初詣は笹をと福を求めて
お立ち寄りありがとうございます。
イラストレーターの水森蒼と申します。
今日は先日行った遅めの初詣の話を。
実は兵庫県西宮出身なんです。
西宮といえば甲子園と西宮戎!
毎年夜中に門がバーンとなって福男をキメるのが、毎年恒例のあの神社!!
関西以外の人ってアレ知ってるのかしら…
地元にいた頃は屋台もいっぱいあって、それが楽しみで毎年の様に通っていたのですが、京都に来てからはアクセスが不便で遠のいておりました。
Aoineが2年目の今年は!と思っていたのですが〆切間近の仕事が舞い込み、時間調整難しく、でもお参り行きたかったので今年はアクセスしやすい大阪の今宮戎さんに。
実は有名な神社なのに初めて行く所なので、少しドキドキでした。
行きしの電車で笹を持った男性。
私も子供を学校に送り出した直後に向かったのですが、「もぅ行ってるやん!」勝手に先を越された気分になりながら、今宮戎さんに期待が高まります。
9日の午前中だったので、比較的空いてたのでしょうか…それでもそこら中に笹を求める参拝客!
お世話になった古い笹お札を入れる籠はもぅいっぱい!
人混みで賽銭箱の目の前に行けないので、前のおじさんの頭に当りませんように…と小銭を投げます。
お金を投げるって行為も普段しないから、若干荒くなる鼻息。
境内には「しょーばい♪はんじょー♫さーさ持ってぇーこいっ🎶」ソングが鳴り響き自然と足取りも軽くなり、西宮にいた頃を思い出す感じ。ええなぁ。この軽い感じ。
なんとなく自分の顔もえべっさんとおんなじ様に、にこやかになってきて賽銭箱に入れる小銭もやっぱり、もう一枚と増えていきます。
何故か此処でお金おとしたら、何倍もなって帰ってくるような気にさせる…
恵比寿パワーすげぇ!
さぁお目当ての笹持って帰ろう!
…………とここで「はて?」
笹を買うシステムがわからない…
えべっさんはいつも行ってたのですが
笹を買った事がない!
西宮にいた頃は、お参りとおみくじと、なんかあってもお守りぐらいしか買った事なかった…
身近すぎてお祭り感覚で行ってたから
周りの人をよくみてみると笹にじゃらじゃら縁起物のオーナメント付けてホクホク顔でもってる。
水森もアレやりたい!!
どうやら可愛い巫女さんが笹を配って、ご利益があるオーナメントみたいなものを自ら選んで付けて行く様子。
えー!楽しそう🎶
でも良くみると、オーナメントがまぁまぁのお値段。
1個2,000円
え?
5つけたら1万円
ラーメン屋のトッピング全部乗せかの如く、じゃらじゃら付けてる前のおじさん!
えらい景気ええな!と思いながら
悩む…
普段キャッシュレスに染まってる水森は今お財布に6千円しか入っていない…凹
せっかく大阪まで来たのに帰りにお昼も食べて帰りたい…(まぁココはカードでいいやん)
んー…巫女さんに「PayPay使えますか?」なんて聞けない…
とにかく並んでいたら列の先頭になってしまい、目の前に「金の笹¥5,000」のポスター!
金色のプラスチックで出来た笹に一通りのお札やらがセットになって付いてるし、小ぶりで可愛いし飾りやすい。
「コレ下さい」
ちょっと思ってたのと違うけど、人生初の笹をGETしました。
関西の景気がギュッと詰まってるんじゃ無いかと思うくらいデカいお賽銭入れと
一個2,000円のオーナメントをいっぱいつけてる参拝客で溢れかえってる神社。
いったいこの3日間でどれほどのお金が動いているのか…
え?コレで税金払ってないん?
そういや京都の有名なお寺や神社も外国車の高級車ばかりがとまってるよな…。
なんかモヤっとしたものが頭をかすめます。
や!今はソコ置いといて!
お金はお金を呼ぶし
福は福を呼ぶ。
笑顔の人には笑顔の人が寄ってくる!
類友やな類友!
えべっさんとはそうゆうトコロなんやと。
億万長者になりたい訳じゃ無いけど、
絵で食べていけるぐらいにはなりたい。
そして描き続けていきたい。
描き続ける為にAoineを始めたんです。
自分に貫ける信念もってこ!
えべっさん!
景気のいい話よろしくお願いします‼︎と目を見開きながら気合を入れておみくじも‼︎
大吉GET!
あんまりおみくじで良いのが出た事無いので普段好んでやらないのです。
しかも去年は京都の戎神社で凶やったので、今年は大吉を貰いに今宮戎まで来たと言っても過言じゃありません。
今年は絶対いい事しか起きない!っと信じておきます。
来年は万札握りしてめて帰って来たいなと。
おまけ
お参り帰りに、おじいちゃんのお墓参りも済ませてきました。
お墓までの道中、通天閣も拝み新世界を横切った時の写真。
あと恵比寿さんが鯛持ってたなと思って鯛焼き食べて帰りました。
昨年の初詣は元旦。芸能の神様のご利益を貰いに京都の車折神社にいったんです。
Aoineとして活動するにあたり、自身の心情を枯れさせない為にと。
お参り途中に京都でも揺れを感じました。
阪神大震災の被災者でもあった水森は、揺れと同時に蘇る記憶と脈拍が上がる感覚で眩暈に倒れそうでした。
この話は今年震災30年を迎えるのでまた後日にでも。
そして、まだ復興の進んでいない被災地の皆様、1日も早い復興と平穏な生活に戻れる事を心よりお祈りしております。