考え続けても答えが出ないときは【セッションを長期にしてる理由】
こんばんは、河北です。
元保育士のフリーランスコーチです。
今日は、
いつもとちょっと違ったニュアンスの投稿を。
今この画面を見てくれているあなたと
1歩お近づきになりたくてこの記事を書きはじめました。
お近づきのひとつとして、
今日は私が提供している”長期セッション”について書いてみようかと。
私のセッションは、基本的に長期でご案内させていただいております。
その理由は3つ。
1、短い期間で人間は変わらないから
2、ひとりにさせたくないから
3、悩みをそのままにしておかないため
この3つについて書き進めようと思います。
その前に…
いま長期でセッションを受けてくださっているクライアントさんに、ちょこっと河北の印象を聞いてみました。
①短い期間で人間は変わらない
私自身もずっとコーチング(対話セッション)を受け続けています。
ここ2年ほどはずっと長期で。
それ以前は単発や短期のものも、何度か受けてきました。
私自身のクライアント経験から、
短期間で人間は変わらない
ということを身をもって痛感しています。
人間はいろいろと複雑なのです。
今まで長く悩んできたこと、
ずっと解決できなかったことは
簡単に解決させることができない。
もちろん簡単に人生の軸が作れたりもしない。
たとえば私の場合、
・保育士を続けるか否か
・自分を犠牲にする癖の解消
・幸せになるのが怖いけれど幸せになりたい
・フリーランスになるまでの道のり
ざっとですが、このあたりは短期ではむずかしかった。
人生の分岐になりそうな悩みや
ずっと自分が背負い続けている悩み
といったところかな?
②ひとりにさせたくない
ラブソングの歌詞のようだな…
とにかく、あなたをひとりにはさせたくないのです。
私はいつも「幸せに生きようね」ということをお伝えしているのですが、その過程には、ずっと心に溜め込んでいた本音と対峙するタイミングがきます。
それと向き合うことは、時にとても苦しい気持ちになったり辛くなったりします。
単発でのセッションでこういった深いところに触れてしまうと、深いところにあった傷がむき出しになったまま、どう対処していいかわからなくなる時があります。(ここからどう考えたらいいのかわからなくなる)
私はこの段階が吐きそうなほど苦しくて。
「コーチングなんてくそくらえだー!」
「対話なんてだいっきらいだーーー!」
と、毎日ワンワン泣いていました。
いま思えば、
自分の悩みを軽く見積りすぎてたのだけど。
「私の悩みの解決にはそれなりに時間がかかる…本腰入れた方がいい…」ということがわかり、長期のセッションを受けるようになりました。
長期のなにが良かったかというと、
一人にならないこと。
いつでも見放さずに手を繋いでいてくれる人がいること。
どんなにしんどくても
どんなに苦しくても
気持ちがドン底に落ちてしまっても
私の人生を
私が幸せにることを
私以上に願ってくれる人がいること。
絶対的な味方がいるのです。
私は、ひとりぼっちがどれだけ心細いか知ってる。
どれだけ苦しいか知ってる。
だからあなたのことは、
ぜったい一人にはさせたくないのです。
③悩みをそのままにしておかないため
私たちには生きてるだけで
悩み事がドントコ湧いてくるじゃないですか。
上司のあーだこーだとか、
家族のあれこれとか、
仕事がどうたらこうたらとか。
そのひとつずつの悩みを処理するだけで
毎日ヘトヘトになっちゃいますよね..。
ほいで、毎日ヘトヘトだと
どんなことが起こるのかというと…
「本当は重要だけど緊急度の低い悩みをあとまわしにする」という事態が発生するのです(やめて!)
本当は重要だけど緊急度の低い悩みってこんな感じ↓
”人生ってなんだっけ”
”本当の幸せってなんだっけ”
”本当はどうしたいんだっけ”
頭に浮かんだことはあるけれど、
少し考えただけでは答えがでなさそうな問題ですよね...
日常に湧く悩みを解決させることに
私たちの体力は奪われてしまっているので、
少し考えただけでは答えが出ない問題は
どんどん頭のかたすみ追いやられてしまう。
私たちは忙しいので腰をすえて考える時間もなくて、気づけば簡単に5年や10年がたってしまうこともザラにあるのだと…
たとえば私であれば、
”いつまでも報われないぞ?”と感じていたけれど
その場しのぎの対処だけで10年以上を過ごしてきたし
”保育士続けていても幸せになれないかも?”と悩みながら
自分をごまかし続けてあっという間にアラサーになってしまった。
こういう悩みって、いつも頭にふよふよ浮かんでいてウェイトも占めてくるから重要そうではあるんだけど、なんか解決までに時間がかかりそうじゃないですか。なんかすぐに答え出なさそうだし。
だから日常のあれこれでごまかして
考えることを放棄してしまっていたように思います。
だけど長期でセッションを受けるとなると、いやでも定期的に考えなきゃならなくなる。その時間だけは本当は重要な悩みについて腰を据えて考える時間ができるのです!
*
少し話はとぶのだけど・・・
(ちゃんと回収します)
私ね、趣味でピアノをしていてずっとレッスンに通っています。ピアノってレッスンに行くと次のレッスンまでの課題が出されるんです。
だけど一人になるとなかなか練習できない。
「今日は疲れた」「明日でいいや」などと、ありとあらゆる理由をつけてなかなか練習ができません。
レッスンに行くと「いやあ、ちょっと忙しくてあんまり練習できませんでした(モニョモニョ)」となっちゃうのがいつものオチ。
当然、先生にたいして申し訳なくなったり後ろめたくなったりして。
それを同じ教室のギターの先生に相談したのね。
「なかなか練習に身が入らなくて…毎度のことだからピアノの先生もきっと嫌になっちゃいますよね」と。
すると返事は意外なもので。
「僕はピアノの先生じゃないから本当のところはわからない。だけど僕も同じ講師として言えることは、河北さんがレッスンに来ることがなによりも大事。
レッスンに来なかったらピアノ自体をさわることがなくなるやろ?月に1回でもいい。ココに来ることでピアノをさわるやろ?
それだけで、なにもしないよりは少しずつ上達しているから。それでいいんやと思うで」
うわああああ、なるほど。
それからは「すんません!今日もあんまり練習してません!」と言いながらレッスン受けてました。(あかんのよ)
さっきの話とおなじなんですよね。
レッスンに通うことでピアノをさわる時間がとれる。
長期セッションを受けることで、いやでも考える時間がとれる。
それが大事!
河北はピアノ!
定期的にレッスンに来て!
その時間だけはピアノを触ろう!(その時間だけは本質的な悩みについて話そう!)
もちろんね、”その時間だけ”には絶対ならない。
ピアノの話で言うと、
「レッスンにさえ来ればいい」と言われていても
やっぱり生活の中にピアノはありました。
「ああ、今日も練習してないな」
「明日はレッスンだな」
「練習中のあの曲YouTubeで聴いておくか」
といったふうに。
直接レッスンに行っていない日でも
考えちゃうもの。
長期でセッションを受けると、そんな感じになる。
日々の生活を過ごす中で、
「河北あんなこと言ってたな」とか
「河北と話したときこう思ったんだよな」などと
思い出したくなくてもふと思うことが出てくると思う。
それに伴って、
「本当の幸せって今の仕事で叶うのかな」
「私の人生って今の生活のままでいいのかな」
「私ってこんな時に幸せを感じるな」
といった感じで、日常の中にそういったことを考える時間ができてくる。
そういう日々が積み重なって、
「私の幸せってコレ!」
「こんなふうに生きたい!」
ということが定まってくる。
10年経っても解決できなかった悩み、
5年経っても考え続けて前に進めていないこと、
ここらでいっちょ解決させときましょうぜ!
ということです。
まとめ
ということで、
①短い期間で人間は変わらない
②ひとりにはさせたくない
③悩みをそのままにしておかないため
の3つの理由から
長期にさせていただいております〜!
*
いつか何かの折に、私があなたのお力になれたら嬉しいです。お話できる日を楽しみにしていますね。
私が考えていること、感じていること、経験してきたこと、乗り越えてきたことなどは、ありのままこのnoteに記しています。YouTubeでの音声配信もちょこちょこやっています。
「こいつに話を聞いてもらいたい!」と思ったとき、ぜひご連絡いただけると嬉しいです。
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