「いつか見た拙速な金融引き締めの再来に怯える株式市場」【週次分析】2024年5月第4週 日経平均株価・日経平均VI・S&P 500・VIX
5月第4週の日経平均株価は、週前半は上昇しても押し戻される日が続き、米国株価指数の史上最高値を受けた水曜も窓を開けて下落し、木曜はエヌビディアの決算発表に反応して上昇しましたが、金曜は米国株の下落を受けて水曜の終値を下回る場面もありました。結果的には前週比-0.36%で終えました。また日経平均先物は現物終値よりも+0.40%の38,800円で引けました。
日本の10年債利回りが1%に到達しました。日本銀行が金融政策の次の一手として政策金利を引き上げることを織り込み始めたようです。ただし景気が思わしくない状況での金利上昇を嫌気して株価には悪影響が出ています。
それでは今週も分析していきましょう。
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