「会社員なら理不尽に耐えるのはあたりまえ」と上司に言われ起業しました。
やっぱり私に会社員は無理なんだ
頭に終了のゴングが鳴ったのは
4ヶ月前の12月のこと。
ぽかぽかと暖かい日差しがさす
土曜日の午後でした。
ずっと、うまくいかなかった
ずっと、ずっと、うまくいかなかったんです。
組織での生活、保育士としての自分。
そんな自分に「社会不適合者」と名前をつけたこともありました。
だからフリーランスを目指しはじめたんです。
心地よく働ける環境を探し求めてたどり着いた働き方でした。
だけど、フリーランス(起業)もうまくいかなかった。
私よりもあとに起業した人が
一人、また一人と成功していくたび
情けない気持ちでいっぱいになっていきました。
「何かを変えないといけない」
生活もグラグラだし
起業もちょっと疲れちゃったし。
一度生活を立て直さないといけないかもな…
そんなタイミングがきて、
いちど、会社員に戻ることにしました。
会社員の”普通”ってなんだっけ?
フリーランスともフリーターとも言える
ふらふらした期間が長かった私。
会社員に戻ってからは「会社員としての普通」を推し量ることに必死でした。
「会社員としての普通ってなんだっけ?」
「これくらいのことは飲み込むのが普通?」
すべての物事を「普通はどうするか?」ということを基準に考えるようになりました。
多少の理不尽も、我慢するのが普通だろう。
そう思ってがむしゃらに働きました。
気づくと「理不尽じゃないか?」ということが
数えきれないほど自分に降りかかっていました。
私が悪かったのかもしれません。
多少の理不尽も「これくらいは普通だろう」と
飲み込み続けてしまったから。
会社都合による往復130キロの通勤
終わることないタスク
キャパを超えた業務
聞いていた話と違う
幾度となく破られる約束
打ち砕かれる希望
なんだかよくわからなくなっていきました。
上司には「ちょっとキャパオーバーかもです…」って、相談してたんですけどね。あんまり伝わってなかったみたいです。
いよいよ体も心も限界に達したとき、あらためて上司に相談したんです。
上司からの返事は、
「会社員ならこれくらいの理不尽に耐えるのはあたりまえです。仕事なのだから。これから河北さんと一緒に働くにあたり、あなたが理不尽に耐えられるか心配です」
頭の中でブチッとなにかが切れました。
「意味わかんね、、」と思いました。
ぶちギレてしまいそうでした。もちろんそんな勇気はなかったけれど。
なんだか笑えてもきました。
「これが会社員の普通なら、私は耐えられない」
上司の言葉がキッカケで
上司からの言葉が決め手となり、私は会社を辞め、起業にもう一度挑戦することとなりました。
あのまま身を粉にして働いていたら
今ごろどんな人生になっていただろう、と
ふと思うことがあります。
上司の言葉は私を突き動かしてくれた
ありがたい言葉でした。
会社員として働いていると
どうしてもコントロールできないこととか
納得できないこととか、、、
いろんなことが起こると思うんです。
そんなこと百も承知なわけで。
だけど、
身も心もボロボロになるまで働くこと、
それが普通だとはどうしても思えない。
*
この記事ね、
無理して働かなくてもいいし
健やかに生きていける方法はあるよ
ということを伝えたくて
書きはじめたんですけど、
まだまだ腹の虫は治まっていなくて
上手に書ききれそうにありません。
でも、ここまで書いたので投稿しようと思います。
乱雑な記事になってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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