中学生に自分の人生語ってきました
市内の中学校2校にお邪魔して、私の人生語ってきました
人生語る?何をしているの?って思いますでしょ?
こういうことをする地域なんですよ。
ライフ&ワークバランス交流会
と言いまして。
地元に「自分らしく働き・生き・魅力的な大人がいる」というものを子どもたちに知らせていこう!
という活動なのですね。
https://hitozukuri-no-machi-ibara.jp
色々な人の価値観に触れて、自分の未来を想像して自分で考えて決めていけるような子どもの育成を官民協力してやってるんですね☺️
最近、どこもやってる感じはしますけど、私の住んでいる町はそれに加えて「まちづくり」と「ひとづくり」を同時進行している点が特徴的かと思います。
まちづくりは「鮭」に例えれば
鮭が帰ってこられる「川」を整えるのが「まちづくり」
生まれ育った川に帰ってきたいと思う「鮭」を育むのが「ひとづくり」
と言ったところでしょうか
もちろん、取り組んでいるところは全国たくさんありますし、先進的なところは多いですが、岡山県の中では早くに取り組み始めているようです。
で、なぜ私が話してきたかというと・・・
そりゃ「宅録声優」を名乗っている人なんて、そうそういないでしょ。面白い奴がいるみたいだぞ!誘って来い!
というノリで「いいですよ〜」と安請け合いしたら、資料作りにまぁまぁ時間かけてしまったっていうね(笑)
最近の子どもたちって
私の個人的な感想ですけど、乳幼児期の育ちに長年関わってきていて思ったのは「人の顔色を見る子どものなんと多いことか」ということ
私自身の子どもも、母子家庭ということを気にしたり、堅実な将来でいいと言い出した時期があったりで、自分で自分の可能性に制限をかけてしまうような子が多い印象です
そこで、私が今色々な人生を経て「宅録声優」としてやっていっていること・・・これを子どもたちに伝えられるのって、子どもからしたら驚くんじゃないかな?って思いました。
私の子どもが中学生たちと同じ年頃・・・というのも、身近に感じてもらえるかもしれないな・・・とも思いました
どんなことを話したかというと
要するに人生史と、なぜこの年になってこの田舎にいるままに宅録声優を始めたか?
ってことですね。
我が子が、自分で自分の可能性を制限しようとした姿があった時期に
「私の背中を見とけぇ!!夢を追うっていうのはこうやるんだ!」
という気概で始めた宅録声優の仕事
このネット社会を最大に利用して海外とやり取りをしたり、年齢の限界を超えて再度夢に挑戦してる大人もいるのよ…この田舎でね!!!!!!
これを伝えたかった
だから「今」夢が見つからなくていい
「今」夢を追えなくてもいい
「今」夢が見つかっている人は真剣に頑張っていけば応援してくれる人が必ずいる
こういうことも語ってきました
最後に
宅録声優として声の仕事に再挑戦する時、同じく過去に声の仕事を諦めた友人から
「自分は家庭を守るために、会社員で正社員でいることを選択する。それが自分の決断だ」
と言われたこともあります
惰性で生きているように見える大人にだって、家庭を守るためだったり、自分の信念に基づいて毎日の生活を繰り返している
だから、中学生の子どもたちには「自分の親はやりたかったことをやっていない」とは思ってほしくない
それもちょこっとだけ、お話ししてきました・・・。
多感な中学生という時期…でも子どもと大人のハザマにいる10代半ばの子どもたちの心に、どんなことを感じてもらえたかな・・・ちょい重かったかしら??
考えることはたくさんありますが(苦笑)そこも含めて・・・
色々な価値観や人生を知って、自分の人生の舵を自分で握っていける大人になって行ってほしい
そう願ってやみません☺️
「またお願いしますね」
そう言ってもらえたので、その時までしっかり宅録声優続けていこうと再度決意が固まったのでした