江澤 隆輔
このマガジンは、私が行なっている英語授業実践についてまとめたものです。
こんにちは。江澤隆輔です。 現役の教師をしながら(公立)、本を書いたり、セミナー講師をしたり、現役教師が集まるコミュニティを運営したりしています。3児の父です。 これまで書いた本(出した順番)。5名以上で作った本や、寄稿させてもらった教育雑誌などは省きます。
先生方も増えてきたので、一度私の授業スタイルをまとめます。 ぷちラウンドシステム前提として、テストごとに期間を区切る、「ぷちラウンドシステム」を採用しています。テストが終わったら、次のテストまで何周も教科書を回しながら、教科書の完全習得を目指す。完全習得をどうさせるかについては、子どもたちの自由進度で。 テストが終わった最初の7回から8回ほどの授業で、知識の部分をガンガン伝えて、あとはパフォーマンステストを繰り返しながら、教科書を回して習熟していく。 英単語の習得について
さぁ、今日も張り切っていきましょう。令和の新教育「生徒が勝手に学び始める英語授業」教科書の内容理解編です。どうぞどうぞ〜。 ちなみに、これまで授業に関する記事をマガジンにまとめてます。まだ読まれていない方は、こちらから呼んだ方がいいかもしれせん↓ Voicyでも話をしています 実は、Voicyパーソナリティを務めています。この「教えない授業」について先日話をしました(10分ほどなのでよければ通勤などで聞いてもらえると)。 「教えない」といえども、まったくの白紙の状態か
さぁ、今日も張り切っていきましょう。令和の新教育「生徒が勝手に学び始める英語授業」です。その実践をこのnoteでまとめています。 今回も、教科書の内容理解編。 前回のnoteでは「輪島塗りを作るように教科書を学習しよう(させよう)」という内容を書きました。 今回は、じゃあどうやって教科書を何度も学習させるの?という、だいぶ核心的なところを書きます。もしよければ、お付き合いくださ〜い。 教科書の7周学習の概要こんな感じ↓ 1周目:教科書の「ざっくりリスニング」 2周
昔は疑っていたんです、私も。さぁ、今回も張り切っていきましょう。令和の新教育(と私は思っています)「生徒が勝手に学び始める英語授業」です。 いや、そういう「勝手に勉強する」とか「教えない授業」とかそういうタイトルの教育書を見ると、 「・・・そんなわけあるかい」 と思っていたんですよね。昔は。 でも、適切に生徒達の周りの環境を整えてあげて(英単語編で紹介したQuizletもその1つ)、生徒達のコーチになってあげれば、実現すると思っています。 ただやっぱり、英語を学んで
さぁ、始まりました。令和の新教育「生徒が勝手に学び始める英語授業」です。前回までの記事では、英語の授業の根っこ部分、スポーツする上でのストレッチとか筋トレとかそんな感じの部分だと思ってください。英単語編を書きました。 7記事目のこの記事からは、教科書の「内容理解」編です。ではではどうぞ〜。 娘の絵本。いや、子育てをしていると学ぶことが多い。今、パパ先生になったら読む本みたいな本も書いているので、そこでも書かせてもいました。やっぱり子育てを経験して、私は良かったと思います。
さぁ、今日も張り切っていきましょう。令和の新教育「生徒が勝手に学び始める英語授業」実践です。 突然ですが、皆さんが中学生の時・高校生の時、「勉強が進んでいる感」「勉強を積み上げている感」って感じていました? 例えば、今まで取り組んできたプリントがどこかに保存してあると(うちの息子は段ボールに入れている)、なんとなく「あ、俺勉強しているなぁ」って感が出ますよね。そのプリントがどんどん積み上がっていくと、さらに。 例えば、辞書で知らなかった単語を調べた時に、そのページに付箋
さぁ始まりました。 令和の英語授業「生徒が勝手に学び始める英語授業」実践です。 正直に言います。いや、昔はね「生徒が勝手に動き出す」とか「教えない授業」とかキーワードを書籍で見ると、「そんな上手い話があるか!」と思っていたんです。でも違いました。 そのための準備をして、ちゃんと生徒たちと関わって、モチベートして、コーチングして、環境を整えれば、それもあり得ます。できます。ぜひ、一緒に実践を積み上げていきたい方、連絡ください!一緒にやりましょ! 昨年立ち上げた「英語教員
さぁ、今日も始まりました。 令和の英語教育、「生徒が勝手に学び始める英語授業」実践。 いろんなところから「そんな甘い話あるか〜い!」と聞こえてきそうですが、私が1学期に授業を作っていった感想としては、「ある」ですね。 でも、そのためには、いろんな環境を整えたり、生徒たちへの関わり方を考えたり、そこに持っていくまでの下準備をしたりと、やることはあります。 今日は、その一端をご紹介。英単語学習編です。 前回のnoteでお伝えした通り、私は英単語の学習をタブレットにお任せ
このnoteでは、私の「生徒たちが勝手に動き出して、トレーニングをし、英語力を伸ばしていく英語授業実践」をまとめています。 ラウンド式ポートフォリオ型英語授業実践、今回は英単語テストについて。 英単語テストって、英語の授業では避けては通れない問題です。 これまでの単語テストみなさんも学生時代、単語テストってありませんでしたか?やり方はいろいろあったと思います。 まずはその時期。 例えば、Unit(1つの単元)が終わったら。これが一番オーソドックスかもしれませんね。U
力のつく英語授業をしたいと思っています。 これは、ずっとですね。初任の頃から。 なんだかんだ力をつけないと始まらない訳です。親になっても思いますって。「ちゃんと力をつけてくれる先生でよかった」って。 「あんたのいう力って何やねん論」があると思いますが、ここでは福井県の高校入試を突破できる力や英語検定あたりを想定しています。福井県の入試問題って、実はかなり難しくて、あれをすらすらと読めたり、解けたりしたらかなり力があるんじゃないかな。 でも「いやいや、入試て!!」「スピ
このnoteは、私の「生徒が勝手に動き出し、トレーニングをして勝手に英語力を伸ばしていく英語授業」実践をまとめたものです。 子どもたちは心の底から「成長したい」と思っている。中学生の担任をしていると、よく 「もう勉強わからんし」 「英語なんてもうさっぱりわからん」 「先生の授業、わからん」 「もう(勉強なんてしなくても)いいわ」 という声が聞こえてきます。 一生懸命毎日授業をして、プリントをまるつけして、テストをして、毎晩遅くまで生徒たちのために働いている先生方
保育園の先生方を見ていると、「プロだなぁやっぱり」と感じることが多いです。 いや、ちょっとしたことなんですよ。 本当に細かいことなんですけど。 「細部にこそ魂は宿る」というか、そういったところにこそプロとしての誇りみたいなものを感じられるんです。 プロを感じる点① 保護者の呼び方 例えば、ボランティアをさせてもらっている保育園の園長は、保護者に対して絶対に「お父さん」「お母さん」と呼びません。 「○○ちゃんのお父さん」「○○ちゃんのお母さん」「○○ちゃんのおじいちゃん」「○
小学校の時に、勉強方法を教えてもらってきているとはいえ、まだまだ中学校でもその方法を指導していく必要があります。 とういことで、「自学のすすめ」です。毎日の自主学習ノートの取り組みに差があるときなど(テスト前なのに英単語を何回も書き取ってきていて、そればっかり繰り返している・・・)、こんな実践どうでしょうか。 手順①「自学メニュー」を配布 *あとで紹介します。 ②ノートの貼る ③メニューから自分の学習したい項目を選んで勉強 ④先生に提出&フィードバックを受ける ⑤
中学校教員をしていると、 「勉強の仕方が分からない」 「分からないところが分からない」 とか「勉強の方法に関する質問」をよくされます。 今日は、それに関連して 絶対に英語の力が上がる2つの方法 をご紹介します。 方法① 音読※音読・・・声に出して英語を読むこと。 どうですか?な~んだそんなことかって思いますか? そう思われた中高生のみなさん、本当に本当にちゃんと音読を取り組んでいますか? 正しい発音で、何度も飽きるくらい音読に取り組んでいますか? 授業では、教科書
普段の授業ってとっても大切。 1時間の研究授業を頑張るより、普段の授業(英語の授業は140時間あります)でがっちがちに力をつけるようにしたいです。 以下、ということで、わたしの授業の流れ。基本的にはこんな感じの活動を毎回入れています。ねらいによって、変わることがありますが、幹は音読かなぁ。 ①ウォームアップ・日付など確認・・・授業開始前から活動させるためのハック ・1分間トーク(1分×3)・・・毎回お題を与えて、ペアとチャット ・新出語彙の確認(1分×3)・・・日本