余裕を作り、天に委ねる 山羊座満月2022
7/14(木)の3:37頃、山羊座22°で満月を迎えます。
暑い日が増えてきて、真夏日となる日もありつつ、日によっては涼しく感じるこの頃ですね。
クーラーをつけている時間が長くなり、感じている以上に体を冷やしやすくなると、体のだるさなども出やすくなりますので、体調にお気をつけください。
さて、社会的にも大きな出来事があり、集合無意識がワサワサしているのを感じるこの頃ですが、そんな中で迎える今回の満月は、
1ハウスと7ハウス間の満月なので、「自分自身」と、相対する「特定の誰か」にフォーカスがあたっています。
夏至のメッセージでは、ポイントに、他者とコミュニケーションをとるということと、パートナー的な人の存在がからんでくるということがあったので、それを踏まえての今回の流れにつながっています。
そんな今回のメッセージは、
理想や欲求はあるけれど、今の自分では手に入りにくいことがあるのなら、「自分に必要なことは与えられる」というスタンスで『流れに身を委ねる』ことも時には大切。
誰かとの関係の間でも、物理的に「何か」を手に入れることが、自分にとって利が多いとは限らず、それに気を取られていると、気付かないうちに自分が本来良しとしない価値観に縛られることがありそう。
引き続き、『直感』を大切にして、自分の周りの兆候(『直観』)に気を配ってみて。
というところでしょうか。
基本路線としては、夏至からの流れの中で、自分の価値観や方向性を明確にし、現実と自分の理想のギャップを埋めるために、いろんな人とコミュニケーションを取るということは継続しつつ、
目標に向けて前進するだけでなく、時には、余裕を意識して作って、新たなギフトを受け取れる環境を作ることも大事で、
それには、「直感」と『直観』がキーポイントになっているよ。
という感じがします。
そして、物事には、目に見えることとは限りませんが、作用があれば反作用が存在するように、必ず双方向の働きがあり、自分が何かを「手に入れる」ということは、反対側には、何かを「失う(離れる)」ということが発生しているということになります。
この「失う(離れる)」ということは、目に見えるとは限りませんし、必ずしもネガティブなことではなく、離れた方がよいこともあり、逆に、目に見えるものは離れたけれど、目に見えない何かが手に入ったということでもあります。
今回の月が山羊座ということもあるのですが、社会の中での価値観は、本当に多様であり、一つの見方から見れば常識でも、反対の見方からすれば非常識の場合もあり、それぞれが何かの価値観にとらわれたり、縛られたりしていることもままあるとは思います。
それが単純に良い悪いという議論は、先ぼそりするだけなので、
本質的な豊かさを求めるのであれば、一方だけの価値観を追求するのではなく、ほかにも目を向けてみる余裕が大事だよ。
でも、自分が大事だと思う価値観は捨てないでね。
というメッセージが裏に隠れている感じがする今回の満月です。