/5/24から5/28まで Gallery kamokamoで開催しました。 ご来場いただいたみなさまに心から感謝致します。 musica hall cafeは16年前にオープンしたときからのご縁です。 アーティストとなってライブや個展をできるようになれて成長を見届けていただきました。 ギャラリーカ

        • 佐々木あおいピアノソロミニアルバム「ひかる雨」リリースライブ無事終了、そして配信開始のお知らせ

          2024年3月20日春分の日 札幌のmusica hall cafeにて 佐々木あおいミニアルバム「ひかる雨」リリースライブを開催しました。 この日のゲスト、アルバムにもご参加いただいたシンガーの堀田雅子さんとバイオリニストの守谷元瑛くん ●守谷元瑛プロフィール バイオリニスト。鳥の鳴き声の研究者でもある。 弦楽アレンジや作曲、DJや生楽器との即興演奏、ドローウィングなど他ジャンルとのセッションなど、多岐に渡って活動する。 これまでに札幌国際芸術祭、松竹の舞台音楽、飛生

        「天の河」配信開始、そして「いのちという祝福を描くために」。

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          ¥600

        記事

          ピアノソロミニアルバム「ひかる雨」完成しました。

          2023年春から2024年2月まで制作してきた、佐々木あおいピアノソロミニアルバム「ひかる雨」が2024年3月20日に完成します。 アルバムの紹介動画はこちら 今回、収録曲の6曲のために6枚絵を描き下ろし、その個展を4月、5月、そしておそらく6月に札幌市内のギャラリー、カフェで開催します。 タイトルの「ひかる雨」は、大切な友人みちみち種やの哲平さんとたゆうさんの珈琲ブレンド「ひかる雨」からお借りしました。 ブレンドひかる雨はとても美味しいブレンド。名前の由来をたゆうさ

          ピアノソロミニアルバム「ひかる雨」完成しました。

          希望を見失わずに

          「ひかる雨」というピアノソロミニアルバムをつくっています。 昨年12月28日に全てのレコーディングを終えることができました。 六曲収録予定、そのうち二曲はバイオリンの守谷元暎くんにご参加いただいてとても素敵な曲になりました。レコーディング、ミックスマスタリング、仕上げの編曲は福田基さんがしてくださっていて、シンプルながらもとても聞き応えのある仕上がりになっています。 順調にマスタリング、プレスが進めば2月初めに発売できると思います。(改めてまた投稿します) この絵はその中

          希望を見失わずに

          よく冷えた秋の夜明け前に

          北海道へ渡り、今日で16年目になりました。 あの場所で見る夜明けはどんなだろう。 千葉の街の夜明け前の音に耳を澄ませながら 1人街外れの夜明けの森に日の昇るのをみにいきながら 関東の寒さでは治まらない頭の熱に悩みながら 私は北への郷愁にかられていました。 まさか数年後、本当に北の土地、北海道に暮らすことになるとは夢にも思わずに。 20年前に統合失調症を発症して精神病棟に入院してしばらく千葉で暮らしていましたが、このままでは自分はダメになってしまう、生き直しをしようと、

          よく冷えた秋の夜明け前に

          SAPPRO CITY JAZZ 2022/PARK JAZZ LIVE CONTEST ファイナリストとして出演しました

          今回の投稿は絵と、ピアノと作曲で参加している「銀ノ揺らぎ」という音楽のバンドの写真をアップします。 投稿が遅くなりましたが、サッポロシティジャズ主催のパークジャズライブコンテストのファイナリストてして2022年7月18日にコンテストで演奏いたしました。 ーーーーーーーーーーーーーー PARK JAZZ LIVE CONTEST 2022 司会:タック・ハーシー コンテスト審査員 加瀬谷 純二(株式会社エフエム・ノースウェーブ、エグゼクティブ・スーパーバイザー) 小林

          SAPPRO CITY JAZZ 2022/PARK JAZZ LIVE CONTEST ファイナリストとして出演しました

          札幌シティ・ジャズ主催パークジャズコンテスト2022ファイナリストに選ばれました!!!

          とてもとても嬉しいお知らせです。 サックス烏一匹 ジャンベ・縄文太鼓演奏家 佐藤夕香 ピアノ 佐々木あおいによる 「銀ノ揺らぎ」というバンドがこの度札幌シティジャズによるパークジャズ・コンテストのファイナリストに選ばれました!!!!!! 優勝したら海外ジャズフェスの出場権と渡航費用一部がいただけます。 全国から猛者の応募するパークジャズコンテストのファイナリストに選ばれるのはとても名誉あることです。 必ずしもジャズではないが、オリジナルの楽曲を制作している私たち3人が

          札幌シティ・ジャズ主催パークジャズコンテスト2022ファイナリストに選ばれました!!!

          02.早春の歌 前編 早春の祈り・後編 桜の花が咲く頃に

          マガジンを購入すると全編(05:00)を視聴することができます。

          ¥600

          02.早春の歌 前編 早春の祈り・後編 桜の花が咲く頃に

          ¥600
          02.早春の歌 前編 早春の祈り・後編 桜の花が咲く頃に

          01.戦火の影

          マガジンを購入すると全編(04:20)を視聴することができます。

          ¥600

          01.戦火の影

          ¥600
          01.戦火の影

          ウクライナの子供達の支援のために音楽をつくりました。

          サックス奏者烏一匹とピアニスト佐々木あおいによる音楽を2022年5月1日より有料マガジン「Music for Peace」でダウンロード販売いたします。 下記の佐々木あおいのマガジン一覧のアイコンからマガジン「Music for Peace」のページにとべます。 3曲入りで価格は600円。収益は全額ウクライナの子供達のためにユニセフに寄付致します。 「Music for Peace」 1.戦火の影 (Sax 烏一匹、Piano 佐々木あおい) 2.早春の歌 前編 早春の祈り

          ウクライナの子供達の支援のために音楽をつくりました。

          自分らしい仕事 ジェンダーポジティブの視点から

          今の仕事を得るきっかけとなった、友人のTさんを描いた絵です。 「ジェンダー」がテーマでした。 「自分らしい仕事〜ジェンダーポジティブの視点から〜」コンセプト 私の古くからの友人Tさんは、パートナーのKさんと家作りを仕事にしている。  彼女の仕事にはニッカポッカと安全靴が欠かせない。それらを身につけ、彼女は職人さん達と働いている。 社会的な性の定義や役割にまつわる問題を捉え直し、誰もが規範に縛られない社会の発展を促す、ジェンダー・ポジティブという考え方を知った時、私の頭に

          自分らしい仕事 ジェンダーポジティブの視点から

          障害者アーティストとして仕事をするようになりました。

          昨年の9月からある社会的企業に障害者アーティストとして採用され、在宅で絵を制作する仕事ができるようになりました。 色鉛筆を多色使いする画法をよくしていましたが、 野生動物画家の増田寿志さんという方の作品をみて感銘をうけ、最近はペン画にも挑戦しています。 一般就労が叶ったことで、大袈裟にいうと未来が考えることができるようになりました。 本当に不器用で、絵が上手いわけではありません。 でも、なにか心に触れる絵が描きたいと思っています。 それを今、ペン画で挑戦中。 いのちを生

          障害者アーティストとして仕事をするようになりました。

          最近と札幌シティジャズ主催パークジャズライブのこと

          最近完成した「森の記憶」という絵です。 友人が新天地で暮らし初めたとき、初めての友達になったのが、このママちゃん、と名付けたお母さん鹿でした。以来ママちゃんは家族を連れてよく友人を訪ねてきたそうですが、おそらく老衰で天国にいってしまったのではないか…と思うほどの長い時間がたち。 大好きな友人の大切な友達の絵を贈ろうと描いたのがこの絵です。完成を友人に知らせた日、不思議なことに、朝と夕方、恐らくはママちゃんの子孫ではないかと思われる鹿の家族が友人のもとを4年ぶりに訪ねて

          最近と札幌シティジャズ主催パークジャズライブのこと

          あなたは素晴らしい

          サックス奏者烏一匹さん、ジャンベ・縄文太鼓演奏家佐藤夕香さんとのユニット「銀ノ揺らぎ」で出演する予定だったサッポロ・シティ・ジャズの9月のパークジャズライブもコロナの影響で中止になってしまい、 新曲の動画作成もまだ時間がかかりそうなので、 今日は過去音源をご紹介しようと思います。 組曲とはなっていますが、ガンと闘病していた友人に贈るために5年ほど前に作曲(ほぼ即興)してレコーディングした作品、「向日葵畑と渡る風」という曲と 「向日葵」という曲の動画をご紹介します。

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