【月報】1月の振り返り 改姓・肩書き・潜ること
2025年になってもうすでに1ヶ月が経った。
年が変わる、ただそれだけなのに、私は新しい気持ちになれる。それってすごいなあ。きっと今までも同じような気持ちのひとがたくさんいて、だから何かあるたびに改元されていたのかもしれないなあ、と思う。
(改元の是非は置いておいて)
改姓すること
新しいこと、といえば、今直面しているのが改姓問題。
パートナーと3月に入籍する予定で、私は改姓する予定になっている。
4月からちょうど働き方も変わるし、タイミングは良い。
4月からの勤務先に提出する書類に新しい姓を記入したり、新しい姓で名刺をつくった。
…だけど!!!
もやもやするし、心がめちゃくちゃ痛い。
20歳のころ、「私が30歳になる頃には選択的夫婦別姓が実現しているといいなあ」と思っていたし、
一時期は「家父長制が打倒されるまでは私は結婚しない!」と言っていた。
…待っても待っても、制度は変わらない。
いまの姓で大きな業績があるわけでもないし、特別に気に入っているわけでもない。
でも、私のアイデンティティの一部が失われていくようで、痛い。めちゃくちゃ痛い。
この感情をぶつける相手はパートナーではないことは分かっていても、数回パートナーに泣きながら電話をしてしまった。
(ぶつける相手は、まじで国。もうずーっと国に怒っている。別姓によって共同体としての意識が失われるって何だよ。同じ姓でも関係性が悪い家族もいるのにね!!!)
そんなある日、シーメイトのさっこさんとゆうこさんとお話会をする機会があった。
おふたりは、結婚されていて、お子さんもいる。
「どんなふうに受け入れたのだろう」と気になって、このテーマで話をした。
変わらないことに期待するのはやめよう、という諦め(政治的に主張することはやめたくないけれど)と、
目の前のパートナーと分かち合うことはできるのだ、という希望。
私はつい、ひとりで抱え込んでしまう。
「パートナー忙しそうだしな…」と勝手に気を遣ってしまう。
でも、パートナーに思い切って話してみたら、痛みを分かち合うことも、改姓による手続きの面倒を共有することも、当たり前のように快諾してくれた。
「快諾してくれた」と書く時点で、私のなかにも、「してもらう」という気持ちがあるのだなあ。対等でいたいのに。
パートナーシップについて、2025年、しっかり向き合っていきたい。
あとやっぱり、下の名前で呼ばれるのがうれしいな。
みんな、「あおいちゃん」って呼んで!!!
肩書きのこと
1月は、SHEのコミュニティイベントでロゴをつくったり、キャッチコピーをつくったり、名刺をつくったりした。
「学びをデザインする複業フリーランス」
めっちゃしっくりきて、SNSに載せて公開した、もののなんだか恥ずかしい気持ちになる。
誰かが嘲笑しているのではないかと嫌な想像をしてしまう。こういう自分の癖をやめたいなあ。どうしても他者の目線が気になってしまう。
キャッチコピーに見合う自分でいたい。
大切なものをネタにするのはやめたいなあって思う。
海の深いところまで潜る
「自分の声を聞く」ということをしたくて、のぞみさんの1on1コーチングを受けた。
1時間、1on1のコーチング。それはもう贅沢で、とっても大切な時間だった。
海の深いところまで潜るような感覚。
潜ってみたら、中学生のときの自分に出会った。傷だらけでボロボロで、そばにいて抱きしめたくなるような気持ちになった。
「傷つく必要ないよ、そのままでいて大丈夫だよ」って言ってあげたくなった。
それから、厳しい言葉をかけ続ける自分にも出会った。
のぞみさんに「自分にすごく厳しい言葉をかけてるんだね」と言われてハッと気づいた。
自分自身がいちばんの味方でいたいのにね。
自分のなかにいろんな自分がいて、それぞれの声に耳を傾けたいなあって思う。まだまだ難しいけれど、一歩ずつ。
言葉
1月は比較的本を読めた(10冊)!
そのなかでも印象的だったのが、以下の言葉。
出会いたかった、求めていたよ。うつ状態で布団の上で動けないまま、でも社会に抗う気持ちをもっていたあの頃を思い出す。共闘したい。
数字で見る1月
客観的に見ると 私やるなあという気持ちになる!
月の最初の頃のことや、がんばったこと、すっかり忘れてしまっているから、数字で見れることの良さを実感する。
できたことをひとつひとつ認めていきたいし褒めていきたいなあ。
1月、とってもいい月だった!
考えたこと、悩んだこと、ちゃんと記憶しておきたい。