オリジナル準備体操を見つけ出す旅へ
私は、ダイエット中の身でもありながら昨日、(おにぎりせんべい)を一袋食べてしまった。
朝起きて恐る恐る体重計に乗ると1キロ増えていた。
『おのれ!!!』
『おにぎりせんべいのバカ!』
『食べやすい!何個でもイケる!』
『バカ!嫌い!好き!』
朝から罪悪感ウォーキングへ!である。
夏の朝は人が多いぃ。
叔父様、叔母様の朝活には目を見張るものがある。
6時半からラジオ体操が始まると言うのに30分前には公園に集まっている。
それぞれウォーミングアップに余念がない。
まさに目つきは100mを走る前のオリンピック選手のようだ。
ご老人達のラジオ体操前の準備体操は、個性あふれたウォーミングアップが繰り広げられている。
あの白髪の老人は両手を前に伸ばし、細かくぴょんぴょんと飛んでいる。
完全にキョンシーだ、懐かしすぎる。
あの叔母様は、太極拳の様にゆっくりラジオ体操をしている、ラジオ体操の為のラジオ体操は、『練習で出来ない事は、本番でも出来ない!』マインドが強すぎで朝から暑苦しい。
あのハゲた叔父様は、肩を回したり、首を回したり、手首を回したり、体の回せる所を全て回している。
タコみたいだ、くねくね動きながら奇跡的なバランスで立っている。危なっかしくて見てられない、ニューヨークのブレイクダンスさながらのムーブ、しかしココはいち早く、”ブレイク早く椅子”である。
朝のご老人のオリジナル体操の可能性を感じる、世の中にある筋トレや、ストレッチなどどこ吹く風、自分に一番合う体操を見つけコツコツ行う。
自分の体は自分が一番わかってる、長く生きているご老人の行動には説得力がある。
今はコロナの影響だろう、公園で集まるご老人の姿は見る事がない。
コロナが終息するまで家でラジオ体操の準備体操の為の準備体操を行っているのだろう。
それまでお元気で。
必ずまた公園で。