kamza蒸しと陰陽統合
エステやビオスチームをやっている友人のサロンで、新しく限定開催される【kamza蒸し】なるものが登場した。
ビオスチームは何度か受けたことがあるのだが、「ビオよりパワフル」「男性性が強い」となかなか期待できる噂が聞こえてくるではないか。
久々の「蒸し」なので疲れた身体を癒そう…なんて思ってたのが甘かった。
このkamza蒸しで、私の内側は完全に生まれ変わってしまったのである。
悩んでいた特性への答え
先月、自分がHSS型HSPで
繊細な気質や消耗しやすい体質であるたいう特性が「克服した」のではなく「押し込めてただけ」ということが分かった。
で?どうすればいい?
馬力が出ないから起業もビジネスも諦めて大人しくパートでもやっとけばいい?
それは違う…じゃあどうすれば。
というところまで話が進んでいた。
私にとって「繊細さ」というのは、それまで「忌むべきもの」だったのだが、ここ最近「繊細だから(小説が)書ける」といろんな人から言われ、「私の才能」というプラスのイメージがつくようになってきた。
ただ、これとうまく付き合うにはどうすればいいかが分からなかった。
繊細であるがゆえに睡眠や休憩を多めに取ったり、人混みを避けたり、うまくガス抜きをしないといけない。当然今までのような活動量は見込めない。これだけ馬力を出して結果につながらなかったのに、ここを緩めていったいどうしろというのか。
その答えは、kamza蒸しを受けた後に降りてきた。
男性性は消えない
今までパワーを出してゴリゴリ進んでいた体育会系の私。
繊細な私が見つかったからといって、こちらの私がいなくなったわけじゃない。そして否定されるものでもない。
男性性の私も確かに存在するのだ。
じゃあ、どのように使えばいいのか。その答えがkamza蒸しを受けた私の元に降りてきたのだ。
男性性は、女性性を壊すために使うのではなく
女性性が壊れないように守るために使え。
そうか。
全てが腑に落ちた。
私の男性性は、私の女性性を「現実を生きるのにカバーしてあげなきゃいけないもの」だと思っていた。
でもそうじゃなかった。
男性性は、女性性が「才能を発揮するために守ってあげるもの」だと気付けたのだ。
どちらも私に取ってはかけがえのない要素であり、相互は打ち消し合うのではなく協力し合うものなのだ。
まさに、陰陽の統合…相克しない世界をまず自分から作るということなのだろう。
目の前の出来事は自分へのメッセージ
kamza蒸しをやっているサロン経営者の友人が、今までの悩みと今後の自分自身の方向性について話してくれた。
そりゃあそうだなぁと聞いていたのだけれど、帰り道にふと思ったのだ。
「それ、私にも言える話じゃないか?」
先日、経営者の方に依頼されてショートストーリーを降ろしたのだけれど(もう降ろしたという言い方がアレ)
どう足掻いてもマトモな執筆業ができる気がしない。
もちろん、やれと言われればやれる。だが、その点における才能は凡庸なので特別喜ばれることもない。
一方でショートストーリーは大抵の方に喜ばれる。全員ではないが、割合としては圧倒的に高い。
ショートストーリーは、相手の潜在意識にアクセスして書き下ろす。この時点で普通じゃない。万人受けしないのは確実だ。
でもどちらが徳を積んでるか?と言われると、私はショートストーリーの方だよなぁと思うのだ。
友人の言葉を他人事として聞いていたが、やはりこれも自分事…宇宙から自分に向けられたメッセージだったということになる。
マトモな道を歩めない人たちへ
そもそも、土台がマトモじゃない人種でなおかつ視野が広い人は、自分と社会のズレを察知したり、ニーズに応えようとする力が働いたりしがちだ。一瞬それで結果らしきものは見えるものの必ず停滞する。
見えるからこそ怖い。予測力があるからこそ不安だ。
しかし、この「仕組み」を知ってしまった以上、その怖さに賭けるしかないのかもしれない。
同じ気持ちの人が自分だけじゃないことが、不幸中の幸いだろう。
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