蒼井シリウス

主に官能小説とショートショートを融合させた下品じゃない(当社比)オリジナルの短編小説を書いています。 小噺も良く作ります。 文章を理論的に組み立てるのが趣味です。 最近はAIの作画にもハマってます。ここで公開している画像はすべて私が作ったものです。

蒼井シリウス

主に官能小説とショートショートを融合させた下品じゃない(当社比)オリジナルの短編小説を書いています。 小噺も良く作ります。 文章を理論的に組み立てるのが趣味です。 最近はAIの作画にもハマってます。ここで公開している画像はすべて私が作ったものです。

マガジン

  • 官能ショートショート

    官能小説とショートショートを組み合わせたみたいなエスプリの効いた物語です。

  • 今日の自作AI美女

    趣味で始めたスマホの無料アプリだけで作ったAI美女です。自分の小説の挿絵にも使ったりしています。

  • R35物語

    18禁より上の35禁レベルの物語ですが、下品じゃない描写を心がけています。たまに有料もあります。

  • 研究★文章執筆方法論

    誰でも(特に自分が)目的の文章が書けるようになる方法論を研究しています。同じように悩んでいる方の一助にでもなれば幸いです。

  • 今日の小噺

    ちょっと大人な小噺です。

最近の記事

官能ショートショート『優柔不断』(780文字)

ミユキは優柔不断だ。 服を選ぶときも、俺に 「この色と、この色どっちが似合う?」 と聞く。 「こっちでいいじゃないの」と俺が指差すと 「ナオ君がそういうならこっちにする」 そう言って俺が選んだのを買う。 外食の時もそうだ。 俺はすぐに自分の食いたいもの選ぶが、ミユキはいつまでも迷っている。 「とりあえず、今食いたいものを選べよ。別に二度とこの店に来ないわけじゃないんだから、また次に来たとき違うもの選べばいいだろ?」 「えー、じゃあ、シーフードと、キノコどっちが言いかな?」 「

    • 官能ショートショート『結婚式前夜』(1,174文字)

      この身体とも今日で最後か……。 私は愛おしむように朝美の乳房の片方を揉み、もう片方の乳首を口に含んだ。 ゆっくりと味わうように音を立て吸い、転がす。 「ああ、お義父さん……」 その私の頭を朝美が両手で抱く。 「武史が亡くなって二年……夫がいないというのによくこの家に留まって私の世話をしてくれたね……感謝してるよ……」 そうつぶやいては、また吸い付く。 「ああんっ……お義母さんを亡くしたお義父さんをひとりにして、この家を出るなんて私には出来なかったの……」 「ありがとう……でも

      • 官能ショートショート『同窓会のあと』(946文字)

        高校の同窓会のあと、二次会、三次会と流れるにつれ、参加者がまばらになり、いつしか私たち二人も繁華街を後にした。 12年振りの彼との再会。 当時私たちが付き合っていたことは、今に至っても誰にも知られていない。 多分これからも……。 私も結婚し、彼も奥さんと子供もいる。 お互いそれはわかっている。 でも、今日彼の瞳を見、アイコンタクトが通じ合ったとき、こうなることは自然に思えた。 いつしか彼の左腕に抱きつくように身体を寄せながら歩く。 昔はそんなことが出来なかった。 そのまま、お

        • AI美女作成難民の終着駅! スマホの無料アプリと日本語プロンプトだけで簡単に作る方法

          現在『今日の自作AI美女』で公開している画像たちは、文字通り、私が安価なAndroidのスマホと更には無料のアプリで作ったものです。もっと言えばプロンプトは日本語だけです。 1日何枚までとか、1ヶ月何枚までとかの作成枚数の制約もありませんし、有料のサブスクに誘導する画面の出現しません。 ひとつ難を言えば、作成中に広告を5〜60秒見なきゃならないことでしょうか。(広告が流れる時間は決まっていません。短いものに当たったときはラッキーです) でもどんなソフト、アプリでも作成には時間

          ¥2,500

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        • 官能ショートショート
          13本
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        記事

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          今日の自作AI美女『作りたくても作れない偶然が生んだギリギリショット』

          今日の自作AI美女『作りたくても作れない偶然が生んだギリギリショット』

          +22
          +25

          今日の自作AI美女『イェーイ、ラブホデビューだよー!』

          今日の自作AI美女『イェーイ、ラブホデビューだよー!』

          +24

          R35物語『アパートの隣の男』(1,563文字)

          あなたでしょ? 私のパンティー盗んだの? ベランダに干してたやつよ。 これで二度目よ、なくなったの。 ここは二階で、私の部屋は端っこだし、隣はあなたしかいないのよ。 あなたの部屋のベランダから手を伸ばせば届くとこに干してあったんだから、あなたしか考えられないわ。 嘘ついてもだめよ! どこなの私のパンティー。 なに、このきったない部屋! 足の踏み場もないわ。 布団は敷きっぱなしだし、それに何、このあっちこっちに散らかったティッシュの塊。 なんか、変な匂いがするわ。 そう、これ、

          R35物語『アパートの隣の男』(1,563文字)

          官能ショートショート『誕生日プレゼント』(1,317文字)

          彼は浴室から濡れた体のまま出てきた。 脂肪の見えない細い身体。 そこを直線に流れ落ちる雫。 腰に巻いた小さな清潔そうなタオル。 そのタオルの中央が水平に持ち上がっている。 二十歳の男の身体。 私を前にして隠しきれない欲望の形。 繁華街で拾ったの。 今日二十歳になったから、友だちとお酒飲みに来たんだって。 私はベッドの上でもう裸になってた。 私に覆いかぶさる彼。 舌を私の唇に差し込みながら、胸を荒々しく揉む。 硬く熱いものが私の太ももを擦る。 もうタオルはどこかへ行ってる。 彼

          官能ショートショート『誕生日プレゼント』(1,317文字)

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          今日の自作AI美女『だ、だめです!社長!もう行かないと会社に遅刻します!  だめよっ!私より先にいっちゃ!』

          今日の自作AI美女『だ、だめです!社長!もう行かないと会社に遅刻します!  だめよっ!私より先にいっちゃ!』

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          今日の自作AI美女『彼女がシースルーに着替えたら』

          今日の自作AI美女『彼女がシースルーに着替えたら』

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          R35物語『告白』(8,882文字)

          香奈ちゃん、おめでとう。 ここから見る香奈ちゃんのウェディングドレス姿、とっても素敵よ。 前からドレスは純白でなくちゃだめって、言ってたもんね。 やっと念願が叶ったね。 とっても綺麗。 香奈ちゃん、本当に幸せそうな顔してる。 大好きな康平君とこれからはずっと一緒にいられるんだものね。 私もうれしい。 へへ、私ももう泣きそう。 康平君も今日は一段とかっこいいね。 香奈ちゃん、康平君にぞっこんだったもの。 香奈ちゃん、いつも康平君の自慢話ばっかりなんだから、少し妬けたわ。 背が高

          R35物語『告白』(8,882文字)

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          今日の自作AI美女『しゃ、社長、なんで服脱いでいらっしゃるんですか!?』

          今日の自作AI美女『しゃ、社長、なんで服脱いでいらっしゃるんですか!?』

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          今日の自作AI美女『せ、せんぱい! なんでブラしてないんスか?』

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          シナリオ風ショートストーリー『短冊の願い』(703文字)

          人物 田中健太(5)幼稚園児 田中紀夫(30)健太の父 田中祐子(28)健太の母 遠藤望美(25)健太の幼稚園の担任 西村修司(45)祐子の主治医 ○田中家・リビング(夜) 紀夫と祐子が激しい言い争いをしている。 夫婦喧嘩のよう。 ソファの陰に縮こまり、耳をふさいでいる健太。 ○幼稚園・教室内 部屋の隅に笹の葉をたくさんつけた一本の竹が備え付けられている。 その隣で、短冊を手にし、子供たちに説明をする望美。 望美「はい、これは短冊と言います。七夕の日に、これに願い事

          シナリオ風ショートストーリー『短冊の願い』(703文字)

          小説を書きたい初心者のための小説に必要な文章の書き方(ストーリーは別問題で)

          ≫今日、学校で運動会がありました。 ≫僕はかけっこをしました。 ≫最初二位だったけど、最後に追い越して一位になりました。 ≫「やったー!」 ≫僕はゴールして大声を上げました。 ≫去年は二位だったから、とてもうれしかったです。 これはよくありがちな、子どもの作文です。ともすると、上記のような小説を書いてしまってはいないでしょうか? 『事実』の羅列に『感情表現』を付け足しただけのような……。 これに『あるもの』を加えると断然臨場感が増し、小説らしくなります。 その『あるもの』と

          小説を書きたい初心者のための小説に必要な文章の書き方(ストーリーは別問題で)

          官能ショートショート『メビウスのとき』(976文字)

          床がきしむ古いアパートの部屋。 襖一枚隔てた隣の部屋で小学3年生になる娘の夕子が眠っていた。 午後10時。 離婚して初めて出来た年下の彼。 一週間振りに私に会いに来てくれた。 力強く突き上げる彼の腰の動きに、思わず高い声が出てしまう。 襖の向こうを気にしながら口を手で塞ぐ。 私の声で夕子が起きてしまわないように。 襖は建て付けの悪さで、合わさり目に大きな隙間が出来ている。 「美智子、今日はいいだろ? 中に……」 「だめよっ、あっ、だめっ!」 彼の動きが更に早くなる。 彼が終わ

          官能ショートショート『メビウスのとき』(976文字)