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ひとり起業をするとき1番必要なものは?



こんにちは、河北です。
元保育士のフリーランスコーチです。



今日は、

・フリーランス(起業)に興味はあるけど、なかなか1歩が踏み出せない
・踏み出しはじめたけど思ったように行動できない

そんなあなたに向けて、この記事を書きはじめました。


本当に苦しいよね。



私も同じだったから、その気持ちが痛いほどわかる。もう経験したくない。たぶん投げ出しちゃう。それくらい苦しかった。



数ヶ月前から、ようやく行動できるようになりわかったことがあるんです。



苦しみの渦中にいた私に必要だったもの。

それは、
才能でもスキルでも資格でもなく
”腹をくくる”ことでした。


「なーんだ、根性論か。精神論なのか」
と思わせちゃったらごめんね。

でもきっと間違ってないと思うんだ。


あなたが苦しい状況から少しでも抜け出せるように
この記事を書きます。



動き出すまでに2年かかった



私が「個人で仕事をしよう!」と
動き出したのは2年前でした。


この2年間なにをしていたかというと…


ちょっと行動しては足を止め
ちょっと挑戦しては挫け。


「あーー、もう、できなーーい!!」
と泣いたり怒ったりしながら
”3歩進んで2、5歩下がる”
というような生活をずっとしていました。





元々は保育士をしていたんです。


だけど、保育士という仕事そのものよりも「会社員」「組織」と相性が合わなくて辞めちゃいました。


”自分”と”仕事”とのバランスは、いつもぐちゃぐちゃ。


これまでの経験から、私は「会社員として雇われて働くことよりもこの世にしんどいことはない」イコール「個人で仕事をすることは余裕」という、ガバガバ理論を持っていました。



今は、たしかに個人で仕事をすることは会社員よりしんどいことなんてなかったし、この道を選んで本当によかったと思っています。


だけど起業当初は、知らないことや初めてのことばかりで、会社員とは違うしんどさがたくさん降りかかってきてました。


芽がなかなか出ない。
そもそも芽が出るほどの行動もできていない。

だけど行動するモチベーションを
どこからも持ってこれない。


「起業したいはずなのに行動できない」



じれったい期間を
長いあいだ過ごしました。


こうして一時休戦。


ちょっと疲れちゃったんです。


決して起業を諦めたわけではないし
いつかは叶えたい。



だけどこのままじゃ
じれったい毎日が過ぎていくだけ。


生活の基盤を整えるためにも
会社員生活に戻りました。



会社員生活は4ヶ月で終幕



こうして会社員に戻ったのですが、
そこでの生活は想定の何倍も早い
わずか4ヶ月で終わりを迎えることとなりました。


この記事ではなにがあったか割愛しますが
要約すると…



入社して理不尽な出来事が数百個ほど溜まってきたころ「会社員なんだから理不尽に耐えるのが普通」と上司に詰められたことで頭がショート。



「ひょえ〜〜〜それなら私に会社員は無理です!!!!!」と、上司の一言が退職を考える決定打に。

(その時の気持ちは、この記事この記事に書き残しています。最後にもリンク貼ります)




”ああ、やっぱり私には会社員は無理だったんだ”



そんなとき、
家族が交通事故にあったのです。


今は元気にしているのですが
「生きているのが奇跡だ」と
担当医の先生たちが口を揃えるほどの
大きな事故でした。


私たち家族は「生きる」とか「死ぬ」とか、
そういう”人生”というでっかいテーマと
向き合わざるを得なくなったのです。




あれ?


私、なんのために、なにを得たくて、
たくさんのことを犠牲にしてまで
働いていたのだろう。


上司の機嫌を伺いながら働くことも
休みを返上して働いて
大切な人との時間を犠牲にすることも

私の人生に必要なことなのだろうか?



そもそもあんたが起業を選んだ理由はなんだった?


もう自分と誰かを犠牲にすることは
懲り懲りだったんじゃないの?

自分で人生を
コントロールしたかったんじゃないの?



今までの人生が走馬灯のように
頭の中でぶわっとよみがえり、
脳天をぶち抜かれた感じがしました。


会社員とはやっぱり合わなかったこと
そして
”人生”というでっかいテーマと
向き合わざるを得なくなったこと


2つのタイミングが重なったことで
「もう個人で仕事をしていくしかない!」と
覚悟が決まったのです。



2年間、思ったように行動できなかった自分。

その2年間は「なにも成し遂げられなかった自分」として失敗体験のように積み重なっていました。


また無理かもしれない。
またできないかもしれない。


覚悟は決めたけれど、「できないかも」という気持ちはゼロにはならなくて、ずっと私の背後についてまわってきました。



でも、もう
つべこべ言ってられませんでした。


無理だと思っても、できないと思っても
もうやるしかない。

だって、この道しかないのだから。



やっと腹をくくることができた



あれだけじれったい毎日を過ごしてきた私でも
起業に向けて行動ができるようになりました。



腹をくくれたからです。



今までは本気じゃなかったのか?



そんなことありません。



いつだって私は、
「もう起業するしかない!!」と
本気の本気で思ってました。


だけど今ならわかります。


私は腹をくくれていなかった。


行動がそう言っていなかった。


嘘だろ!とツッコミたくなるけれど、
「会社員でも私はやっていけるのでは?」
と、心のどこかで思っていたのだと思います。


絶対に起業じゃないといけない!
という理由が揃っていなかったのです。




起業しようと思うと、
最初は孤独な時間ばかりです。


一人で戦わなきゃいけない。


そんなとき、
なにを活力にして頑張るかというと
結局、自分の強い気持ちしかなくて。


もちろんコーチやメンター、コンサルなど
サポートしてくれる人はたくさんいるけれど
最後の最後は自分の気持ちが頼りになる。



そんなとき、
「起業しかない!」という気持ちがなければ
やっぱり行動する足は重たくなってしまうと思うのです。


(もちろん休んでもいい。
ずっと走り続けることは難しいのよ)



腹がくくれないことも、また幸せである




もしもあなたが「思うように踏み出せない」「起業したいのに行動が伴わない」と感じているとしても、それは踏み出せないあなたが悪いわけでも行動できないあなたの意志が弱いわけでもない。



もしかしたらあなたには退路があるのかもしれません。腹をくくらなくてもいい環境があるのかもしれません。


「起業しなくてもいい」という選択が、もしかしたらあるのかもしれないです。


それは決して悪いことではない、と私は思っています。それはそれで幸せなこと。


会社員でまだやっていけるかも
家族に頼れるかも
貯金があって当面は生きていける



どんな理由かはわからないけれど、その選択肢があることも、あなただからです。



じれったい期間はやっぱり苦しいから



ここまでを読んでいただいた上で「やっぱり起業したい!」というあなたに伝えたいことは「腹をくくってみてね」ということです。



腹をくくれたら簡単なんです。もうやるしかないから。最初の苦しい時間からは抜け出せます。


とはいえ、どうやって?
という話になると思うのだけど・・・



「やったるで!」と、この記事をきっかけに腹をくくってもらえたら、それはそれでめちゃんこ嬉しい。


だけど、そうはいかない場合がほとんどだと思う。



少なくとも私は、自分の意志と気合いだけでは
どうにもならなかった。



そういう時は、
退路と思えるものを潰してみるのもひとつです。


私のように、
会社員は本当に無理なのか確かめてみたり
起業に向けてお金というコストをかけて
あとに引けない環境を用意したり。


「やるっきゃない!」という状況は、一番の味方になってくれます。



最後に選ぶ未来は



私は、人間たるもの、
自分の人生や生き方に向き合い続けていれば
おのずと”よきところ”に落ち着くと思っています。


怖くても苦しくても、人生から逃げなければ
あなたが望んでいるとこに向かえます。


起業するもしないも、
そんなのどちらでもいいのです。


「起業」という道があなたが人生に必要な道ならば、その時は来ると思いまっす!




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◾️河北あおい

元保育士のキャリアコーチ。

子どもと関わる仕事をしている方・していた方の、仕事にまつわる悩みやセカンドキャリアについて一緒に考えています。

モットーは「自分を犠牲にしない働き方を」。

保育士として人生捧げる→働きすぎて限界→『保育士資格だけ』を握りしめ、裸足のままフリーランスの道へ

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