#40 息子の保育園の送り迎えで感じたこと。
保育園の先生方を見ていると、「プロだなぁやっぱり」と感じることが多いです。
いや、ちょっとしたことなんですよ。
本当に細かいことなんですけど。
「細部にこそ魂は宿る」というか、そういったところにこそプロとしての誇りみたいなものを感じられるんです。
プロを感じる点① 保護者の呼び方
例えば、ボランティアをさせてもらっている保育園の園長は、保護者に対して絶対に「お父さん」「お母さん」と呼びません。
「○○ちゃんのお父さん」「○○ちゃんのお母さん」「○○ちゃんのおじいちゃん」「○○ちゃんおばあちゃん」と呼んでいます。
何度も園長先生が保護者に対応している場面をみていますが、どの保護者にも必ずそう呼んでいらっしゃいました。
・・・理解できますか?
園児一人に対して、家族全員の顔を覚えているということです。
確かその保育園は120人を越える大きな保育園なので、少なくとも200人以上の親御さんがいらっしゃるでしょう。
さらにさらに、祖父母をあわせると、300人を越えるでしょう。
祖父母の方々がお迎えに来られるときもありますからね。
プロを感じる点② 見守っているときの立ち振る舞い
違う例です。
保育中の先生方、絶対に腕を組みません。
園児が外遊びをしているとき、園児が給食を食べているとき・・・色々な場面がありますが、腕を組んで見守っている姿を見たことがありません。
藤野も何かの書籍で読んだことがありますが、「腕組み」は「相手に対する拒否」を暗に示しているそうです。
プロを感じる点③ 挨拶
またまた違う例。
その園の先生方の挨拶がすばらしい。
声の大きさとか、笑顔とかじゃないんですよ。
それらのことは当たり前にできていて、なんと「毎回立ち止まって」挨拶をしてくれます。
これって本当に気持ちいいですよね。
歩きながら挨拶をされるより、立ち止まって挨拶してくれた方が「相手に存在を認めてもらっている感」がすごい。
できるだけ職員室で実践しています。
外部に出ると本当に学ぶことが多いです。
ツイートもしましたが、園児は本当に発達が著しい。
発達が一週間で見違える分、一人ひとりをよく見て声かけをされています。
先生方も、何らかの形で外部に出てみてはいかがでしょうか。