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白いブラック企業の人事はやりたい放題?

好き嫌いで人事を動かす。
パワハラし放題。
手書きの反省文を書かせる(体罰?)。
あなたの性分はお直らない(精神攻撃?)
ここにいたかったらおとなしくしていろ(脅し?)。
嫌いな人がいるから異動させた(人事権の濫用?)。
特定の人とのコンタクトを禁止(個の侵害?)

普通に考えたら許されないことと思いますが、人事権を持っている人間は平気でこういうことをしてくるのです。
人事権とはそれだけ大きいということです。
いくらでもなんとでもできてしまうのでしょうね。
社員の訴えなど捻じ曲げ、隠蔽し、逆に報復をされるのです。
だから多くの人は人事権を持っている人間には逆らいません。
どのような理不尽なことが起きようとも耐えるしかないのです。

テレビの世界でしか起きないと思われることも現実世界で起きています。
現実の方がより陰湿かもしれません。
ドラマの世界の方がまだ綺麗とさえ言えるかもしれません。
実際にオリンパス事件のようなことが表沙汰にならないだけでいくらでも起きているのです。
弱者は泣き寝入りして、我慢するしかないのです。
オリンパス事件では訴えた側が勝つことができましたが、もしも負けた場合、訴えた側としてはとんでもないマイナスです。訴えるには相当の覚悟が必要なのです。
だから生きるために諦める人も多いでしょうし、いじめにいじめられて訴える気力がもはやなくなってしまっている人もいるでしょう。

こうした権力側の問題は世論が動かない限り、握り潰されます。
でもメディアだって早々は動いてくれません。
メディアのスポンサーである大手企業のマイナスになるようなことを取り上げることは難しいからかもしれません。
世の中が注目して取り上げなくてはならないレベルになれば、取り上げてくれないかもしれませんが、そのレベルになるのは万にひとつくらいでしょう。
クローズアップ現代に大企業の闇を訴えた人を知っていますが、びくともしませんでした。結構、聞いた内容ではやばいレベルの内容だと思いますが、メディアにとってはインパクトが小さかったのかもしれませんね。
社会レベルでは記事にもならない小さな出来事かもしれませんが、当人にとっては人生の一大事なのです。誰も助けてくれなければ最後の手段を選んでしまうことも考えられます。そして、そうなってから世の中が動き出すこともあるでしょう。しかし、お金で解決して表沙汰にならなかった事例も聞いたことがありますから、最後の手段に訴えたとしても何にもならないことだってあるのです。
厳しい世の中ですが、なんとか心の落とし所を見つけて生きていくのが正解なのでしょうね。

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