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※こちらは電子書籍化したものの続編です。 はじめからご覧になる場合は、こちら (無料)にどうぞ。 ※書き下ろしなので、誤字脱字や展開など、今後内容が変更される恐れがあります。ご了承下さい。 ※1話ずつ購入(150円、週1回更新)されるよりも有料マガジン(月500円)のほうがお得に読めます。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●豌豆(えんどう) か、漢字にするとめっちゃイカついんだけど。おいしくなさそーだなぁ。 あ、取れたてのゆでたてっ。いただきまーすっ。うん、甘い。やっぱこうだね。 家でできたのが一番好きだなあ。自分で採取して料理するって面白いや。 ま、ゆでただけだけど。今度は彩りよく肉じゃがとかに突っこんでみよっと。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●エンド まったく恐ろしい奴らだ。人間を何だと思ってるのかね。おっと、またきた。 人間を小さくする秘薬で台において、あのピンポン玉で鍛えるか。はああ。 確かに土地代は節約できるだろうが、人体はやばいことになるんだけど。 所詮俺たちは家畜ってことか。本来の楽しみかたと全く違ってるのに。ったく。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●塩田(えんでん、しおだ、しおた) 古来から作られてる塩だけど、どうやって思いついたんだろうね。不思議だ。 当たり前だけど、日本だけじゃなくて世界中で製造されてるってことはさ。 人間に必要な成分ってことなんだけど。それにしても自作することになるとは。 何てったって無人島。やれることは何でもしないと生きていけないから。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●エンディアン はん、やってくれんじゃないか。これはアタシたちじゃ解決できないよ。 細かいトコまでは知らないけど、これはプログラミング用語だ。やられたね。 だからあの坊やはアタシたちが宝を取り出せないことを分かってたんだよ。 後でヤキを入れてやるとして。本部にアタシの名前を出して事情を説明してきな。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●延長(えんちょう) まあ、世界中を旅してるからそれぐらいになるんじゃないかな。たぶんね。 見識を広めるために始めたんだけど、人との出会いが何よりも楽しくなって。 部屋にこもっているだけでは、この面白さはわからなかったよ。でてよかった。 もうあの場所へは戻りたくない。僕は楽器と共に自由を手に入れたんだ。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●炎昼(えんちゅう) こんな炎天下で運動させるなんて、どういう教育方針なのか伺いたいですね。 昔と違うんですよ。かつての真夏の気温は今の初夏、わかっていますよね。 で、生徒を指導しているあなたは涼しい職員室で待機ですか。いいご身分で。 あなたの子供も同じ訓練を受けさせては。我々の気持ちがわかりますよ。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●堰棣(えんたい) まったくもう。どうしてこの村を立ち退かなきゃならないのよ。そりゃあさ。 あっちの言い分もわかるわよ。でもさ、故郷を追われる身になれってんだよ。 家を用意してくれるのも分かるし、補助金も出る。でも、この景色は、もう。 それにこの村には伝説があるんだ。決して沈めさせるわけにはいかない。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●塩素(えんそ) ん。こら、父さんの書類に落書きしただろう。全くしょうがない、ほらこれ。 こっちにならしてもいいから。こういう風に文字が書いてあるのはダメだぞ。 「おとうさん、ここにおもちがいっぱいあるね。このひと、おもちすきなの」 何を言ってるのかと思ったら。確かに横にすれば見えなくもない。ふふ。
※このページは既に電子書籍化した作品集のため、有料マガジンでのみご覧になれます。 ※無料版はこちら ●厭世(えんせい) 戦いなさい。逃げても不幸は追ってくるもの、それなら正面から受け止めなさい。 そうすることで道が見えてきます。確かに傷を見るのは辛いでしょう。でも。 それが生きるということなのです。もし、私があなたの力になれるとしたら。 って、ちょっと待て。そうやって兵隊を作ってたってことなのかよ。