RTA in Japan Winter 2024に参加した感想
皆さんおはこんばんちは(死語)、葵ダイソンです。
今日は先日行われた「RTA in Japan Winter 2024」に走者として参加した感想を書かせて頂きます。きっかけを含めてなので長くなりますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
1.RTA in Japanに参加したいと思った経緯
1-1 RTA in JAPANというかRTAを知ったきっかけ
私がRTA in JapanというかRTAというものを知ったのは2021年Winterの魔界村駅伝リレーを配信で見たことがきっかけになります。
それまでRTAという世界すら知らず、YouTubeでこの動画がオススメに出てきて「魔界村駅伝リレー?なんじゃそりゃ見てみるか・・・おぉすげぇ!こりゃすげぇ!!!」と当時夢中になって、週に1回はこの動画を見ていたと思います。
ここから走者の皆さんや解説のワイズさん・はるまさんがTwitchで配信している事を知り、そこからRTAの沼にハマり始めます。
当時はまさかこの半年後に配信始めるとは思わなかったけどねwww
そんなこんなでダイソンさんのRTAとの関わりがスタートします。
1-2 RTA in Japan Winter 2023で現地観戦デビュー
2023年はTwitchを見始め、自分も何故か配信を始め、推しの配信者さんができてと色々楽しんでいる中で、推しの配信者の一人である久世悠琳さん(https://www.twitch.tv/youri_kuze)が「零~zero~」で出場される事が決定し、「これは是非とも現地観戦せねば!!!」となり、現地観戦デビューしました。
後ろで仮面被ってるのがダイソンさんですw
初めて会場に足を入れた時は「こんなに大きな所でやるんだ!しゅごい!」と驚いたものです。
この日のために名刺も作って色々な配信者の方々と挨拶したり、ラウンジでゲームをしたりして過ごし、推しのプレイを最前列で応援できるという最高のひと時を楽しみました。
会場で夜を明かして始発の帰りの高速バスの中で「自分も配信者としてこの場に立ちたいなぁ」という思いが生まれました。
2.RTA in Japanに出るための2年計画
2-1 ざっくりとした計画を立てる。
RTA in Japanに出るためにどうすればいいかを考えるために、RTA in Japanのゲーム応募ガイドラインを確認すると選考時の考慮内容として以下の内容がありました
記録で上位にいるのは問題ない(当時世界6位/日本2位)として「継続的に活動していて、複数回の応募がある」という所については当時の私には何もありませんでした。魔界村シリーズのコミュニティでも主な走者は超魔界村をされている方がほとんどで大魔界村はマイナーな部類に入るため知名度を上げることが必須でした。
そのため、2年後のRTA in Japanに参加するための計画として考えました。
[1年目]
・様々なRTAイベントに参加して走者としての知名度を上げる。(継続的な活動のアピール、イベント慣れの経験値を積む)
・イベントを通じて大魔界村RTAの知名度を上げ、走者を増やす。(コミュニティの活力化)
[2年目]
・イベントに参加して経験値を積みつつRiJに応募して採用されたい。
採用されるかは願望でしかないですが、継続的に活動を続けるモチベーションも兼ねてリアルイベント参加の活動を始めました。
2-2 1年目の活動開始
そんなこんなで活動を始めたわけですが、特に特別何かを始めたわけでもなく、年末にすでに参加が決まっていた北陸い~じ~RTAへの準備を進めて、その後もRTAのイベントに参加させて頂きました。
[参加イベント(走者)]
2024/2 第1回 北陸い~じ~RTA(金沢) 大魔界村
2024/4 RTA Gate #1(富山) 大魔界村 解説:まっきーさん
2024/10 RTA飲酒ラン '24 (東京) ソリティ馬 Ride On!の解説
走者:久世悠琳さん・ふじぴーさん
2024/11 JAWS PLAYERS #04 (大阪) 大魔界村
[参加イベント(観戦)]
たまラン、名古屋RTA、たまラン in 戸田、RTA in Japan 2024 Summer
・・・こう見るとめっちゃ現地行ってるじゃん私・・・。
とまぁ大魔界村が魔界の中でもブルーオーシャンであるのをいいことに色々イベントに出させて頂きました。
その中でも1年目の目標であった「JAWS PLAYERS」に参加が決まりとてもうれしく、「1年間の集大成を見せるぞ」と意気込んで臨みました。実際は2面で剣取っちゃって泣きそうになってなんとかクリアできた感じでしたがw
2-3 JAWS PLAYERSの会場でのサプライズ
JAWSでのラン披露は1日目だったので、2日目は午後から終わりまでずっと会場で見ていました。3日目は帰宅で会場には来れないので、改めて運営の皆様に感謝を伝えようとご挨拶に行った所「おぉ、おめでとうございます!」となんか違う反応が・・・。頭にハテナマークを浮かべながら聞いてると「RiJ採用されてますよ!」と・・・
ファッ!!!マジで!?
応募はしていましたが、まさか1年目で採用されるとは夢にも思っていなかったのでマジで驚きでした。会場を出るときは実感はなかったのですが、周りの皆様から「おめでとうございます」「応援してます」と言われたり、公式のXのポストを引用したらたくさんのいいねやリポストを頂いてようやく実感できました。改めてRiJに向けての動きが始まりました。採用されてなかったらJAWS終わったら大魔は一休みの予定でしたがw
3.最初にやった事は解説の依頼(ワイズさんへ)
3-1 ワイズさんに依頼することは計画の段階で決まっていた
この計画を立てた段階でRiJに出れたらワイズさん(https://www.twitch.tv/nazoys)に依頼することは私の中で決定していました。
理由としては色々ありますが
①解説者としての圧倒的実績、RiJでの経験・知名度
私自身が経験が少なく何かやらかしてしまう可能性があったので、当日までの心構えも含めて色々助言を含めてお願いしたかった所があります。
②オンラインのみの解説依頼なので、該当するイベントがRiJしか思いつかなかった
③RTA飲酒ラン'24の時の盟約(これは計画後の理由)
実は飲酒ランの時にワイズさんとお会いしてJAWSの解説の話をしたんです。
私「(オンラインしかワイズさん出ない事知ってたから)JAWSの解説依頼したかったなぁ」
ワイズさん「流石にオフラインだから無理ですねぇ」
私「わかりました、じゃあRiJに採用された時はお願いしますね!(多分早くても来年かな)」
その1か月後に盟約は果たされることになりますw
④どうやってあの素晴らしい解説が作り上げられるのかが走者目線で知りたかった
私がRTAを知ったきっかけで週1でリピートしていた魔界村駅伝リレーの解説がどのように作られているかが知りたくて仕方なく、その裏側を知るためには走者として依頼するのが一番早いと思い、解説を依頼したいと思いました。
そしてなにより
⑤最推しの配信者の一人に解説してもらえるという幸福を味わいたい!
ぶっちゃけ理由はこれだけとも言えます。サブスク期間は2年を超え、ワイズさん主催のオフ会に長野から日帰りで参加するくらい推しの方であり、同じ魔界界隈のワイズさんに依頼できる。これ以上の喜びがあるでしょうか!いやない。
という感じで真っ先に依頼した所、問題ないということで計画当時の願いが1年早く実現したわけです。
3-2 本番に向けての打ち合わせ
解説依頼をして最初の打ち合わせを12/8に設定して、私はこれまでのRTAイベントの動画や台本、アフィリエイト記念に行った大魔界村RTA勉強会の資料等、私の持っているRTA知識全てをお渡ししました。というか、本来ならば依頼した側が書くべき台本をワイズさんが書いて下さったということでホント恐縮です。
12/8 1回目 軽い顔合わせとどういう内容にするかの打ち合わせをして終了
12/18 2回目
打ち合わせ前からワイズさんの台本が見れるという事でワクワクしてました。
ワイズさん「では台本として動画を作成しましたので共有しますね」
私「ありがとうございますぅ・・・動画!?」
なんと参考として送った私のPB記録に自身の解説をのせて動画を作成していらっしゃったのです。ホント驚きましたがこれが本当にわかりやすいんです。スピーディーな内容にも関わらず的確な解説と魔界雑談を合わせたもので正直「もうこれで本番よくね?」と思いました。
その後軽く1回通して終了、この時点で当日の成功を確信しました。
12/24 3回目クリスマスイブ?そんなものはない。
お互い仕事で疲労しており通し1回して終了、むしろ早く休んでくれワイズさん。
12/28 4回目(前々日)
2回通して最終確認。この通しで1面ゲームオーバーという走者あるまじき失態を犯しましたがそこも全て雑談でカバーして下さり、「これはもうワイズさんにしゃべりは全て任せて私はプレイに集中しても問題ないな!」と安心して臨める気持ちが出来上がりました。
準備をしていざ、戦場へ。
あっ、当日までは極力体調を崩さないように心がけました。普段なら12月にいろんな人と行く飲み会も回数を最小限に抑え、お酒も控えめにし、人ごみではマスクを欠かさず着用、しっかり運動をして体力向上に努めました。
4.RiJ前日(事前練習)
前日は事前練習までは特に予定もなかったのでRiJを楽しんでいました。
この話はまた別のnoteで書きますかね。
私はPCをお借りしてプレイするので、運営様の所に行く必要があったのですがどうすればいいのかわからず会場前でウロウロしていると、JAWSでご一緒したZIEQさん(https://www.twitch.tv/zieq_)にお会いできて運営様の所に案内していただけました、当日もお世話になりました。イベント参加していろんな方と交流して人脈広げてよかったと思った瞬間でした。
練習は走者専用の控室で行いました。会場に行った方々に言うとバトルドームが行われていた部屋の更に奥です。「超、エキサイティング!」って言ってるのを聞きながら黙々と練習してました。
そんな中で事件が起こります。
自 己 べ が 出 ま し た
録画してないので当然申請できません。まぁそれだけ調子が良かったってことですね・・・カナシイ。
とりあえず2時間ほど練習をして、ワイズさんに解説を依頼した同志ちくわんさん(https://www.twitch.tv/tikuwanko)のプーさんを見届けて会場をあとにしました。というかプーさんがとってもコミカルかつ見ごたえのあるランをしていたので、コミカルのない私は若干ですが不安もありました。
5.さぁいよいよ本番!
5-1 始まるまで
当日は7時ごろ会場入りして、私の前のマセまるさんがオンラインだったこともあり会場に入るとすぐセッティングが始まりました。
実際のゲーム画面を映しつつ画面サイズの調整、ゲーム音の調整(レトロゲーなのでBGMを聞きたい方が多いと思うので強調するような調整をされているそうです)、ワイズさんとつなげての音量バランスの調整などが行われました。パッパパッパと進めていく運営の皆様の技術力に「はえーしゅごい」と圧倒されていました。その中でも走者が走りやすいように、解説者が解説しやすいようにと色々ご配慮を頂く優しさに感動して涙が出そうになりましたが、そこはグッとこらえて「皆様の頑張りに答えられるように走るしかねぇ!」と気持ちを高めました。
早朝のスタートにも関わらず視聴者の方々も直接現地に来て下さっていて、ランの前にお声をかけて頂きました。皆様のおかげで緊張がある程度ほぐれていい感じになれました。
そんな中でワイプで映る最前線の特等席には
・SLDCさん(RTA in Japan Winter 2022に「進め!キノピオ隊長」で出場)
・久世悠琳さん(RTA in Japan Winter 2023に「零~zero~」で出場)
のRiJの先輩方にお座り頂きました、本当に感謝です。
SLDCさん(https://www.twitch.tv/sldctwitch)はTwitch上で交流がありましたが、私が初めてオフラインで出させて頂いた北陸い~じ~RTAで応援頂いた際にご挨拶して、以降RiJ Summer 2024の「帰ってきた魔界村」を一緒に観戦したりしており、今回も来て応援頂きました、ありがとうございます(ちなみにその時もダイソンさんは仮面被ってますw)。なんと今回に向けて拍手ポイントも予習してきてくださったそうでホントありがたかったです、おかげで拍手いっぱいもらえました、感謝です。
そして皆様もうお気づきかと思いますが・・・2023年に久世さんの最前列でプレイを見た翌年に自分のプレイを最前列で応援頂く事ができました。最推しに解説してもらって、更に最推しに現地応援してもらえるっていう次の日何か起こっても「もう、何も怖くない」という空間が発生したわけです。夢の舞台でしたね。それが実現するのがRiJという舞台なんだなとしみじみと感じました。
その後ろにも普段視聴頂いている皆様や魔界界隈の皆様に見て頂く中で走れるという幸福なシチュエーションで走れたことが本当に感謝です。
5-2 当日のランの感想
Twitchより
本番はしゃべりはワイズさんにほぼほぼ任せて私はプレイに徹しました。
なぜなら正直しゃべってる余裕がないからです。
練習では結構いいランができていても本番には魔物がいるものですし、ましては大魔界村は超魔界村に比べてもランダム要素が多く、状況に応じたプレイの変更が求められる所が多いので、集中しないとミスをして更にそれが連鎖することが多々あるからです。えっ、他のイベントで自分で解説して走ってただろって?正直毎回余裕なかったよw
で、見返した上での完走した率直な感想ですが「よくこの内容で20分切れたな・・・」ですね。結構変な所での被弾が多いし、武器事故でのアポトーシスが2回あるし、短縮技のミスが数回あるし・・・でも同じミスを繰り返さないという最低限の内容は守れてよかったと思います。見せたいショートカットテクは全てお見せできたので、「これを見ればあなたも大魔走者になれるぞ!」って内容にはなったかと思います。走ってる時の感情としては「やっべ20分超える、超えるゥ!!!」と必死でした。結果的に19分58秒とギリギリ20分クリアでした。
ここで予定タイム25分ってあるから20分超えても大丈夫でしょ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、この時間実は前後の説明や完走した感想含めての時間だったりします。ワイズさんとの打ち合わせ時の予定としては
スタートまでの説明1分半→ラン20分→完走した感想や宣伝3分30秒
の25分構成で考えており、ランが伸びるほど感想が短くなるのでなんとしても20分切りたいという思いが強かったです。
2-5のボスベルゼバブに負けた時はタイムオーバーを覚悟しましたがなんとか20分クリアができました。皆さんの応援もあって頑張れました、重ねてありがとうございます。
※Twitchのコメントが全然見る余裕なかったのはごめんなさい、振り返り配信時に色々話せればと思います。
ちなみにベストは昨年大晦日に出した14分52秒ですので、よければこちらもご覧ください(めっちゃ叫んでるので音量注意です)。当日は極力声を抑えてクールぶっていますが、普段はめっちゃ叫びながら大魔走ってます(苦笑)。
5-3 ランを終えてその後
ランが終わって会場の皆様に一礼した後片付けをして、その後軽く応援頂いた皆様とお話をしながら会場の出口に向かいました。
出た瞬間私もびっくりしたのですがなんと力が抜けて膝から崩れ落ちました。やはり体は相当緊張していて限界だったようです。崩れ落ちて数秒で戻りましたが周りの皆様を心配させてしまいました、あの時はすみません。でもそれだけの重圧の中あの走りができたことは自信になりました。
その後はラウンジで交流したり、走者の皆さんとご飯を食べに行ったりと色々満喫して会場をあとにしました。
改めて会場でご挨拶した皆様、現地で観戦いただいた皆様、運営・ボランティアの皆様、解説頂いたワイズさん、画面の前で視聴・コメント頂いた皆様に最大級の感謝を!ありがとうございました!!!
6.最後に
そんなこんなで私のRiJ Winterの走者としての参加は終わりました。
最終目標としていたRTAの最大イベントRTA in Japanに走者として参加できたという喜びはもちろんですが、参加するにあたって様々なイベントで知り合った皆様との交流・配信を通じての様々な方々との交流、2024年の1年間で様々な出会いの機会を頂き、アラフォーおじさんの今でもこういう貴重な体験ができることに本当に喜びを感じています。この経験は今後にも生きると思いますし、今後も大切にしていきたいと思います。
目標は達成しましたが、私のRTAはまだまだ終わりません。なんてったって前日練習で14分46秒まで記録が伸ばせることはわかっていますからね!その先の世界を見れるよう今後もがんばりますので、よろしければ私のTwitchチャンネルに遊びにきて頂ければ嬉しいです。
↓私のTwitchチャンネル
長文になりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。今年もTwitch配信でお会いしましょう!!!