#43【生徒が勝手に学び始める英語授業③】ICTで単語テストを進化させよう。
このnoteでは、私の「生徒たちが勝手に動き出して、トレーニングをし、英語力を伸ばしていく英語授業実践」をまとめています。
ラウンド式ポートフォリオ型英語授業実践、今回は英単語テストについて。
英単語テストって、英語の授業では避けては通れない問題です。
これまでの単語テスト
みなさんも学生時代、単語テストってありませんでしたか?やり方はいろいろあったと思います。
まずはその時期。
例えば、Unit(1つの単元)が終わったら。これが一番オーソドックスかもしれませんね。Unitが終わったら、そのUnitに出てきた英単語をテストする方法。
または期末テストなどの定期テスト前に実施する方法。テスト範囲全体を見渡して、その英単語をテストする方法。
単語テストの方法も色々とあるかもしれません。例えば、発音のテスト、英単語の意味を問うテスト、日本語を英単語にするテスト、もしかしたら例文中の( )を埋める単語テストなんてこともあったかもしれません。
とにかく方法は種々にわたります。
でもきっとほぼほぼ多くの学校では、きっと「紙」でのテストではありませんでしたか?
そしてそれって、1回(または点数が低かったら再テストを含めて2回)ポッキリじゃなかったですか?
そしてそれが恐ろしいことに成績に入っちゃうなんてこともあったかもしれませんね。
生徒の単語力・語彙力って、輪切りでいいの?
この方法の大前提って、生徒たちの語彙力を輪切りにしていること。
例えば、今までの方法だと、6月1日に単語テストを行った場合、この時点での生徒たちの英単語の力を見ているに過ぎません。
もしかすると、6月2日にはいい点数を取れたかもしれないのに・・?
6月になって、生徒たちの英単語の力が上がっており、もしかしたら5月に行った単語テストを6月に行なっていたら、点数が低かった生徒が、合格点を取れるくらい伸びているかもしれません。
しかも、膨大な紙を用意する必要がある
京都の小学校教師・坂本先生(通称さる先生)もよく著書やTwitterで発信されていますが、学校は紙との戦いです。
ワークシートの印刷、提案文書、なんちゃら便りなどなど、学校は紙で溢れています。
でも、学校の先生方紙と戦っている(溢れている)ということは、生徒も一緒なんです。
だから、生徒も紙と戦っているわけ。この令和の時代に。これをなんとかしたい。
紙との戦いではなく、英語の力を上げることに集中させてやりたいの。
だから、こんな仕組みがあったら最高なのよ。
だから、こんな仕組みがあったら最高じゃないですか?
いつでも単語テストが受けられて(生徒たちの英語力の伸びの速い遅い問題を解決。なんなら休み時間にも)、
どこでも単語テストが受けられて(なんなら、家でも受けれちゃう)、
何度でも単語テスト受けられて(そもそも大人の世界のテストって、そう。教員採用試験、極論すれば落ちても何度でも受けれれる、来年以降)、
そして最も大切なのが、できるまで英単語のテストを受けられる(これが本当に大切。英語の力を上げる上でも、生徒のモチベーションを上げる上でも)
そんな仕組みがあったら最高じゃないですか?
どう?令和っぽいでしょ。
あった。
あったのよ。
ありましたよ。
みなさん。
それがquizletです。
次のnoteで、クイズレットでできること、私がどう英語の授業で使っているのご紹介します!
ちなみにライティングの授業実践が本になりました。明治図書から出版しています。参考になれば↓
スピーキング活動にお悩みの方は、こちらもぜひ参考にどうぞ。新刊です。
ではでは。