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闘鷲降臨~We Still Fight(20-21GAME13)#FE名古屋

Wellcome to this emergency time.
この厳しい試合へようこそ
君(達)はtough boy

FE名古屋 67-77 西宮

 前日の松山の右足首捻挫(この日内反捻挫での欠場が発表)があったわけですが、さらにこの日は事情により杉本までもを欠く形。ローテーションからハンドラーを2枚落としで試合に臨むことになってしまいました。

 これだけ人が欠けるとそもそもボールを運ぶ選手がだれかというのも予測がつけづらい状況でした。横江に負担がかかること、ティルマンにも運ばせるであろうことは見えていましたが、結局のところ「困った時のベテランパワー」ということで、ここのところはシューターとしての起用が多かった宮崎もハンドラーとなり、フロントコートへボールを運んでいました。

 西宮が前から強く圧力をかけてきたらどうなんだろう、というふうに見ていたのですが、そこまでの圧力はかけられなかったのは幸運だったように思います。その一方で、普段なら真っ先に道を切り開く役割を背負う杉本不在で、ハーフコートでの攻撃が非常に厳しかったのが印象的でした。それでも、ティルマンを中心とした攻撃でなんとか追いすがり、大きな点差を与えることなくハーフタイムを迎えます。

 しかし、西宮のムボジをファウルトラブルでコートから追い出した後、劉瑾が代わってインサイドを守りましたが、ここで劉瑾の粘りと、カバーリングする選手の守備が素晴らしく、ウォルドーのところでポイントを作れなくなったこと、そして攻撃面では空いたインサイドをジョーンズが上手く突いて加点したことでリードが広がります。

 この日のFEは攻撃で決め手を作るリソースはなく、その後はあの手この手で反撃を試みますが効果が出せず、最終的には10点差での敗戦となりました。

苦しい時こそ真価が問われる

 ハンドラーのうち2枚を欠いた試合ということで、誰がどの役割を受け持つのか、できないことが出てきた代わりに何をやるのか、についてはかなり興味深い試合になりました。

 林をスタートに起用したこと、普段はシュート力を活かすためにボール運びにはあまり関わらない宮崎をハンドラーに起用したこと、コンディションが上がらず出場時間が限定されてた飛田がある程度長い時間のプレーをしたこと、このあたりがこの日のトピックスになろうかと思いますが、各選手、ミスと戸惑いはありながらも、課せられた「普段よりもひとつ広い守備範囲」に対し、しっかりとチャレンジしていました。

 もちろん現時点での彼らの適性からは外れるプレーを要求されるわけですから、簡単ではありませんし、そこで競技相手との相対的な強みが出なかったのは致し方ないこと。それでも、しっかりチャレンジし、最後まで諦めずに闘った今日のチームは誇らしく映りました。

雑感

横江…5.5唯一のメインハンドラーとして奮闘。最終局面のガス欠は致し方なし。

鹿野…5.5いつもよりもドライブ多めで攻撃の糸口を作るべく奮闘。

ウォルドー…5.5前半はポイントを作ってくれていたが、後半はうまく守られてしまった

ティルマン…5.5守備での負荷が大きかったこともあり、ファウルトラブル。攻撃では欠かせなかったが。

…5.0まだまだもったいないファウルが多い。チャレンジの意思は買うが。

宮崎…5.5久々に長時間の出番でボールをしっかり運ぶ。ただ、やっぱり切り開くタイプではないので勿体ない印象。

フィッツ…5.0毎度の日曜後半失速。

飛田…5.5まだ本調子ではないだろうが、まとまった出番で無難にプレーできたのは良かった。

シェリフ…5.5ハンドラーが欠けた分、やや活かしきれなかった印象。

HC/AC…5.5リソース不足で頭が痛かった。最後まで闘わせたのは評価したい。

劉瑾…6.5後半、彼を中心に守備が固められたのが最大の勝因。あれがなかったらもっと縺れていた。

審判クルー…5.5昨日より腕のファウルを厳しめにとっていたが、基準はしっかりしていた。

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Nacky a.k.a. 青井高平
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