【中学受験】学校説明会(須磨学園中学校)
ほんとに、情報脆弱すぎて…
これまでに、いろんな情報を取りこぼして来たものの、なんとか須磨学園の説明会を予約することができた。
私が学生の頃の須磨学園(当時はまだ中高一貫でもない女子高)というと、正直賢いというイメージは、全くなかった。
公立高校の滑り止めで受ける高校というイメージ。
実際通っていた友達もいたけども、真面目に勉強をしてきたとはお世辞にも言えない子たち…(ごめん)。
それがまさか今となっては、こんな進学校になっているなんて、当時は誰も思わなかっただろうね。
須磨学園の最寄り駅はだいたい把握していたけども、立地を良く知らなかった。
坂をのぼるのが大変だという口コミを見て、勝手に恐怖を抱いた。
説明会では、行きのみスクールバスを出してくれており、ありがたく乗せてもらったが、帰りはバスなしなので、徒歩で下山(!?)した。
距離は思ったほどないが、階段をひたすら下りてきたので、膝をがくがくさせながら、下った記憶しかない。
行きはこの逆で、ひたすら階段をのぼるのかと想像したら、気が遠くなりそうだけど、自分じゃないからええかって思った。
しかし、学生みんなこの登下校のおかげで、体力もついて風邪も引きにくいらしいとな。
実は、親類の中に須磨学園を卒業して、名門大学に合格した子がいるのだけど、説明会でも言われていたように、ほんとに塾は不要の様子。
学力だけでなく人間性も育むことができるので、あらゆることを学校生活の中で網羅できる、そんなシステムみたいだった。
塾では人間性まで見てくれないでしょ?ということ。
なるほど、理にかなった方針じゃないか。
学校自体は生徒の主体性を重視するとのこと。
また、海外への研修も盛んな印象。
他の学校の説明会に行ったことがないので、他よりも盛んかどうかは不明なところ。
英語教育にも力を入れているため、海外研修で英語を使う場面で実践させていき、その時に感じた実力不足を「なにくそ!」と今後のやる気につなげていくスタイルのようだ。
子自身が、壁にぶち当たり悔しい思いをし、それを糧により勉強に意識を向けるという戦法。
下手したら自己肯定感下がらないのか?
とも感じたが、おそらくそのあたりのサポートもしてくれるんじゃないかと勝手に思っている。
いや、しといてくれよ、と感じた。
授業は50分授業スタイルで、授業の中で確認テストを行うとのこと。
(おっ、浜学園の授業スタイルと似ているな…)
面白いと思ったのが、この確認テストで8割を取れなければ、放課後に再テストを行うというとこ。
しかも、合格するまで行うってさ。
だいたいは、1回で合格することが多いみたいだけど。
親としては、ありがたいわ。
勉強の取りこぼしを最小にしてくれるんじゃないかと。
あと、個人的に魅力を感じたのは、食堂ですな。
食堂は重要と感じていて、食べたいときに食べたいものが食べれる環境なのかが、気になっていた。
須磨学園は、定食を朝に注文してランチボックスでお届けしてくれるという仕組みがあるとのこと。
ま、教室まで持ってきてくれるのかどうかまでは聞いてないけど、食堂の限られた席を確保する必要がないこと、食堂でしか食べれないということではないこと、食べたいものを確保してくれて時間になったら持ってきてくれるということ。
ええやん!ええやん!
うちの子、並んだり人とごっちゃになるのが苦手で、目的のものを手に入れる前に、もうええわって適当になってしまうところがあるので、この確実に手に渡るシステムはありがたい!
さらに、間食もできる軽食やデザートもあって…
しかも元ホテルのシェフさんが作られているので、味の保証付き。らしい。
さすが私立はちゃいますな~!
味は重要やで。
ここまで聞いて、全く悪い気はしない母。
むしろめちゃくちゃ行きたくなったくらい。
中学の説明会は、初めて参加したのだけど、ジュースを人数分いただき、子には好きな文房具(ペン)を1本配布してくれたり、素直にうれしかった。
のは母だけで、子がジュースいらん(飲みたいものないし無料でもらうのも悪い)とか言い出して、うそやろ?みんなもらってるんやから、もらっとき!
って無理やり母がジュース取らせた形になったわ。
もらえるもん、何でも、もろたらええやん、遠慮すなバカタレ。
説明会終盤で、入学金や学費の話になるのだけど、そこで急に現実に戻された私。
憧れを抱いたものの、これ、入学しても大丈夫かな?
となってしまった。
あとは、少し気になったのは、上位成績のお子さんたちの成功体験ばかりに焦点が当たり、すげーな、うちの子もこんな子になってほしいなって思ってしまうのだが、成績中位以下のお子さんたちは、どんな学生生活を送っているのだろうか…
そこも知りてぇ…って思った。
母が今からできること!
今よりも給料のいい仕事に転職!
貯金を頑張る!
以上。
こんな感じで説明会を終えた。
子どもが目指せる学力あれば、ぜひ志望校に入れたい学校のひとつになった。