#44 生徒が勝手に学び始める英語授業④ Quizletでできる5つのこと。
さぁ、今日も始まりました。
令和の英語教育、「生徒が勝手に学び始める英語授業」実践。
いろんなところから「そんな甘い話あるか〜い!」と聞こえてきそうですが、私が1学期に授業を作っていった感想としては、「ある」ですね。
でも、そのためには、いろんな環境を整えたり、生徒たちへの関わり方を考えたり、そこに持っていくまでの下準備をしたりと、やることはあります。
今日は、その一端をご紹介。英単語学習編です。
前回のnoteでお伝えした通り、私は英単語の学習をタブレットにお任せしています。
それによって、紙不要。
生徒たちは、何度でも英単語テストを受けれられる。しかも、いつでも。何度でも。そして、できるまで。
今日は、そんな令和の英単語テストを可能にしているQuizletについてご紹介します。
私はこの方法を英語授業に体系的に取り入れています(どう取り入れているかはまた別のnoteで。今日は、Quizletのご紹介ね)
発音の確認ができる。
まずは、これかな。
発音のチェックができます。これまでは、先生方の発音、フラッシュカードの発音を聞くだけでしたら、Quizletで何度でも発音を聞くことができます(まぁ、これは教科書のQRコードを読み込んでも同じことができるんだけどね)
知っている英単語・知らない英単語に仕分けができる
英単語って、知っているものと知らないものに仕分けする必要があります。
個人の感覚でいいんだけど。
昭和・令和だと、単語カードを作って、覚えた単語は単語カードの束?から外す作業が必要でしたが、このQuizletでは、知っていたら右にスワイプ(っていうの?)、知らなかったら左にスワイプするだけ。
そして、知らない英単語を中心に復習してくれちゃう。なんなんこれ、最高やん。
簡単な英単語テスト・選択問題にトライできる。
生徒によっては、いきなり「書く」テストってハードル高いんですよ。だって小学校でガッツリ書くこと、英単語を覚えようと何度も書いたりっていう経験がない。
だから、こんなスモールステップが素敵。
マッチ機能で遊べる。
「マッチ」という機能もあります。
これ、正解したら、このカードが消えていく仕組み。
どれだけ早く全部消せるかチームで競い合っても楽しそう。
音声チャレンジ。これ一択。
ここからですよ。まぁ、ここまでは準備運動っす。
私の授業では(あくまで私のバージョン・先生方はご自由に取り入れてみてください)、「音声チャレンジ」という機能を主に使っています。
今まで紹介した「マッチ」「テスト」など、生徒たちはもちろん使っています。準備運動みたいな感じで。なんなら、教科書の単語の復習くらいの感じで。
で、私の英語授業取り入れているのは、主にこれ。「音声チャレンジ」。
これに合格(全問正解)したら次の学習セットに進める。
この音声チャレンジのすごいところは、発音を聞いてからタイピングで入力できることで、発音を聞ける(リスニングにもよき)、タイピングだから紙に書くより速いのです。だから、高速で英単語学習を回していくことが可能。
生徒たちの活動としてはこんな感じ。
こんなサイクルを作っているます。
ユニット(単元)を3つにカット。
実は、私はこのQuizletを生徒たちに使ってもらうために、1年生英単語に関しては、すべて入力しました。
でも、ユニット1つに出てくる英単語が多いので、3つにカット。
例えば、生徒たちはUnit3の前半を合格したら、次は後半、会話表現と進んでいくわけです。
いや〜、書きました。いつか書きたいと思っていたので、スッキリ!
でも、これは、「勝手に動き出す英語授業実践」の一端です。
まだまだ取り入れていることがありますので、次のnoteで!
次は、教科書の学び方、考え方について書きますね。
教科書を何周も回して完全習得を行なったやり方です。お楽しみに。
ではでは。