カレンデュラ 2
カレンデュラ 2
破れている部屋の壁紙
玄関扉に寄り掛かる安価な傘
約束もせず出逢ったわたしたちだから
不器用な痛みを包み込む
ある朝馬鹿に晴れていてね
忘れられない思い
コトンと一つまた増えた
洒落た雪の日 二人黙って窓辺に立って
珈琲をを飲んでいたおだやかな日
千に一つでいいから
あなたに届く詩 作りたかったな
千に一ついいから
あなたが忘れたくないと思う詩
作りたかったな
わたしは唄ってみたい
冬の故郷に届く詩
私は唄ってみたい
自分に
そんなに怖がらなくていいよって
千に一つでいいから
唄ってみたい
いいなと思ったら応援しよう!
良い文章を作れるように、
作るために、
大切に使わせて頂きたいと思います。