保育士の私がキャリア迷子になって最初にしたこと
保育士をやめた私は、キャリア迷子になった。
ずっと保育士として生きてきた。これからも保育士をすることが私の人生だと思ってた。他にやりたいことなんて、何も思い浮かばない。
でももう、保育士としては生きていけない。
保育士しかできない自分、保育士しかできないと思っている自分、でももう保育士はしたくない自分。そして、まだ保育士を続けたいと思っているかもしれない自分。
一人では答えが出せなかった。毎日、毎時間変わる気持ちと、どう向き合えばいいのかわからなかった。
そんなこんなで私はコーチングを受けることに。当時は今思い出しても泣けちゃうくらい、本当に本当にボロボロだった。
「もう働きたくないんです」
「保育士をしている自分も、子どもも、何もかも嫌いなんです」
「これからどうすればいいのかわからないんです」
ーーー
これからどうしていけばよいのか
というか、
自分が何をどうしたいのか
ーーー
それらが全くわからなかった。
できれば働きたくない、
でも
働かなきゃ生きていけない
そんな、「口にするのは良くないんじゃないか」と躊躇ってしまうような心の内を、泥を吐くようにコーチに話し続けた。そのたびに泣きじゃくった。
理想の生活
そんな、お先真っ暗な私が最初にしたこと。
それは、わがままなくらい理想の生活を描くことだった。
やりたいことはわからなかったけど、理想の生活ならあった。
あげだしたらキリがない。
でも、叶うのならそういう生活がしたい。
「わがままかな」と心のどこかで感じていたけれど、それを叶えることが不可能だとは思わなかった。
当時のコーチが理想の生活を手に入れる過程を見せ続けてくれていたこと、今のコーチがそれを横で体現し続けていることが、私をそう思わせてくれた。
私もやらないと一生後悔すると思った。「あの時やっておけばよかった」と、思い続けるだろうと。
少しずつ、あの時描いた理想の働き方、人生というやつを手にすることができてきている。
理想はいくら描いてもいいし、妥協しなくていい。そしてそれは自分次第で手に入れられるということが、経験を持って確信になってきた。
わがままなくらい理想の生活を描くこと
これが、理想の生活への駒を進めるための、はじめの一歩だった。
どんな仕事がいいか……どんな職場なら自分に合っているか……ということを考えるのではなく、理想の生活を描くこと。
これが功を奏した。
「どう生きていきたいか、どんな生活が理想か」ということを、わがままなくらい描いて、それを願っている自分を知っておくこと。
そこから逆算してこれから進む道を組み立てていく。どうすれば手にできるかと。
ただ、それらを一人で描くことは難しくて。私も一人では到底無理だった。
考えている時はワクワクするけれど、「こんなの無理っしょw」「夢物語すぎない?」とすぐ現実に引き戻されてしまう。
そして向かう先はいつも一緒。
「やっぱり保育士をするしかないのだろうか」
何百回も思った。どうせ保育士しかできないんだ、って。どうせ、どうせ、って思った。保育士という進路選択をした高校時代の自分を責めたこともある。
だから一人で考えないでほしいのです。いとも簡単に、現実に引き戻されてしまうから。せっかく描きかけた理想を”ぐしゃぐしゃポイ”にしてほしくないのです。
私は「これからどうすればいいかわからない」とご相談をいただくたび「どんな人生にしたいの?どんな生活が理想なの?」と、まずは繰り返したっぷり聞かせていただいています。
月並みな表現になるけれど、私は、私と関わることになった人には幸せに生きていってほしいと切に願ってる。なるべきだと思ってるから。
私は自分の人生も、関わってくれた人の人生も、燻ったままで終わらせたくありません。そんなの悔しい。本気で考えたい。掴みたい。叶えたい。
そう思ってます。
まずは、わがままなくらい理想を描いてみてください。「こんなの無理よね…」と思わないで。描くくらい自由なのだから!!
それくらいさせてくれよな。今日までがんばってきたんだから。
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