クローゼットの奥からノートを引っぱり出してきた
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クローゼットの奥から
ノートを引っぱり出してきた。
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今や私の武器(?)になっているのでは、と思っているのだけど、私は対話を使って起業しようと思い立ち、ファーストキャッシュを得るまでに2年かかっている。はじめて発信からクライアントさんができた。
2年前の私がこの事実を知っていたら挑戦しなかったと思う。2年なんて長すぎる。そんなに待てない。
保育士として働くことが苦しすぎた私は「会社員よりしんどいことなんてこの世にはないだろう」「私には余裕だわ、ガッハッハ〜〜」と、起業の道へ歩きはじめた。
保育士というビジネスとかけ離れた世界にいたことが功を奏したのかもしれない。これから自分に起こり得る大変さをまったく想像できていなかった、だからこそ挑戦ができた。
たしかに会社員よりしんどいことは起こらなかった。だけど会社員では味わわない、猛烈な孤独、先が見えない不安と24時間ベッタリくっついて過ごすことに。
わかっているのにできない虚しさ。成功している人を妬む気持ち。乗り越え方がわからない苦しさ。
起業は「わかる」と「できる」に雲泥の差があると思う。少なくとも、私が31年間生きてきて出会ったことの中で、いちばん差が大きいものだった。
しかも自分がサービスにしようと思ったものが「対話」という形のないもので、価値を伝えることが難しい。
先日、セールスのプロに「コーチングを売ることが一番難しい」と教えてもらった。そんでもって私は、発信からお客さんと出会うというドチャクソハードなやり方を選んだ。
本当に「思ったようにできないこと」ばかりである。
いま思えば、やったことがないのだから、できないなんてあたりまえだった。
だけど私は、できないことと出くわすたびに「私は自分の力を過信しすぎていたのだ」と自分を責めた。「私には余裕だわ」と思っていた気持ちは、どんどんしぼんでいった。
できないたびに、挫けるたびに、それらは「失敗体験」として積み重なる。月日が経つごとに自分を信じる気持ちはうすれていき「私にはできないんじゃないか」という気持ちでいっぱいになった。
とにかく、とにかく苦しかった。
今になって思う。
私は”必要のない”遠回りをしすぎていた。
その大きな理由の1つに、悩む事項が多すぎたことが挙げられると思う。私は悩み事を作るのがうますぎる。ここまでくると自分にあっぱれである。
ありとあらゆることに悩んでしまい、それらが足枷となったのだ。
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数ヶ月前、自分がたどってきた道のり記事にして残していこうと思い立った。「いつか同じ道を歩む人が必要のない遠回りをしませんように」と、マガジンを作り投稿をはじめた。
ただ、書いてもなんかしっくりこない感覚で。
その理由が、今回ノートを引っ張り出してきてわかった。
私がマガジンに書き記していたことは、とてもふわっと抽象的なのだ。
私が当時持っていた悩みは、漠然とした中にたくさんの「具体的なもの」があった。それらに頭の容量を食われ続けていた感覚がある。
それなのに、その具体的な悩み達をまんまと置き去りにして、ぐーんと抽象的にして書いてしまっていた。
クローゼットから引っぱり出したノートには、当時のぐちゃぐちゃな気持ちが荒く書き殴ってあって。ありとあらゆる「具体的な悩み」が書かれていた。
きっと、私が悩んでいたことと同じように悩んでいる人がいると思った。もしかすると今ではなくても、時間が進むにつれてそ同じ悩みに当たることもあるんじゃないかと思う。
それらの悩みを「今ならこうする」「今ならこう考える」と、今の私の視点で伝えられることがある。
当時の葛藤を覚えているうちにそれらを残していきたい。それが、私にできることではないか、と。
きっと膨大な量になるであろう。
だけど、
1つずつがんばって更新していくぞ、の気持ち。
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ラジオの方がサクッと投稿できるので、noteに先駆けて話していくことになると思う。この機会に遊びにきてくださいませませ!
ちなみにラジオめちゃくちゃ便利でさ。耳にイヤフォンだけ入れておけばOKなので、私も家事や移動のおともによく聞いてます。バックグラウンド再生もできるし倍速で再生もできてよきですぞ
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