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ちょっとだけ見た( ´ ▽ ` )〜銀河英雄伝説 Die Neue These 激突(1)微感想
さて、サードシーズンに関しては30分1話ずつ形式のものを見れたら感想を描こうかなあと思っていたのだけれど、怖いことがあって、助けてくれ銀英伝〜!!と思って急いで「激突」第1章だけ見た。
実際の感想は1話ずつ形式のものを見れたら書く。
いろいろと衝(笑)撃的だった。
ほのぼのする話題を提示していこう。怖いからな。すごく怖かったからな!
お、おまえ妻帯者だったのか
花屋へ突撃し、わけのわからないことを叫んでいるミッターマイヤー。
「花ならなんでもいいィィーーーーーッッ!!! いや、そうじゃない。とびきりきれいな、女の子に喜ばれそうな花が欲しいんだァァァーーーーーーーーッ!!!!(クソデカボイス)(うるさい)」
それで黄色い薔薇(※花言葉がよろしくないとロイエンタールが言ってる。なんでロイエンタールが花言葉を知っているのかわからない。フラワーアレンジメントが趣味なのかな?)を渡してくる花屋の姉ちゃん、性格がマジでよくないと思う。その前の日失恋でもしてたに違いない
ミッターマイヤーさん、なんと妻帯者だった。ちょっと意外だけどすごくよくわかる。
嫁かわいい。かわいいなミッターマイヤー。幸せだな。この野郎。今までの話の陰惨な流れからして、この夫婦仲睦まじさと嫁の可愛さ、さまざまなピタゴラスイッチが働いて視聴者のメンタルが大壊滅するフラグにしか見えない。
ミッターマイヤー嫁、いままでの猛者が集う女子の中ではちょっと異質かも。
鍛え抜かれるヒルデガルド
ラインハルトはヒルデガルドを秘書官として採用する。キルヒアイスが死んでしまったという喪失のせいか、いかに気になる女子とはいえヒルデガルドと関係を深めるのを断固拒絶しているのに、側において絶対死守する閣下、やっぱり面白生物すぎて、ヴァルハラのキルヒアイス提督がさぞ爆笑しながら見守っているでしょうな
公文書を出しやがれだなんだとだとぎゃあぎゃあ言い合っていた二人が、公文書を一緒に読みまくる関係になるとは高度なギャグである。銀英伝、ぬかりない。
ふたりの相性は良いようで、ラインハルトが珍しくパワハラをしない。おそらく姉上に厳しく言いつけられて育ったのだろう。ビッテンフェルト涙目
その頃のローエングラム元帥府のみなさんは犬と戯れていてほのぼのする。犬はオーベルシュタインが引き取ったんだって!って飲み会するみなさん。
若手で新人のミュラーを仲間に入れてなるべく大勢で飲んでいるの、キルヒアイスの死の原因の一つ(孤立)をわかっていて、みんなで次はそうならないよう気を使っているような気がする
元帥府の人にすら、自分の意志を明かすことのないラインハルトが、自分の政治思想を誰かに語るというのが珍しくて、びっくりしてしまった。
「体制に対する民衆の信頼を得るには、二つのものがあれば良い。公平な裁判と同じく公平な税制。それだけだ」
ヒルデガルドはラインハルトに送られてくる公文書(まだいう)を一緒に読んでいるし、それがどういうものなのかもおそらくラインハルトから教わっているだろうし、ラインハルトの、親睦を求めてきた人間や部下に対する振る舞い方も見ている。こうして政治思想まで教え込まれるとなると、限りなく師匠と弟子、父親と跡取り娘のような関係に見える。
ヒルデガルドは非常にクレイジーで賢いがまだお嬢様で自分から何か発案することはなく、ラインハルトの意志に無言で従っている。ラインハルトのやり方に性急すぎると疑問を抱くことはあるけれど、代案を見つけられるわけではない。だけれど、ラインハルト的に、ローエングラム元帥府の、犬と戯れ酒を飲んで大騒ぎする愉快なみなさんたちより、ヒルデガルドのほうが自身の後継者ないしは右腕として見込みがあるということなのだろうか。
ラインハルトがヒルデガルドにOJTするとなると、とんでもないバケモンが生まれる気がするんだけどなあ
キルヒアイス、生きてた……!?
死んでたわ。回想だった
期待させんなよ銀英伝!!!!
左遷されたキャゼルヌさんが1話で戻ってくるからキルヒアイスもあのクソデカ墓からゾンビになって戻ってきたかと思っちゃったじゃねえかあああああああ!!!
全体的に回想が多い激突第一部。たぶんここら辺をバッサリ切ってもさほど展開に問題はなさそうだけど、やっぱり長く続くからいろいろと掘り下げたいのかなあ?
帝国の麗しき変態・フレーゲル男爵がラインハルトとお話ししたがっている。
会 話 が 超 絶 下 手 く そ か よ
会話下手くそ選手権帝国10年連続ナンバーワンの予感しかしないフレーゲル男爵
うん、いつものフレーゲル男爵より外見はびっしり決めていて危ない人感がちょっと減ってるけど、口を開けばむちゃくちゃ危ない人だった
アンネローゼ姉上がワイプで「ラインハルト!こういうときは防犯ブザーを鳴らして!!」とさわいでいそう
フレーゲル男爵は、勝手に寄ってきてめちゃくちゃ喋って勝手にキレて、何がしたかったのだろうか。深い謎である。
コミュニケーション能力を磨く系の自己啓発本でも熟読しろよフレーゲル男爵……
なんなんだよこのアニメ
拷問シーンがやばい。ここの一連はギャグなんですか?!?!?!?!
そんな拷問を止めさせるために、雨合羽一枚で雨の中爆走するロイエンタール。いやああ……ルドルフ大帝、「兵士は大雨の時はかっぱ一枚で走って移動すること」とかそういうメルヘンな法律でも残してんのかな……
残念なイケメン・ロイエンタールが、すんごい急ぎの用事なのに、雨合羽一枚で嵐の中むちゃくちゃ爆走するという珍事で視聴者私の腹筋を奪い去っていた頃、もう一人の残念なイケメン・ラインハルトは………
ラインハルト……
包帯の巻き方が絶妙に下手くそ
本人は頭に怪我をしているので大変なんだろうけど、もうすこしまともな巻き方はなかったんだろうか。あの、そのもう少しなんというか、うん、包帯の巻き方が絶妙におかしいぞラインハルト。絶対自分でやっただろ。医者に任せてないだろ
この状況下で絶対吹き出さないキルヒアイスにもウケる。私は笑いすぎて涙が出てしまった。
動画で見るとシュールさがさらにわかるので動画で見て欲しい。
笑い疲れて無になっていると、ご褒美のように帝国男子が私服でいる姿を見ることができる。
でもこれまでの腹筋の痛みは全部ラインハルトたち四人+フレーゲル男爵のせいなので、彼らのくつろいでいる私服姿を見ると、「お前らのせいだろおおおお!!!」と謎の憤りと「まあ麗しい……」という感情が交錯するのであった
productionIGと書いて絶望と読む
帝国の話しかしてないけど、それは帝国がproductionIGのツラをかぶった銀魂なのに同盟がマジモンのproductionIGだからである。
ユリアンくんと戦友のピーターくんの経験、言葉にならない。
ユリアンくんとピーター君が経験してきたことの凄惨さのせいで、ユリアンくんの成長を喜んでいるヤンさんが恐ろしい化け物だと思った。
ラップを失い、ジェシカを失い、故郷の防衛システムを丸裸にした化け物になっているヤンさんに良心がわずかに残っているとすれば、ユリアンくんの成長を一応は表立っては喜ばないところだろうか。
ユリアンくんとヤンさんのこれからの関係がものすごく気になる。