目安箱効果か!?白いブラック企業動く!
ゴールデンウイークが明けて早々、人事部による急な面談が入ることになった。
もう少しゆったりとした日程なら通常の意識調査かと思えたが、今回はどうやら様子がおかしい。
休み明け早々に呼び出されて面談がおこなれたからだ。
ついこの前、4月に設置された目安箱効果なのだろうか?
一般社員の声が上に届いたことを起因とするならば、目安箱を設置したトップの行動力には期待できそうである。
しかし気になるところもある。
面談に来る人事は、こう言ってはなんだが見る目もないし、聞く耳も持っていないやばい人物だからだ。前回も一般社員たちの声を無視した采配が取られたことから、今回も同じような結果になるのではないかと思わざるを得ない。
一般社員の声を聞くのは、その人事だけに、いくらでも捏造されて上に報告できる。今回の上層部の交代前のトップたちの誤解具合からしても、上層部へ上げられた情報には相当の着色と捏造がされたと推察される。今回も同じように事実を曲げられてトップに伝えられるようなことになれば、無駄な面談になってしまうだろう。せっかくまともなトップがまともな施策を行っても、それを実行する人間が不適切であると、間違った情報が上げられてしまう。そうなれば裸の王様の如く、いくら優秀なトップであろうとも正しい判断をすることはできない。間違った情報に基づいた間違った判断がされてしまうからだ。
今回、そうなりかねないのは、前回の間違った判断をさせる情報を上に流した張本人の人事が面談に来たからである。今回正しい情報を上げれば、前回のとの食い違いが生じるが故に、捻じ曲げられる可能性が高いのである。
誰がこの人事を派遣したかはわからないが、その辺りの事情を新しいトップは知る由もないので、このようなことになったのだろう。
どのような結果になるか?楽しみにしたいところではある。
白いブラック企業が変われるラストチャンスかもしれない。
今回、変われなければ、同じように間違ったことを、いかに目安箱を通じてトップに伝えようとも変わることはない。中間の人間が責任逃れのために事実を捻じ曲げて報告するからである。
トップが正しい情報を得て、正しい判断を下すことができたなら、この会社はきっと生まれ変わり、業績も上げられることだろう。
逆に間違った情報で、間違った判断をするようなら未来はない。