6月の読書メモ
■仕事。|川村 元気
文庫化されてるけど、でっかい初版でもってた本。
絶対面白いから読んでから手放そうと思って数年。
友人にあげることになって初めて読んだ。
インタビューされる方の経歴はあっても肩書きは書かれてなかった。
宮崎駿監督の作品作りの途中で困ってるところが印象的だったなあ。
『目の前の相手と向き合わないでずるずる一人でいると、どこかで人間性が損なわれていくと思う。』
耳の痛い言葉。だけど手放しちゃったのでどのタイミングででた言葉か分からない。
杉本さん
『アメリカに納税したら、イラクの戦争に使われてしまう』
納税も投資なんだと気付いた。
谷川さんが想像を遥かに超えて現実的な方でちょっと好きになった。
結婚離婚の経験が多くて驚いた。
途中で、大人版のサードドアみたいだと思った。
坂本さんも、谷川さんも川村さんにお土産を渡していて、それがいい感じの編集後記になっていていいなあと思った。お土産用意したい。
■哲学の先生と人生の話をしよう|國分 功一郎
以前同じ会社に勤務していたHさんの紹介で読んだ。はじめての哲学。
『いまそこにある相手との付き合いこそがマエダさんにとっての経験になっていくのです。自分は女性との付き合いが低いと考えるのではなくて、いまその経験値を毎日高めているのだと考えてみてください。』
「いまここ」が大事なんだと思い出させてくれた。
参考図書として登場した二村さんの「恋とセックスで幸せになる秘密」は少し前に知人女性の勧めで読んだ作品だった。これも哲学なのか。
『「モテる」とは「敷居が低い」ことを意味しているーーーこれが私の結論です。』
『「モテる」というのはすこしもいいことではありません。』
刺さった。
ミスター・パコさん(國分功一郎さんへの相談者)
『このところ中途半端な男女関係に寂しさを覚えています』
『もしかすると、性的な魅力と、人生の伴侶としての相性は別なものではないか。』
結構前に考えることを放棄した件だと思い出した。
おすすめしてくれたHさんは、身近な悩みが寄せられていて面白いと言っていた。共感。
■地道力|國分 利治
華やかな装いは願望になるためのもの、かっこいいと思った。
國分さんの1号店が青砥なのは意外だった。青山とかのイメージだったので。
この本を読んでから日報の進捗を〇×で表現するようになった。
読みながら3年間休まないぞって燃えたのに、直後体調崩して会社の最寄り駅で出社を諦めたのは悔しい思い出。
『人は、最終的には人のためにしか頑張れない』
今は頑張りたい理由がいっぱいあるのだけど、すべて手に入れたあとはこれが腑に落ちるんだろうなあと思った。その景色を見たい。
■儲ける社長の24時間365日|小山 昇
弟から借りた2冊のうちのひとつ。時間に追われているのでまず読んだ。
読書は「はじめに」「あとがき」を読んでざっくり理解する旨書かれていたのでこの本で実践しようとしたら、あとがきが無かった。笑
「社内イベントが活発」内容は想定外だったけど、これはまさにわたしの求めるカンパニー(同じ釜の飯を食う)だと感じた。今学んでいることと通じるものが多い。
■億を稼ぐ人の考え方|中野 祐治
わたしは会社を船と表現することが多いのだけど、再読して、ここから使うようになったんだと気づいた。
■人見知りでもセレンディピティ|林 勝明
「へええ」と思っていた「共同主催」という仕組み。
春頃知人と話した際も「2人がいい」と聞き「おおお」と再確認。
そのタイミングで参加していたフットサル部での雑談から、お散歩写真部が動き出し、先日開催に至った。
イベントの数をこなして慣れているSさんがサポートしてくださり、心強かった~!ありがたい。
■無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語|竹之内 教博
TTPを覚えた。
溢れるくらい手にすると、それを分けたくなることに納得した。
竹之内さんの場合はそれがビジネスのノウハウみたい。
同じころセミナーに参加したのだけど、セミナーって同じ空気に触れるだけでなくて、動画や本では知れない話を聞ける場なんだ、初めて知った。
■きみの友だち|重松 清
買ったけど未読。正確には10年以上前に読んだ。
いつもふらりと立ち寄る本屋で、何も買わなすぎるのでお気持ちと思って買った懐かしい本。読書を自発的にするようになったきっかけの作品。
この日の夜、わたしに読書週間をつけようとしてくれたお父さんに、過去に影響を受けた本を聞いてみた。
■人と物10|桑澤洋子(8/4追記)
お初の無印本。本屋で知り合い、何度かお会いしてるSさんが貸してくださった。翌日もお会いする予定だったので珍しく一晩で読んだ。いや朝だったかな。
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印象的だったのは青春に段階があったこと、
恋人との別れ方、尊敬する人と急に会う展開。
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読了後のInstagramより。
生涯青春だという人たちよりも説得力を感じる段階という表現。
恋人との別れ方は印象的だったみたいだけど、メモを公開しようと書き始めた今、桑澤さんがどんな別れ方をしたのか思い出せない。
本の内容よりも、桑沢デザイン研究所の桑澤さんの本を読んだという体験の方が、わたしにとって重要だったのかもと感じる。
■6月のメモ
サカナクション・山口一郎さん
『本もそうで、最初は理解できなくても、何度も読んでいくうちに、それが分かってきて、分かってきた自分に対して、高揚感がある』
いま学んでることも、本当の意味で分かったときに高揚感があるのだろうか。Sさんおすすめの動画にて出会った言葉。
Sさんおすすめ悲しみの秘義も読まねば。
Fukaseさん
『すると、“今の自分に足りていない部分”が明確になる。「イヤなこと」って、細分化すると「次のステージに行くためにすべきタスク」に変わるんです。「勇気があるから退路を断てるんじゃない。退路を断つから勇気を持てるんです」』
逃げないでタスク化しよーって再確認した言葉。
友人のSさん
「ビジネスは誰かの課題を解決している」
「一人オーケストラ」
「スキンはフリーサイズ」
1対1の贅沢な講演会みたいだった。
Kさん
借りた本をぬらして歪ませてしまった旨謝ったら下記返信
『濡れて歪んだのはしゃーなしです。むしろ味がでました。ありがとう。』
ポジティブすぎてびっくりした。