闘鷲降臨~坂本さんリスペクトウィーク(20-21GAME10-11)#FE名古屋
リスペクトするには1週早いし、リスペクトの仕方が間違っていますね。
Game1 FE名古屋 79-76 山形
序盤こそ相手の攻撃を上手く抑え、点差を広げていたFE名古屋。しかし、山形のわずかなスキでも思い切りよく打つシュートが良く決まり、逆転を許すなどシーソーゲームに。
終盤もリードを奪いつつも、フリースローのミスも重なって差が開ききれないまま過ごした残り数秒の相手の攻撃をタフショットに追い込みますが、この3Pをランダルにねじ込まれて延長となりました。
それでも、この延長はゾーンディフェンスも交えながら相手の得点を抑えると、ウォルドーが得点を重ねます。最後は新号のワンレッグからのタフショットが今度は外れ、なんとか逃げ切り勝ちとなりました。
Game1雑感
杉本…6.5 9アシストもさることながら、何度となく相手のゴール下をヘルプで止めたレスキューぶりが素晴らしかった
ウォルドー…6.5これだけシュートがどうにもならないときに、ゴール下でしっかり入れてくれるのはありがたい
横江…5.5上手さは見せたもののらしくないプレーも多く
ティルマン…5.5勝負所でのプレーはさすがだけど、もう少しFT何とかしたい
鹿野…5.5下支えお疲れさまでした。プレイスタイルからももう少し短めの出番にしたいのだけど。
フィッツジェラルド…6.0点が欲しい時の技術はさすがなんだけど、集中力が途切れるところも多くて
松山…5.5得点力についてはすごいのだけど、もう少しジキルとハイドなところを何とかならないか。
林…5.5ファウルにはなったけど積極性は見えた
宮崎…ナシ 当然のようにマークが厳しいけど、それで広げられるスペースをどう使うかはチームの問題でもある。
飛田…ナシ 回復途上っすな。
HC/AC…5.5 守備面で少し違うことをやろうという意気は伝わってきた。完成度上げたい。
審判クルー…6.0スタート直後に腕を使うファウルと身体を使うディフェンスの境界をしっかりとメッセージを出し、最後まで基準もブレず。流石はB1クルー。
Game2 FE名古屋 65-63 山形
前日の激戦から一夜。お互いに身体が重い中始まったこの日のゲームは、序盤こそ一進一退となりますが、その後はFEの選手がターンオーバーを連発。相手の圧力に、というよりも単純に身体が重い分のケアレスミスが非常に多く、なんと3Qまでに19個ものターンオーバーを献上。点差は最大15点まで広げられます。
この日も前半はマンツーマン中心に一定の結果を出していたFEですが、ここまで点差が開くと、何かを変えなければいけない。ここで選択したのは、昨日相手の攻撃を良い形で戸惑わせていたゾーンディフェンスでした。これがこの日も効果を発揮。マンツーマンの時に思い切りよく打てていた山形のシュートが目に見えて鈍り、またこの日はディフェンスリバウンドもしっかり確保。そして、攻撃面では昨日同様、苦しいところをウォルドーがインサイドで力強く切り開くと、ファストブレイクも交えて一気に逆転。
その後は開き直った山形が再度シュートタッチを取り戻したものの、こちらも得点を重ねて押し切り、今季初のホームダブルを達成となりました。
Game2雑感
ティルマン…6.5勝負所でのリバウンドに得点と、勝負所で大黒柱の働き。
杉本…6.0昨日よりシュートタッチも良く、勝負所でしっかりと決めきった。
ウォルドー…6.5やや疲れているように見えたが、勝負どころでは力強い働き。
横江…6.0勝負どころでは攻撃をしっかりコントロール。シュートがイップス気味なのが気になるが。
鹿野…6.0攻守に動き回って潤滑油として力を発揮。特に2-3のサイドとしては素晴らしいバランスのとり方だった。
フィッツ…4.5問題外の出来。思ったよりもレイジーなのか、疲労の時のプレーが雑な印象。
松山…5.5唯一の得点は値千金も、存在感はあまり出せず。
林…5.5積極性に欠いたミスもあったが、気を取り直してアタックで挽回。少しずつ信頼を得たい。
シェリフ…5.5前半に動きの鈍い外国籍の代わりにインサイドを支える。もう少し使ってあげたいが。
宮崎…ナシ シュートチャンスなし。仕事はできてますけどね。
HC/AC…5.5最後にゾーンで捲ったのは英断でもあったけど、ハマってくれてよかったよね、と。
河野中島新号…似たようなプレイスタイルのガードが金太郎飴のように出てくるのにはワロタ。
審判クルー…6.0本日も安定した判定でした。
試合を通して~スクラムスイッチにチャレンジ
今節の相手、山形は自分の形となればより良いシュートチャンスにはこだわらず、どんどんシュートを打ってくるチーム。恐らくそういうスカウティングの結果はあったのでしょう、マンツーマンの守り方も、いつもとだいぶ変えていました。
普段のマンツーマンでは、スクリーンをかけられても、原則ミスマッチが発生しないよう、スクリーナーのディフェンスはハードヘッジやソフトヘッジなど、スイッチを極力していませんでした。
(この辺りの守り方の話はこのnoteを読んでもらうと参考になります)
ただ、今節はオンボールスクリーン、オフボールスクリーンの両面において、スイッチを多用していました。これは恐らく、ヘッジによって出来るボールマンの一瞬の隙で山形のハンドラーはシュートをどんどん打ってくる、それをやらせたくないという思いがあったのではないかと推測します。
その結果として、今節はミスマッチが発生するシーンが数多くありました。その際、スクラムスイッチという、ボールのないところでマッチアップを入れ替えていき、サイズなどの面で守りやすい形に整えていくやり方を多用していました。どういうやり方であるかの詳しくはこのブログ辺りに詳しいわけですが、
精度としてはどうでしょう、無理にスイッチしようとして相手にイージーバスケを許すシーンも出たなどまだまだ改善の余地はありそうですが、ハンドラーにオフェンス力があるチームと当たるときのためにも、さらに磨いておきたい守り方ではあります。次節以降の守り方にも注目したいところですね。
最後に一言
フリースロー外しすぎ。坂本さんに教えてもらった方が良いのでは?←