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”幸せのカタチ”にこだわる前に、知っておいて欲しいこと。(BY家を売る女)



心が整っていない状態では何をやっても幸せになれない

ネタバレですが
今日はそんなテーマで書こうと思います^^

私は以前、注文住宅のデザインをする仕事をしていました。
お客様から要望を聞いて、図面やイメージ図を描いて、プレゼンをして
内装を決めて、工事に引き継いで、、といった内容です。

その会社の社長が常々言っていたことがあります。

自分たちは家を売っているのではなく「気分」を売っているんだ!


お客様の「楽しい!ワクワクする!という気持ち」を売る仕事だということです。
物質主義だった私にとって、この言葉は斬新でした。
最初はピンとこなかったけど、私はデザイナーだったので、「ワクワクする暮らしをデザインしている」と解釈していました。

暮らしをデザインってどういうことかというと、
ただオシャレとか機能的というだけではなく、「どんな暮らしがしたいか?」です。
家族で、どんな暮らしをしたい?
どんな楽しいことをしたい?
どんなことにワクワクする?
そしてそれを叶えるためにはどんな間取りでどんなデザインがいいか?
をやっていたんです。

釣り好きなご主人のために庭とガレージにアクセスできる土間スペースを作って週末は家族で釣りに行って、帰ってきたら魚を捌いて庭で洗って…
この家族が楽しそうに笑ってる姿を想像しながら私自身がワクワクして描いた図面は大体が一発OKでご契約いただけたんです。(ワクワクが伝わったから)

「お客様にワクワクを売る」という社長のやり方で、
田舎の小さな工務店だったにも関わらず、「こだわりを持って家づくりを楽しみたい!」というお客様がたくさん来てくれました。

年間10〜20棟ぐらい担当していたので
たくさんのご夫婦、ご家族とお会いしてきたんですね。

トントンと楽しく打ち合わせが進む人もいれば、打ち合わせ中に喧嘩になって険悪モードで気まずい打ち合わせになることもあり(笑)
打ち合わせ途中で離婚されるご夫婦もいたり家族間でのトラブルなどで契約が取り消しになった方もいらっしゃいます。

私たちではどうすることもできない領域でした。

そこを見極められずに、とにかく家を売ろうとしている営業マンはだいたいトラブルになるお客さんを連れてきていました(笑)
(ノルマとかもあるしね)
多分ワクワクさせていたのではなく、不安を煽る売り方だったのかもしれませんし、ご夫婦間で話し合うべきところを引き受けすぎちゃっていたのかもしれません。
(旦那様の代わりになって奥様の話を聞きすぎちゃうと2:1の構図になって夫婦関係拗らせちゃうこともあったり)


家を買うことは、家族で楽しい暮らしをするうえでの一つの選択肢に過ぎません。
その土台になるのはご夫婦の関係性が大事なんですよね。

関係性が整っていないご夫婦は家を建てても幸せになれないんだ

当時私はよくこんなふうに感じていました。
普通のことに聞こえるかもしれないけど意外と見落としがちだと思いませんか?

結婚したら家を買ってこどもがいて…みたいな(かつての)当たり前の幸せのカタチにある大前提って、

まずは自分が幸せであること、その次にパートナーと心を通わせて幸せを感じられていること、だと思います。

カタチにこだわってしまったり
手に入れても満たされない感覚がある人は
まずは自分の心と、目の前にいる大切な人に目を向けましょう!
というお話でした^^^


最後まで読んでいただきありがとうございました!

青羽いくでした。


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