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ボロボロ保育士だった私がコーチングを受けてよかったことは「人生を諦めずに済んだこと」




3年前の私は、これからの人生に
大絶望をしていました。

・保育士やめてキャリア迷子
・地に足のつかない自分が後ろめたく、家族や友人と会うことが億劫になる
働くことが怖くてたまらない
自分がなにをしたいのかわからない
・とりあえずなにかしなきゃと自己分析に明け暮れる
・しかし焦るばかりで迷宮入り
・心をころして保育士に復帰するしかないと腹を括り、就職活動を開始
・しかし保育士に復帰しても苦しいことは目に見えている
・生涯仕事に悩まされる日々で、苦しい状況が死ぬまで続くのかと大絶望
・藁にもすがる思いでコーチングを受けるも「あなたのメンタル状態ではコーチングは機能しない」と言われ人生諦め


買い出しに出たスーパーの駐車場で、「もう私は一生幸せになれないんだ」と急に絶望感に襲われ涙が溢れて止まらなくなり、わんわん泣きました。



今の私は、

・自分の生き方が明確になって
・これがやりたい!と思える仕事に出会えて
・毎日の仕事がたのしくて
・月曜日が辛くなくて
・家から一歩も出ずに働けて

・おかげさまで6キロ太って

なによりも…

大尊敬できるクライアントさんがいて。


3年前と比べると、ずいぶん遠くまできたなあ、とふと振り返ってじんわりしていました。


ーーーー



「コーチングを受けたことで河北さんにどんな変化がありましたか?」というご質問をいただいたんですよね。



本当に上に書いた変化はすべて、コーチングを通して、というか、信頼できるコーチとの関わりを通して得られたものだと思っています。



私はコーチングを受けて一番よかったこと、と聞かれたらいつも「自分の人生を諦めずに済んだこと」と答えています。




人生をかえてくれた2人のコーチ



私には恩師とも言える、お世話になったコーチが2人います。



私は2人のコーチがいなければ、完全に自分の人生を棒に振っていたと思います。「来世に期待」ということで、簡単に自分の人生をなかったことにしていたと思います。





3年前の私は、今ふりかえってもボロボロでした。スーパーで泣いた日から1ヶ月たった頃から、しっかりと腰を据えてコーチングをうけはじめたのですが、当初はほぼ毎回のセッションで泣いていて。


当時の私は、巷にあふれた「幸せ」という言葉や「ありのままでいいよ」という言葉の意味が本当にわからなくて、「なんなん、その綺麗事。意味わからん」と、心の中で舌打ちばかりしていたように思います。



”なぜみんなそんな綺麗な言葉ばかり並べられるのだろう”
”それをなんのためらいなく口にできるのだろう”


怒りとも悲しみとも悔しさともとれる、訳のわからない感情でいっぱい。どこから人生をやり直せば私は幸せに生き直せるのだろう、と本気で思っていました。


でも対話の力っちゅうもんは本当にすごくて。信頼できるコーチとのセッションを重ねるうちに、みるみるうちに元気になっていきました。


コーチがあの時私にしてくれていたのは、コーチングよりもカウンセリングに近い対話だったと思います。



まずはベコベコのメンタルをフラットに戻す。そこまでの過程にじっくり付き合ってもらったように思います。



メンタルが回復してきて最初に実行に移したのが「保育士に復帰すること」でした。


コーチングを受ける前の私は、保育士として、保育士である自分にも、一緒に働く先生にも、そして子どもたちにも、おぞましい感情を抱いていました。


しかしまた、保育士をやってみたくなったんです。



自分が、自分の意思で保育士に復帰しようと思えたことが不思議で不思議でたまらなくて。


また保育士を楽しいと思えるだなんて、子どもと笑って接することができるだなんて、天と地がひっくり返ってもないことだと思っていましたから。



ーーー


そして、保育士に復帰したと同時期に、私はフリーランス、起業に挑戦することになります。私も心から救われた対話でまた、誰かの力になりたいと思ったんです。



そこから私は別のコーチの元でお世話になることになります。



起業に挑戦する前はよかったんです。「わたしにもできるだろう」という根拠のない自信があって。



私は、「私もやりたいと思うスタイルで」コーチングをされていたコーチからセッションを買っていました。
(集客方法やクライアントさんとの関係性、単価など)



だから、クライアントになる人が、どんな心理でどんな思いで、どんな検索をして、コーチにたどり着くのか。どんな状況にいて、どれくらいの深さの悩みを抱えているのか。自分の商品である単価感のコーチングを買うのにどれくらいの動機が必要か。


それらを理解しているつもりでした。




「こうすれば、こうなって、クライアントと出会えるのだろう」「これがこうなって、ああなって、買ってもらえるのだろう」という大筋は、はじめからわかっていると思っていたんです。



でも、私が同じようにできることなんて、なにひとつありませんでした。



実際に挑戦することで、はじめて「わかる」と「できる」には、雲泥の差があることを知ったのです。



お世話になっていたコーチが、クライアントと出会うまでにどれほどの努力をしてきたのか、どんな思いで闘ってきたのか、どれだけ涙を流したのかが、ほんの少しですがわかった気がしました。



発信をしてみるも継続ができなくて投げ出し、1歩進めば出てくる悩みにぶつかるたびに動けなくなって…



挑戦する前の意気揚々としていた自分はどこに行ったのかと思うくらい、起業に対する温度は冷めていきました。一時は正社員として、完全に社会復帰もしました。


信じてくれる人がいる強さ



紆余曲折あったのち、私が自分の力でお金を稼ぐことができたのは、コーチになりたいを決めてから2年後でした。


もちろんこの2年の間に「起業すること」を諦めたタイミングなんて数えきれないほどありました。



私は自分が挫折しすぎていて、というか挫折するほどの行動もできなくて、「自分は本当にやっていけるのか」という自信はみるみるうちになくなっていて。



私は私のことを何度も諦めていました。しかし、私が起業することを、コーチになることを諦めていなかった人がいます。


それが自分のコーチでした。



こんなに挫折しまくっている私を、挫折するまでの行動もできていない私を信じてくれていることが、私は信じられなくて。


実際にコーチに「私が起業することをまだ諦めていないんですか」「私がコーチになれるとまだ信じてるのですか」と何度か確認をしたことがあります。


「あおいちゃんはいつもそれを聞くけど、その質問をする意味がわからないよ」と返されていました。「いや、あんた起業するんでしょ?」と平然と返されていて。笑


私にとって「起業」は、ただ働き方を変えるとかそういうんじゃなくて。幸せに生きるための手段でした。「どんな人生を歩みたいか」「どうやって生きたいか」を考えたとき、起業することは必須だったから。


起業することは、自分の人生を諦めないことと同義。



私よりも私の未来を信じてくれている人がいる。
私の人生を諦めていない人がいる。




「コーチングってすごいんだな」というよりも、2人のコーチの存在から受け取ったものが、あまりにもすごくて。



自分の幸せを信じ続けていて願い続けてくれている存在がいること、これはおそろしいほどのパワーをもたらすのだと実感しています。



上にも書きましたが、私は2人のコーチがいなければ、完全に自分の人生を棒に振っていたと思います。「来世に期待」ということで、簡単になかったことにしていたと思います。



クライアントである私のことを、私自身よりも幸せになることを信じてくれていたコーチがいたからこそ、今の私はいます。



コーチングを受けて一番よかったことは、自分の人生を諦めずに済んだこと。これは今後も変わらないと思っています。



ーーー



私は信じることの強さを知っているコーチです。(なんかの歌詞で聞いた言葉だな)


だから私は自分のクライアントのことをゴリゴリに信じきっています。


「あなたがあなたのことを諦めそうになっても、私だけは絶対に諦めないぜ」と思っています。本気で。


前に進むためには自分と向き合わなければならないタイミングが必ずきます。決して綺麗な気持ちだけで、前向きな気持ちだけで、物事を進められるわけではありません。


でも私のクライアントさんたちは、そこから逃げずに向き合っている。逃げたくなるような悩みも、目を背けたくなるような時も、絶対あるはずだけど、覚悟をきめて向き合っている。


この人たちなら絶対に大丈夫だ、と本気で思える。本当にすばらしく素敵な人たちです。



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◾️河北あおい

元保育士のフリーランスコーチ。働き方やセカンドキャリア、フリーランス1歩目のサポートをしています。保育士として人生捧げる→働きすぎて限界→キャリア迷子→裸足のままフリーランスへ。

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