闘鷲降臨~西宮戦プレビュー(20-21GAME3-4)#FE名古屋
忙しいから先週よりもボリュームは抑えめでな。まあ、ここを読んでいる人は西宮がライバルであることも強いことも知っているでしょう(他力本願)
1.西宮ストークスのアウトライン
西宮ストークスとはなんぞや、というのは大迫力氏、カブレラ氏とコラボでやったこの企画をご覧いただきたいと思います。
その上で、西宮の今オフの動きは凄まじかった。今野福田渡邊と矢継ぎ早にB1クラスの日本人選手をゲット。少なくとも1番〜3番の選手はB2でいえば2チーム分抱えていると言っても差し支えない層を誇ります。
その上で4〜5番を新外国籍+劉瑾で回し、ルオフにはオールマイティに動いてもらう、というのが目論見だったと思うのですが、このコロナ禍で新外国籍選手の入国が遅れたことは大きな誤算だったでしょう。
まあ、新規でビザをとる外国籍の処遇がどうなるか分からなかったというリスクは事前に見えていたはずなので、その上で臨んだ外国籍入国ガシャに負けました、という話のようにも見えますけども。
流石に劉瑾のみでインサイドを回すのは不可能、ということで短期特別契約でジョーンズを獲得。谷や福田をストレッチ4のように使うスモールラインナップを急場を凌ぐための構成として活用している、という状況です。
開幕節で幸運だったのは、愛媛の外国籍事情も似たような状況だった、ということでしょう。日本人選手の質では大きく愛媛を上回る西宮は、接戦を演じるシーンを見せつつも最終的には強い勝ち方で愛媛を振り切って敵地でダブルを達成。ホーム開幕戦に臨みます。
2.FE名古屋の守備は機能するのか
前節の香川戦は、組織化されたアタックをマンツーマンでは守れなかったFE名古屋。西宮愛媛の時の西宮の攻撃を見ている限り、相手の選手構成とそこから繰り出されそうな攻撃は、ある程度似た傾向のものになってきそうです。
ただ、選手の入れ替えを大きく行った西宮だけに、流石の西宮も今の時点ではチームとしての完成度は香川程ではない様子。それでも、個人の能力では大きく上回る西宮のバックコート勢のアタックを、今節はどう止めましょうか、というのがFE名古屋に与えられた宿題と言えるでしょう。
また、初戦はフィッツジェラルドがイジェクトを食らった影響で出場停止のため、インサイドをだれに託すのか、ということも焦点の一つです。全くコンディションが整っていないウォルドーですが、少なくとも初戦はある程度の時間出てもらう必要があるでしょう。
そして、前節のベンチの扱いで、ロスターの11番目〜13番目と思しき林、ジャワラ、会田は扱いがほぼ横一線であることが明らかになりました。その中でもフィッツジェラルドがいない初戦は特に、会田存在感を示すべき時、ということになるかも知れません。
3.まとめと試合スケジュール
西宮は外国籍選手がようやく入国できた、なんて内容が風のうわさで流れてきました。鬼の居ぬ間に、などと思っていて、それは実際にそうなのですが、相手は西宮といううよりも、むしろ「己の敵は己自身」という序盤戦になるかもしれません。
…もっというと、敵は天候の可能性。