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日向あおい
2016年11月26日 05:35
藤崎竜の『封神演義』という漫画がある。 中国に伝わる同名の古典小説を原作として描かれた作品である。 原作は殷周易姓革命を題材とし、そこに、周の軍師太公望が特殊な力を操る仙人だったという設定を加えたファンタジー小説となっている。殷側、周側にそれぞれ仙人が付き、仙人の力を吸って特殊な効果を発動する宝貝(パオペエ)という武器を駆使して戦いを繰り広げるのだ。 藤崎封神演義も、基本的にはこの筋立てを